大日岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,512m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
2日目 7:05大日小屋-8:50木道入口-9:05大日平山荘9:20-10:10牛ノ首-10:40猿ヶ番場-11:25大日岳登山口
天候 | 1日目 雨のち晴れ 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
立山駅から称名滝行きバス |
写真
感想
当初14日〜15日の予定であったが、両日共天気は雨の予報。
急遽一日ずらすことにした。
怪しい雲行きのなか出発。
バスが称名滝に着く頃には今にも降り出しそう。
バス停から大日岳登山口までは15分ほど。途中パラパラ降り出す。
登山口に着いたときにはかなりの雨になり、出鼻から気力が喪失。
でも明日は晴れの予報。希望をもって登ることにする。
登山道はジグザグで高度はどんどん上がる。
称名滝の流れ落ちる音を聞きながら登っていくと、正面に称名滝展望台が見えてくる。
雨は強くなったり弱くなったり。
牛ノ首を通過する頃にはパラパラ程度になる。
危険なところはないが痩せた尾根で、よくよく見ると樹木が生えてわかりにくいが
切れ落ちている。
ここまではずっと登り。木道入口に着いた頃には雨上がる。
ここから大日平山荘まではずっと木道が続く。
雨に濡れた木道は滑る。気をつけて歩く。
結構長い木道歩きのすえ、やっと山荘に到着。
この頃には時折日が差し始める。
お腹がすいたのでお昼にするが、ここの山荘のメニューはカップラーメンとカップそば、コーヒー、ビール、のみ。
相当当てが外れたが仕方がない。カップそばを食べる。400円。
30分の予定が、1時間ほどのんびりしてしまった。
出発する頃には暑い程日が照ってきた。
1時間ほど再び木道を歩く。
地塘にはワタスゲやチングルマが咲いている。
木道の終わりからしばらく登ったところに水場がある。
昨日からの雨と雪融け水で結構な水量だ。
1,8リットルのボトルを満タンにし、喉も十分潤して出発。
ここからは小さな沢を何度も渡る。
最後の登りはきついな〜と思っていると大日小屋が見えてきた。
小屋に着くとあまりの残雪にビックリ。
ガスがかかり辺りは真っ白になってしまった。風が強い。
夕食後、ランプの燈る下でスタッフによるギター演奏を聴くことができ、あったかい時間を過ごしたかなあ。
大日〜室堂間は登ってきた宿泊客によると、アイゼンはなくても残雪の端っこの凍っているところを気をつければ大丈夫。途中雪のないところもあるし、つけたりはずしたり手間かも。乗越をトラバース気味に下るところがわかりにくいかも。
という情報で、アイゼンは持ってきたものの、下山後は横浜まで帰らねばならず、タイムオーバーになってはと下山道も同じにすることにした。
翌朝は晴れ。
昨日は何も見えなかった剱岳が小屋の正面に聳え、雲に朝日が反射して美しい!!
その後方は、五竜、鹿島槍だろうか。
5:30の朝食のあと昨日登れなかった大日岳山頂に向かう。
雪渓に沿って登ること15分。山頂からは富山市街、富山湾、能登半島。薬師岳。
立山の峰々が見渡せる。
大日岳はとても静かな山、という印象で、こじんまりとした小屋で知り合った方と
おしゃべりする時間が楽しかった〜。
下りでは写真を撮りながら風景を堪能しながら。今度は秋に来てみたい。
イワカガミ、ショウジョウバカマ、オオバキスミレ、ベニバナイチゴ、他にも名前のわからない花が咲いていて、新緑が美しい。
昨日のめげそうな出だしの雨に負けずに登って良かった〜。
登りはそんなに急登と思わなかったが、下りは結構きつい。
バス停に発車5分前に到着。足はヘロヘロ。
夕方市内自宅のマンションのベランダから立山連峰がくっきりとして見える。
夕方までこんなにくっきりと見えること事態が珍しい。いつもは晴れてもモヤ〜
っとくらいにしか見えないのだから。
大日小屋からの夕景はさぞかし素晴らしかったのだろうなぁ〜。
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