記念すべき100回目の山行は、丹沢にした。
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,670m
- 下り
- 1,670m
コースタイム
天候 | 曇り時々陽が射す |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車 :最寄駅 ⇒ 渋沢駅 バス :渋沢駅北口 ⇒ 大倉 【復路】 バス :大倉 ⇒ 渋沢駅北口 電車 :渋沢駅 ⇒ 最寄駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼大倉尾根、塔ノ岳・丹沢山間のコース上で、台風19号の影響を感じた箇所はありませんでした。 ▼2019年11月1日現在、花立より下の部分では紅葉はまだ始まっていませんでしたが、塔ノ岳から丹沢山間は、かなり色づいている感じです。 ▼普段はあまり人がいない塔ノ岳・丹沢山間も、この時期はそこそこの人がいる感じでした。 |
その他周辺情報 | ▼やっぱり丹沢シスターはいませんでした。 ▼どんぐりハウスって2018年に閉店になっていたのね。知らなかった。その後コンビニが入ったみたいですが、そこも2019年の9月に閉店となってしまったみたいです。 ▼観音茶屋前に、トイレが設置されていました。 |
写真
感想
▼2015年からなんとなく始まった私の登山歴、飽き性で堪え性のない私にしては異例で長続きしている趣味だ、ちょっと自分でもびっくりしている。そんな山行も積み重ねること99回、次回の山行は記念すべき100回目ということで、最初はちょっとしたチャレンジングな要素を含んだ山行にしようと考えていた。具体的には、奥多摩三大急登の稲村岩から鷹ノ巣山へ登るとか、鳥屋戸尾根から蕎麦粒山登山とかで奥多摩での山行を想定していた。しかし、ご存知の通り台風19号の影響で、かなり深刻に奥多摩の登山道がダメージを受けている可能性が高い、なにしろバスが台風通過後もしばらくの期間運休になっているくらいだから。
・そのうち、100回だからといって背伸びしてチャレンジングなことをしなくてもいい、奥多摩でなくてもいい、台風の影響がないルートを選ぶべきだと考えるようになった。そんなことを考えていたら、大倉尾根は台風19号の影響を受けていないことが判明。勝手知ったるルートであるし、仮に蛭ヶ岳を再訪するとしたら十分チャレンジングだし、100回目のハイクとして内容的に十分と考えた。
▼そんな経緯で今回のコース選定となった訳ですが、前回大倉尾根を蛭ヶ岳までピストンしたのはもう3年以上前、当時は体重も今より5kg軽かったし、毎日階段で事務所まで登っていた。山を始めたばかりで意欲的だったし、仕事も今より余裕があり週末を山登りに割ける時間も精神的余裕も今より段違いにあったので、体の仕上がり具合も圧倒的に当時の方が良い。また、膝痛持ちとなってから、自然とスピードを出すことを抑制する習慣が身に着いてしまった。蛭ヶ岳を目標に設定したのはいいけど、心のどこかでかなりハードルが高い目標だという気持ちがあり、絶対に成し遂げてやろうという気持ちではく、無理は禁物という思いの方が強かった。ヘッドライトも持参していたし、ナイトハイクも想定したが、出発後直ぐの段階で、蛭ヶ岳到着のデッドラインを13時に設定、13時までに蛭ヶ岳に到着負荷と判明した時点で撤退することを固く決意していた。ただ、いつか蛭ヶ岳は必ず再訪する、できたらそれは日帰りでという気持ちは強く持ち続けている。でも、それは今日ではなくてもよい。まずは現状に自分のコンディションを測定してみよう、今回はそんな位置づけの山行でもいいではないかと、そんな風にも考えている自分が間違いなくいた。
・だから前回(2016年4月23日)の大倉⇔蛭ヶ岳の記録と今回の記録を比較してみる必要がある。今回の山行の感想欄はそれが趣旨となる。
・比較対象は次の通り。
2016年4月9日 大倉BS⇔蛭ヶ岳ピストンの為の準備ハイク
2016年4月23日 大倉BS⇔蛭ヶ岳ピストン
2017年11月25日 大倉BS⇔丹沢山ピストン
2019年11月2日 今回 大倉BS⇔丹沢山ピストン
―衢彁間 大倉BS~塔ノ岳:2時間30分 大倉BS~丹沢山:3時間27分
同 大倉BS~塔ノ岳:2時間13分 大倉BS~丹沢山:3時間01分
F院 大倉BS~塔ノ岳:2時間46分 大倉BS~丹沢山:3時間52分(除休憩)
て院 ‖臍BS~塔ノ岳:2時間41分 大倉BS~丹沢山:3時間42分(除休憩)
