斎藤山 - 1000m越えのVRはやっぱりヤブなのね。
- GPS
- 07:35
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 992m
- 下り
- 993m
コースタイム
天候 | 晴天微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
過去に偵察に来た際には更に先まで車で進めましたが、現在は豪雨の影響(と思われる)で、この先200mほどで進めなくなります。 ちなみに、看板が示すルートの林道は狭いながらも舗装されていて、確認できた範囲では車で進めます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ ヤマレコでの斎藤山の山域は東北となっていますが、個人的見解により空沢山や三倉山同様に那須としました。 <取り付きまでの林道> ・豪雨の影響でえぐれていたり、沢水が道を横断している場所がありますが、道が石に埋もれて進行を断念した場所までは歩けます。 <取り付き〜斎藤山> ・積極的に、お勧めしません。 ・歩きやすい場所もありますが、踏み跡などなくヤブが多いです。特に背の低い檜(?)と灌木が手強いです。 <登山道離脱〜林道> ・危険個所はありません。 ・林道手前まで巡視路と思われる道型が尾根上にあり、道迷いの可能性は低いでしょう。 ・ヤブはありませんが直降です。 ・未確認ですが、林道で見た看板や案内板が示すルートは、どこかで雷神様ルートに合流するものと思われます。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2019/11/02 21:33) |
写真
感想
10月から自宅那須で求職中の身となり、時間はできたものの悪天候続きで、家のことはもちろん山にも行けず、あっという間の一ヶ月でした。
久しぶりということもあり、距離標高差も手頃そうな斎藤山に決めました。
斎藤山の一般登山道は、会津長野駅からアプローチする北側にありますが、地形図を見ると東側に明瞭な尾根が延びており、尾根ハンター的には惹かれる尾根です。
ヤマレコにレコはありませんが、使えそうな林道もあるのでこれを利用した周回ルートを計画しました。
ちなみに、以前偵察に来た時に斎藤山への案内板を見ていたので、計画ルートが歩けない場合はそこを歩けば良いとの考えもありました。
スタート後4kmほど林道を歩いた先で取り付く計画でしたが、林道終盤が大荒れで意気消沈し、一旦は計画をあきらめ案内板が示すルートで再スタートしようと戻り始めたところ、幸か不幸か目的の尾根に乗れるかもしれない林道の枝道を見つけてしまい、計画とは違う支尾根からでしたが、結果的にはなんとか目的の尾根に乗ることができてしまいました。
尾根上のその場所はまさに紅葉が見頃で、陽光越しの葉が綺麗でした。苦労してここまで来たこともあり「諦めずに来て良かった。」と心から思いました。
しか〜しソコから先、斎藤山までは何度となく現れるヤブとの戦いとなったのでした。
ある程度進んできてからのヤブは、不可能でないだけに撤退の決断はできないのですよ。最奥で行き詰ることになるかも知れないけど、それまでは決断できないのですよ。難しいなぁ。。。
灌木から抜け出した山頂は、周りに木はあるもののまばらなのでなかなかの眺望です。ポカポカ陽気の中でランチ休憩中の一組と挨拶を交わした後、100mほど先にあるというテレポートに移動しました。
そこは、山頂方向(南)以外は遮るものがない大展望地でした。風もなく貸し切り状態だったのでランチ休憩です。
ランチ後、計画ルートを確認するとまさにココ、テレポートから延びる尾根が下山ルートでした。が、写真の通りウンザリするほどの灌木ヤブです。バリ中のヤブならまだしも、スッキリ安全圏から一気の激ヤブでは、まるで突入意欲が沸きません。
「たぶん最初だけだから少しの辛抱だ」と俺Aの期待感もありましたが、「いやいや今日は十分頑張ったよ」と俺Bの勝ち。ということで、スタートそばにあった看板ルートを探しながら、登山道を降りていくことにしたのでした。
降り始めてすぐ、登山道が尾根を左に外す地点で尾根通しに直進する道型に出会い、これが看板ルートかも知れないとロープを越えて降りて行きました。
結果的に道型は、東電杭を辿りながら(巡視路らしい)ほぼ尾根末端まで続き、特に問題もなく下山できました。ただ、ゴール手前で看板ルートに合流したので、歩いたルートは看板ルートではないようです。
相変わらずのヤレヤレ山歩きになってしまいましたが、計画通りに行かないことがVRの醍醐味でもあります。進んで良いのか戻るべきか、今後も葛藤しながら山歩きを楽しみたいと思います。
あ〜、それにしても南関東と違いコッチの1000m超のVRは厳しいゾぉ。
コメント
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キノエさんこんにちは。
丹沢、多摩、秩父などに比べると森林限界が低いという理解で宜しいですか?
藪が厳しいし、待ち構えている吸血鬼も怖いですね。
でもお元気な姿を拝見し良かったです。
puku-fさん、
> 森林限界が低い
どうなんでしょうね。確かに那須連山の稜線上に高い木は見当たらないので、そうなのかもしれませんが、ヤブとの関係は不明です。少なくとも今回は森林限界を超えていませんし。。。それと、心配したヤブは笹ヤブだったのに大ハズレでした。理由は知る由もありませんが、植生の地域差もあるようです。
いずれにしろ、厄介な山域です。
ダニには、もう少し本気で注意せねばと思いました。
kinoeさん、こんばんは。
お元気そうで何よりです。
ダニが好きな人はいないでしょうが、最近、良くダニ媒介の病気の話を耳にします。クマも怖いがダニも怖い・・・けど、自分も藪は好き
ようやく、今日、三合落岳に行ってきました
後ほど、レコアップします!
mame302さん、
はい、なんとか元気でやっております。
ダニは今までも何回か付着されています。幸い大事には至っていませんが、要注意ですね。一応キャップも持参してはいるのですが、ついつい・・・クマ同様に慣れは禁物ですね。反省です。
> 自分も藪は好き
あの〜、私は嫌いですのであしからず。
おぉ、三合落岳ついに行きましたか、では拝見させていただきます。
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