白山(砂防新道〜御前峰〜観光新道)
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- GPS
- 30:55
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,812m
- 下り
- 1,807m
コースタイム
16日 3:30室堂-4:20御前峰4:50-5:20室堂(朝食)
7:50室堂-8:20千蛇ヶ池-8:35中宮道分岐-8:45大汝峰(途中撤退)-9:00血ノ池-9:20翠ヶ池-10:00御前峰10:30-11:00室堂(昼食)11:55-12:05黒ボコ岩-12:50殿ヶ池避難小屋-13:40別当坂分岐-14:35別当出合
天候 | 7/15 雨(午前中) 7/16 霧雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
市ノ瀬〜別当出合 バス片道400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(あれから梅雨明けで状況変わってるかもしれませんが) 室堂〜お池巡り周辺に残雪有り。アイゼンは無くても大丈夫ですが、悪天候時、視界不良時はルートを外れないよう注意が必要です。 展望歩道、トンビ岩コースも残雪で危ないので行かないように、スタッフさんがおっしゃってました。 別当分岐→別当出合に急な下り坂、滑落注意! 上りに使うと、のっけから心が折れそうです。 市ノ瀬ビジターセンターに登山届提出。 白峰温泉に入浴施設有り。私は「白山天望の湯」大人650円へ |
写真
感想
海の日の連休を使って白山に登ってきました。
出発前の天気予報では、何とか雨の合間をくぐり、ご来光も拝めるかなと画策しておりました。ところが着いた途端に雨が降り出し、二日目の昼まで雨、ガス、暴風にさいなまされ、カッパのお世話になることに…。結局最後まで白山御前峰のお姿を拝見することもできませんでした。
良かった点
“感動のお花畑”
なんと言ってもここの主役はお花たちに尽きるでしょう。一日目は雨で景色が見えない中、足元に咲く花たちに励まされました。雨、暑さ、体調、上り坂とひとつ間違えると苦行のような山行中、特に甚之助避難小屋から室堂まで、いろんな見た事の無いような花たちに次々と出会い、下を見ている間に到着してしまったって感じです。
室堂周辺では、クロユリが印象的でした。二日目の明るくなってから気付いたのですが、結構そこら中に普通に咲いているのが意外でした。また思っていたより、小柄でかわいい花でした。
そして、最も感動したのは、観光新道です。午後からは天気も良くなって、視界が広がった効果もあり、辺り一面に咲きほこるお花は圧巻でした。シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ(←実は両者の区別があまりついていない)ニッコウキスゲの黄色が特に目立っていました。
脇見運転や一旦停止が多くペースは上がりませんが、この季節特におススメのマイベストコースのひとつとなりました。
(写真中の花名などまったく自信ないのでお許しください)
反省点・課題
まだまだ経験が浅く、未熟者のわたしにとっては、反省材料や課題が沢山見つかった山行でもありました。
/臾音間の確保
自宅から遠い山域のため、深夜出発し車を走らせるので、どうしても睡眠不足に陥ります。テンションが上がっているので、眼は冴えているのですが、早朝の登りはいつもよりきつくペースが上がりませんでした。もっと余裕のある計画を立てる必要がありますね。
雨天の経験
スタートより雨のため、カッパ着用となりましたが、蒸し暑く多量の汗により換気機能が追い付かずシャツがびしょぬれになってしまいました。気温が高く事なきを得ましたが、これで冷えてしまうと…怖いですよね。
また栄養補給のタイミングがとれず(雨で止まったり、ザックを降ろすのが面倒くさい)早めにばててしまいました。いつも以上にペース配分や、早めの休憩など気を付けなければならない事を、思い知らされました。
また日頃より、雨歩きの練習もしておかなければ。
F豹
雪山はいままで未経験だったのですが、少し怖さを体験しました。
一部コース上残雪があり、またガスっていたので進む方向が不明瞭なところがありました。コンパスをとりだして方角を確かめたり、進行方向から歩いてくる人の影を見つけたりして何とかなりました。
特に雪山に入るにはもっと読図の精度をあげなくてはだめですね。
ぬ觜
今回天気は悪かったのですが、ご来光を期待して、早朝暗闇のなかを歩いてみました。さすがに一人では恐ろしく、同じ目的の登山者についていきましたが、白山のように整備された道でも思いもよらぬところで、道を外れてしまいました。
やはり基本夜間は行動は控えたほうが良いことを実感しました。
山や花の素晴らしさと、自分の未熟さがあぶりだされた山行となり、非常に思い出深い山となりそうです。一層精進して、今度は良い天気のときに白山のお姿を拝見したいなあと考えています。
コメント
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