・こうして見ると、2016年4月23日に蛭ヶ岳まで到達できた際と、今回との丹沢山までの所要時間差異は思っていたより小さい。40分程度だ。今回の登りも、決して無理をしたペースではなく、自然体に近い速度、息があがることもそんなになかったと思う。今回は他の3ケースとは違いトレッキングポールを使用しているが、それが劇的にタイム縮小に影響を与える訳ではない。2017年当時と比べて大きくタイムが落ちている訳でもない。なんか希望が持てる結果だ。これなら、すこし体を絞り練習をして、荷物の軽量化にも気を遣えば再度蛭ヶ岳まで日帰りで帰って来れる可能性が十分ある。100回目のハイキングの最大の成果は、将来へ希望をもたらしてくれたということ。記念すべきハイキングに相応しい成果であったと思う。
▼膝痛について。前述の通り、登りの観音茶屋でトレッキングポールを投入した。違和感が出たわけではなく、膝への負担を少しでも和らげる為に安全策を選択したということです。無理をしたペースで登らなかったという確信もあり、下りで花立山荘まで、膝に違和感は出なかったので油断したのかもしれない。少々調子に乗り、私にしては早めの速度で下山していたら、駒止茶屋当たりで突然膝痛発症。大幅なペースダウンとなった。登りで速度を制御した結果、下山時に膝の調子がいいからと言って調子に乗って速度を上げると、手痛いしっぺ返しを受けるみたいです。当然の結末ですが、いい教訓となりました。以後気をつけます。
・しかし、何故サポーターを巻かなかったのかな?圧迫式の筒状サポーターは、この頃いつも欠かさず装着しているが、それ以外にも別の、膝の皿をより固定できるサポーターも必ず持参している。今回そのサポーターを装着しようという発想が全く湧かなかった。ロキソニンは、色々考えての結果服用しないと決めたプロセスがあるからよい。サポーターの着用を思いつかないとはどういう事か?一々ザックを下して、ザックから取り出し膝に装着するのは面倒くさいという意思が潜在化で働いたのでしょうね。決して良いことではないなあ。強く反省しなければ。
・ロキソニンは服用しなかったけど、コムレケアは服用した。復路の日高あたりで、膝から太ももの裏側に掛けて非常に強い張りが出た。攣るという予兆と判断し、コムレケアを服用することを即断、それが良かったのかその後は攣るような症状は出なかった。この頃コムレケアにお世話になることが多い。あと一服分しかないので補充を忘れずに実施しておこうと思います。
▼そうそう、どんぐりハウス閉店についても、今更だけど書いておこう。どうもどんぐりハウスは2018年2月ごろに閉店していたみたいです。今振り返ると、2018年は一回も丹沢に言っていないんだよなあ。だから気が付かなかったのだと思う。2019年の年初に登った際は、もうコンビニに模様替えとなっていたと思うが、単独行ではなく、早くお風呂に行くことに気を取られていたので、どんぐりハウスに注意を払わなかった。写真のキャプションでも書いたが、下山後にここで生ビール大ジョッキと、味噌田楽を食べるのが好きだった。今回もそれを楽しみに膝痛を我慢して下山してきたのになあ。味噌田楽が来るまで少し時間が掛かるため、先に来るビールの泡が消えてしまうので、今日は味噌田楽を頼んでしばらく経ってから生ビールを頼もうとか作戦まで考えていたのに。時が移ろうのは仕方がない。ここで生ビールと味噌田楽を食べたという事実がなくなるわけではない。思い出として大事に記憶しておきます。
▼以上が今回のハイキングの顛末記。100回がゴールではない。区切りが良く象徴的でもあるが一つの通過点、これからも可能な限り山登りを続けたい、と無難なことを書いて締めとすることにしよう。
お疲れさまでした。
ふふ、すごい人ですね。
なんか、とても蛭ヶ岳まで行ける様な気がしませんね。
そう、どんぐりハウスが無くなって、ポプラになって、
最初はアルコール売って無かったんだけど、扱う様になったと聞いて。
でも、一度も買う事無く閉店してしまった(笑)
こんばんは。レスポンス遅くなり申し訳ございません。
いつもスピードハイクで、かつ黒戸尾根を日帰りでピストン出来る方が、大倉⇔蛭ヶ岳のピストンが出来ないとは私には思えないのですが。【笑い】かつて出来たことが出来なくなってしまったのは残念なことなので、大倉⇔蛭ヶ岳が再度実現できるよう、精進していこうと思います。応援よろしくお願いいたします。
どんぐりハウスはショックでした。土日はそこそこ客が入っているみたいでしたが、平日が壊滅的なくらい客がいなかったのでしょうね。土日だけで商売が成り立つには、土日の客入りがそれはもう大混雑で行列が出るくらいの客入りでないと、商売としては成り立たなかったのでしょう。丹沢姉妹といい、かつてあったものがなくなるのは寂しいことです。
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