甲武信ヶ岳 染まり始めた紅葉と千曲川源流
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- GPS
- 07:41
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,368m
- 下り
- 1,347m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:39
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
50台:無料 駐車場は舗装されて、広くて安全です。 ただ駐車場手前は未舗装路なので、運転に要注意。 台風や大雨の影響か、トイレはこの日故障で利用できませんでした。 https://www.yamakei-online.com/trailhead/detail.php?id=1036 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「毛木平 〜 信濃川水源地標」 全体的にゆるやかな登山道が続く。 台風19号、前日の大雨の影響で浸水箇所多数、土砂崩れも。 足元がだいぶ不安定なので、通常よりCT×1.2〜1.3掛かると思います。 苔むした世界と色づいた紅葉、千曲川源流と見所満載。 「信濃川水源地標 〜 甲武信ヶ岳」 信濃川水源地標から傾斜がキツくなるが、山頂まで僅か。 登山道もそれ程荒れてない印象。 「甲武信ヶ岳 〜 大山」 三宝山までは比較的歩きやすい登山道。 その先は非常に歩きにくい道が続く。 木根のむき出し多数、滑りやすい岩の影響でペースが上がらない。 降雨後は歩きたくない典型的な登山道でした。 武信白岩山から大山付近がこのコースの核心部かと思う。 鎖場やハシゴが設置されてるが、気を抜けない要注意区間。 「大山 〜 毛木平」 大山前後は難しい岩場の連続。 鎖があるので慎重に進むのが重要。 十文字峠からは歩きやすい登山道が続く。 沢まで降りてくると、落葉に隠れた石などの影響で歩きにくい。 台風で荒れてる影響か、慎重にルーファイしないとすぐに登山道から外れてしまう。 2、3回ほど渡渉するが、増水してて難易度が高い。 最後の渡渉ポイントはギリギリ登山靴を履いて渡れる状態。 その後も登山道が冠水してる場所や、大きく刳れた穴もあり最後まで気が抜けない。 |
写真
北側方面から反時計回りに紹介します。
間違ってたらごめんなさい。
一番右のピークは浅間山(2,568m)
少し左には黒斑山(2,404m)
四阿山(2,354m)
根子岳(2,207m)
中央左側には妙高山・火打山がある頸城山塊も見れます。
一番左のピークは高妻山(2,353m)
パッと見でヤバい雰囲気が漂う。
雨でツルツルなので、そのままスルー。
直下に標識があったが、武信白岩岳はテープで隠されてます。
取り付く場所に大きく×マークも。
登ってはいけない山かな?
装備
個人装備 |
ザック:MILLET KHUMBU35ℓ
登山靴:LOWA TICAM II GT
ドライレイヤー:MILLET ドライナミック メッシュ
ベースレイヤー:Smartwool Merino 150 Baselayer Pattern
ミッドレイヤー:Haglofs LIZARD II JACKET
ボトム:Haglofs LIZARD II PANT
インナーソックス:Injinji ライナークルー
ソックス:FITS ミディアムハイカークルー
インナーグローブ:Foxfire サーモコアフリースグラブ
アームカバー:C3fit インスピレーションアームスリーブ
サングラス:SWANS Airless Wave
時計:CASIO カシオ PROTREK プロトレック 「Color Display Series」
カメラ:Canon EOS80D
NDフィルター:Kenko NDフィルター PRO1D ND16
三脚:Velbon UT-43
リモートスイッチ:Canon RC-6
レンズ:TAMRON SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
ショルダーストラップ:COTTON CARRIER STRAP SHOT EV1
携帯:Apple iPhone XR
モバイルバッテリー:Anker PowerCore 10000mAh
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感想
ずっと訪れて見たかった甲武信ヶ岳。
千曲川源流の状況を確認したくて、毛木平よりスタート。
登山口から少し進んだ登山道は、荒れた印象。
初めてきたコースなので比較できないが、明らかに台風か大雨の影響と思う状態。
雨で浸食されたのか、刳れた穴があったり冠水した登山道。
数カ所で土砂崩れの痕跡があり、思いの外進むのに時間がかかった。
千曲川源流部は水量が多く、流された樹々が川を遮ってた。
場所によっては登山道を浸食しており、通行に支障がある区間も。
源流から離れた場所は比較的穏やかで、台風の影響も少ない感じでした。
源流付近で危険な場所は、巻道が用意されてたが歩き難いので注意が必要。
それでも苔むした世界に、源流へ流れ込むせせらぎや、色艶やかな紅葉が癒してくれました。
千曲川・信濃川水源地標までは緩やかな登山道。
そこから山頂までは、やや傾斜がキツくなるが距離が短いので問題ないと思う。
山頂からは富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、頸城山塊まで見渡せる展望が素晴らしかった。
この日はあいにくの曇り空だったが、遠くまで見えました。
空気が澄んだ晴天時に、またチャレンジしたいと思う。
三宝山・大山・十文字峠経由の周回ルートだったが、こちらが思った以上に歩き難く苦労しました。
むき出しの木の根が多数、そして滑り易い岩場。
降雨後は特に滑り易いので要注意。
大山前後は傾斜がある岩場で、こちらも非常に滑り易い。
歩き難く地味な林道歩きは我慢が必要かと思いました。
十文字峠からの下りは、唯一歩き易い区間。
しかし沢まで降りるとこれまた問題!!
台風19号と前日の大雨。
沢の水量はかなり多く、難しい渡渉ポイントが2箇所あり。
しかも荒れてて不明瞭なので、慎重にルーファイが必要。
ドボンしそうな岩飛びで攻略するか、素直に登山靴を脱ぐか。
今回はギリギリ登山靴で行けたが、かなり難易度が高かった。
日本一長い信濃川、千曲川。
新潟県域では信濃川と呼ばれ、長野県に溯ると千曲川と呼ばれる。
信濃川と呼ばれてる区間は153km。
千曲川と呼ばれてる区間は214km。
合計367km、流域面積: 11,900 km?。
千曲川源流部でもかなりの水量だったので、下流域が氾濫するのも理解できる。
源流部は水量こそ多いが、景観は素晴らしかった。
ただ下流で起きた災害に、想いを馳せること複雑な心境に…
今回の水害によって被災した方々に、一刻も早く復興してもらい、以前と変わらぬ平穏な日々を送れるよう祈ります。
最後にこの台風19号で、被災し亡くなられた方々に、ご冥福をお祈り致します。
とっても綺麗です✨
羨ましくて、私が同じルート登ったら倍はかかりそうです(笑)
ステキな甲武信ヶ岳、ありがとうございました😊
台風の爪痕、早く元通りになるといいですね。
お疲れ様でした!
grindelさん、こんにちは。
台風19号の爪痕が残ってますが、魅力的な山でした。
千曲川源流や苔むした世界、そして紅葉。
この時期ならではの楽しみ方を味わえました。
いい感じの撮影ポイントが一杯あるので、ついつい足が止まるのが難点ですね。
(;^_^A
コメントありがとうございました。
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