海谷山塊 駒ヶ岳
- GPS
- 07:25
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,078m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:48
[ メモしていたコースタイム ]
三峡パーク________ 05:25
林道終点_________ 05:40
第1ハシゴ________ 06:20
第2ハシゴ________ 06:45
天狗の庭_________ 07:00
急登終了_________ 07:25 〜 07:35
ブナの泉_________ 07:50
駒ヶ岳__________ 08:15 〜 08:30
1945m峰_______ 09:05 〜 09:20
駒ヶ岳__________ 09:55 〜 10:20
ブナの泉_________ 10:40
急登終了_________ 10:45
天狗の庭_________ 11:05
第2ハシゴ________ 11:20
第1ハシゴ________ 11:40
林道終点_________ 12:00
三峡パーク________ 12:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道221号線は閉鎖中 根知川側から御前山へ上がる県道221号線は土砂崩れで閉鎖中です 車はダメでも歩きは出来るのかどうか分かりません (雨飾温泉への下山が早ければ、この県道を歩いて三峡パークに戻ってくる予定でした) 三峡パーク 駐車場もテント場も無料開放された状態になっています 夜になっても街灯が2本点いていて明るいですが、夜中には消灯されていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・駒ヶ岳への登山道 ものすごく急な径です。 急さ加減は、上高地の目の前の明神5峰西南稜よりずっと急です(但し、短いです)。 尾根が細いので、イメージでいえば、奥又白池へ登る中畠新道に似ています。 梯子は2ヵ所です。 他はトラロープが張り巡らされていて、良く整備された登山道です。 |
写真
感想
1年程前に暴飲暴食で胃を壊しだまし騙し来ましたが、とうとう市販の薬を飲むまでになり、前日もあまり食べずに入山しました。
食べずに歩き続けるのは昔から結構平気なので今回の駒ヶ岳への登りもコースタイムより短いかと思います。
駒ヶ岳の次のピーク、1498m峰で、目の前が鬼が面山、左手ず〜と遠くが鋸岳でとてもこのパワーでは行けそうにない、と感じ前進を止めました。
10年ほど前に前穂高・奥又白池付近で動けなくなったご老人を救助したことがあります。
その方は、ポシェット一杯に持病の飲み薬を持っておられて、それを見たときにはびっくりしました。
と同時に、薬を飲まないと動けないような人が里山以上の山に入ってはいけない、結局人に迷惑をかける、とも感じました。
なので、今、あの遠くに見える鋸岳を越えて行けばヘトヘトになりそう、まだまだ余力のあるうちに 撤退 と決めました。
本日の撤退はいいけれど、赤線延ばしの山もここで終了か?
間もなくこの辺は雪で覆われて手出し無用の山になる。
再開は1年後? この歳で1年後というのを考えていいのだろうか?
体調は戻せたとして、体力気力はどうだろう?
自信は無い。
ここで終了になるかも知れないと、磯砂クンとバウワウ君と自分も入って写真を撮った。
駒ヶ岳に戻る途中で男女のお二人と出会った。
鋸岳を越えて雨飾温泉まで行くとのこと。
私の予定したコースと同じコースだ。
失礼ながら、男性の方は、どう見ても私よりご高齢の老人に見える。
敗退する私より歩きが辛そうにも見える。
どうか御無事で雨飾温泉まで到着されますようにと祈りながら後姿を見送った。
このご老人が歩ける山なら、私も 来年 はあり得るのかしら?と、赤線延ばしの継続の可能性を少し持って駒ヶ岳に戻ってきた。
そこには今朝の登りで私を追い越していった方がまだ写真を撮っておられた。
「どこまで行った?」か聞かれたので
「目の前の 1498m峰」と応えて「あの右奥の鋸岳まではとても無理なので戻ってきた」と言ったら
「あの右奥のは 雨飾山 です。よく山容を知っているので間違いありません。」と教えてもらった。
なんと 鋸岳 と 雨飾山 とを見間違っていたらしい。そうなると鋸岳はうんと近くにあることになる。
だったら今日の体調でも行けたかもネ、という気になってきた。
どうやら1年後でもこの山塊を越えて行けそうだ。
まだ赤線延ばしの山は放棄しなくてもよさそうだ。
しっかり身体を元気にしてきっと戻ってくる。
と、すっかり明るい気分になって下山を開始した。
「ブナの泉」近くで4人組のパーティが登ってこられた。そのうち二人はナップザックに長靴だ。
急傾斜が終わりに近い昼頃に、二人組が登ってこられた。
どうやら地元の人にとって 駒ヶ岳 は、神奈川県民にとっての 大山 程度の山らしい。
私にような重装備の人は誰も居なかった。
今回、敗退したけれど、紅葉と海谷山塊の日本離れした景色を見られて十分に満足だし、前日は、縄文土偶の国宝5体(5柱の方がいいのかしら?)も見ることができたので「観光旅行」としても納得できる、と長〜い帰途についた。
以上は、山中で感じたこと、そのものです。
今回、引き返し始めてすれ違ったお二人が なんと kyom4さん と takayama2さん だった!!
