550 八ヶ岳(赤岳)県界尾根→真教寺尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,278m
- 下り
- 1,276m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 9:31
竜頭峰の時刻は、文三郎分岐の時刻。
天候 | 曇りのち快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
27日 県界尾根登山口15:55(車)→16:05大泉のみはらしの湯17:05(車)→17:25小淵沢駅 小淵沢17:58(211系6両)18:52甲府18:53(211系6両)19:47大月19:53(211系6両)20:21相模湖20:45(E231系10両)21:00高尾21:07(中央特快東京行き)・・・中央線暫定開通臨時ダイヤ最終日で、結構な混雑でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
県界尾根、真教寺尾根とも台風の影響はなし。 県界尾根の上部(鎖場より上)に若干の雪が有るが、アイゼン等は不要。 |
その他周辺情報 | 大泉 みはらしの湯 830円 露天、サウナ、水風呂有り。露天風呂からは茅が岳や甲斐駒が見えた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
カラビナ類
ハーネス
スリング
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感想
今年の夏、Aさんの師匠であるT氏に大キレットに連れて行ってもらった。そのときに、今度はT氏の自宅を起点に「赤岳に登ろう」とのお誘いを受け、今回の企画となった。
前日の土曜日は、南アルプス前衛の日当山に登り、ちょこっとサントリー白州工場に立ち寄る計画であったが、P様の忘れ物による集合遅れにより、急遽予定を変更。ずっと、サントリーに入り浸ることとした。
この日は、まだ中央本線が暫定開通で、特急が運転されていないこともあり、週末はいつも満員の見学コースもキャンセルが出まくったようで、飛び込みで我々も工場見学コース(有料1000円)に参加できた。
(見学コースは前日までの予約制。当日は入場受付でキャンセルがあれば参加出来る。)
場内は予約がなくても見ることの出来る博物館、レストラン、お土産コーナーがあり、まずはレストランで昼食。
ここも、通常の週末は予約で混雑しているはずが、ガラガラ。ウイスキーと美味しいご飯を戴く。kokudoはビーフシチュー、AさまとPさまはカレーを注文。ともに大満足の内容であった。
見学コースも充実しており、醸造所、蒸留所、熟成倉庫など、解説のお姉さんがついてとても楽しい。
そして、最後にお待ちかねの試飲。原酒を2種と白州をテイスティング・・・味オンチのkokudoには全く区別がつかない・・・が、美味い。
さらに、美味しいハイボールの作り方を習って終了。(もちろん美味しくいただきました!)
フワーンとした好い心持ちで、T氏宅へ。こちらも、アクアパッツァや野菜のてんぷらなど、ご馳走でもてなしていただき、kokudoは20時頃撃沈したのでした・・・
明けて日曜日。午前5時起床。T氏特製の昨日のアクアパッツァにご飯を投入しておじやに。これは美味い! まだ酔いが残っているkokudoの目もパッチリと覚める。
6時に出発して、10分弱で県界尾根登山口に到着。
近い!近すぎる・・・なんて羨ましい・・・
紅葉のなか、県界尾根を目指して、まずは川沿いに広めの道を進む。1時間弱で川から離れ、尾根に向かって急登をこなす。
小天狗を過ぎ、左手には下山に使う予定の真教寺尾根が見えてくる。今朝は曇り空で、尾根の上部は雲がかかっている。残念だなぁと思っていると、T氏の「これは晴れるよ」のお言葉。期待してさらに歩みを進める。
小天狗からはしばらくユルユルであったが、大天狗に差し掛かると再び勾配がきつくなり、大天狗から40分ほどで、いよいよ、岩場に差し掛かる。
始めは岩にかけられた細い鉄板に乗って右手にトラバース。そして、鎖につかまって直登していく。濡れている所もあって、少し滑る。
15分ほどで、一旦緩んで、再び梯子と鎖の続く急登をこなしていくと、岩の間に雪が着き始める。滑るような感じではないが、10月でも雪・・・さすが八ヶ岳である。
そうこうしているうちに、高度がぐんぐん上がり、始めは横岳。そして、天望荘に天狗岳。硫黄岳。さらに、赤岳の頂上小屋が見えて来た! いつの間にか雲が取れ、青い空が!
ようやく、赤岳頂上に着いたときには、快晴の空の下、富士山や南アルプスの大展望を楽しんだ。
さて、今度は下山である。真教寺尾根・・・県界尾根よりも急な岩場があると聞く。T氏は、「県界尾根ほど滑らないし、鎖もしっかりしているから大丈夫」とのこと。
まずは、竜頭峰を巻いてキレット・権現岳方面との分岐を目指す。風が強く、少し氷が張っていて、海老の尻尾のようになっている所も。
真教寺尾根分岐からは南面で雪は全くなくなったが、勾配は急である。でも確かに急だけど、そんなに高度感はない。鎖もしっかりしているし、何よりも手がかり足がかりが豊富。きちんと三点支持ができれば、鎖が必要なのは1、2箇所くらい。
岩場を過ぎても、しばらくは急な下りが続くが、それも鞍部まで。そこから先は、紅葉の中をのんびりと歩く道。でも長い・・・。
賽の河原で左に折れ、きれいに刈り払われた笹原の中を急降下する県界尾根道へのトラバースルートを進む。急な下りだが、笹の刈り払いもしっかりしていて歩きやすい。最後に大門沢を渡渉するとすぐに、県界尾根ルートに合流した。
ここまでくれば、もう登山口まではすぐである。車が見え、9時間半の赤岳日帰りは終了した。
帰りは、大泉の「みはらしの湯」で汗を流す。露天風呂は眺めがいいが、ちょっとぬるめ。サウナ併設の水風呂で足を冷やしてストレッチをしながらのんびりする。
小淵沢駅でT氏と別れ、東京組は、普通列車の旅が始まる。今日まで特急が走っていないので、何時もよりお客さん多めで、特に大月からは、立ち客も。
Tさん、Aさん、Pさん、一緒に行ってくれてありがとうございました。
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