里山歩き「笹目倉山・鶏鳴山」
- GPS
- 06:09
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 983m
- 下り
- 924m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡はしっかりしているが、急斜面多数なので注意が必要 |
その他周辺情報 | 駐車場にはトイレあり |
写真
感想
先週は台風の影響で小来川部落周辺の山歩きが出来なかったので、リベンジとして違うルートでの山登りを決行した。
今回の目的は栃木100名山2座を制覇すること。地味な山2座だ!おそらく栃木100名山を登っている人しか登らない山だろう。
小来川の学校跡地が日光市によって公衆トイレが整備され、車が30台くらいは停められるだろうと思われる、広い敷地がある場所が今回のベースとなった。
駐車場を出発して部落の一番奥まで車道を歩いて行くと、民家のすぐ脇に取りつきがあった。登りはじめは草がうっそうとして雨しずくによって足元が濡れる場面もあったが、登るにつれしっかりとした踏み跡がある登山道に変わってきた。取りつきから笹目倉山の山頂までは、基本的に稜線歩きなので道に迷うことはない。深い森のせいか登山道からは、周囲の展望は無く視界は悪い。しかも標高が上がるにつれガスが出てきて、周囲の風景など見渡せる事などできるわけはなかった。しばらく登りが続き、笹目倉山山頂に着くとそこには神社があった。ちょうど神社の裏側から登ってきたので参道は、真逆なのだろう。
少しの休憩を取り、相方はこの先の工程は無理だと判断し、引き返す。自分は一人になり次の目的地、鶏鳴山を目指す事とする。笹目倉山の山頂からは一気に150m位急斜面を降下する。踏み跡はしっかりしている。稜線を歩いていると迷う事などほとんど無かったが、登り返して標高が上がって来ると岩場が多くなり、道を迷いやすい環境となってきた。案の定、GPSを持っていなければ、とんでもない方向まで行っていただろう。そんな中、鶏鳴山に到着すると、期待を裏切り展望は見る事ができなかった。ま、仕方がないのでここで昼食を取る事にした。ここは南岳、北岳に向かえば景色が望めるのではないかと、期待を込めて再出発した。北岳には祠が建ち並び異様な風景だったが、期待していた展望は無かった。山と高原地図には日光連山を望むと記載があったが、どこそれ?と思えるほど木々が周囲を覆っていた。
北岳からの下山道は、どこを下山するのかなど道しるべは無く、適当に降下していく事になった。ここでGPSがあって良かったと思える出来事は、思っていた尾根筋を下山するのではなく、1本隣の尾根筋を下山するのが正解だったのが分かった事だ。道間違えを修正して、急な斜面を下って行くと、右からも左からも沢の音が聞こえてきた。この沢の合流している地点が不明瞭な山道と明確な林道との境であり、あとは林道沿いに下山して行くだけなのでホッとした。林道を下って行くと伐採された広々とした敷地に出てきた。ここは以外にも景色が良く落ち着ける場所だった。その先も林道沿いに歩いて行くと前方に畑が見えてきて軽トラが停まっていた。この林道にはフェンスが立ちはだかっていて、南京錠がかかっていた。裏側の看板をよく見ると、進入禁止と記載があり、困ってしまった。とは言っても反対側から来たのでそんな事知るよしもなく、他の道を探すほかない。仕方がないので左手に回り込み、フェンス沿いに藪の中を突き進んでいくと、小道に出た。その小道を下り、森を抜けると民家の敷地内に出てしまい、恐る恐るそこを通過して、県道沿いの公民館向かいにある駐車スペースまで迎えに来て待機していた相方と合流して、今回の山歩きは終了となった。
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