【 ついに kyom4さん に会う】
1年半ほど前からでしょうか kyom4さん から沢山情報をもらうようになり、お陰様でルート決定などが出来て「海岸線から一番遠い地点」から 梶屋敷海岸 までの赤線延ばしが出来ました。
本当にありがたかったです。
でも出会ったときは kyom4さん とは分からず、お礼を言うこともできていません。
改めて「ありがとうございました」
私は苦手なハイカットシューズを履いておられましたが、足の運びが軽く、身体全体の動きもものすごく軽そうでした。
ご本人は、レコ等で「歳で体力の衰え」を良く書かれていますが、そんな衰えは微塵も感じられません。
これからもお元気で山へ登り続けてください。
本当にありがとうございました。
【 takayama2さん ごめんなさい 】
お目にかかった印象で、私よりご高齢の老人、なんて書いてごめんなさい。
お互い体調不良のようですが、見た感じでは私よりきつそうでよく頑張られたと感心します。
お陰で、私も体調を整えればまだやれると、元気をもらいました。
ありがとうございます。
コメント
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まさかyamabujioriruさまとお会いするとは露も思わず
こちらこそ、県境尾根歩きでは沢山の貴重なアドバイスを
記録から頂けたにも拘らず、お礼も申し上げられず
知らないままお別れしてしまいまして、未だに残念です
私の履いている靴をよく観察しておられましたね
流行の靴もとても気にはなっているのですけれど
いつまで使うやら?と思うと、我慢して古臭い靴を履いています
雨飾山と鋸岳を勘違いして眺めておられたなんて、
帰宅されても本当に心残りだったのではないでしょうか。
まるでハイキングの軽装の二人連れをご覧になったのですから、
えっ!こんな格好で(無謀にも)行こうとしているなら
大丈夫かも!と決断されても良かったですね
そうすれば、三峡パークまで車でお送りできましたし…
過去を振り向くより、来年の体調に賭け、調整しましょう。
(そう言っている自分も来年の体調には自信がありませんけれど)
山は逃げません!
(それは嘘のように常々感じてはいるものの、現実問題として逃げることはありませんよね )
ホント、偶然とはいえ・・・
昨年長野県内を歩いているときなら可能性を考えなくもないですが、まさか新潟県でとは夢にも思いませんでした
まあ、ゆっくりお話しできなかったのは今でも残念ですが・・・
> (無謀にも)
これは荷物が小さかっても思わないですね。
私の場合は単独なので、転倒・捻挫・動けない でも通報してくれる人が居ないので2〜3日ビバークが出来る荷物を担がざるを得ません。
なので荷物は大きくなってしまいます。
しかも今回は懸垂下降する道具という不要な物まで持っていましたし。
でも一か月ほど前に ココヘリ に加入したのでビバークの荷物は若干減りました
> 山は逃げません!
> それは嘘のように常々感じてはいる
これはもう年々どんどん遠くに逃げられてます
追いかけるのを諦めた山、いくらでもあります
それでも体調整えて追っかけてみようとシツコイです
kyom4 さんは、楽しい山旅を続けてください
応援しています
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