6歳息子もお気に入り!秋晴れの稲村ヶ岳-山上ヶ岳をテントで。
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- GPS
- 27:23
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,476m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:16
天候 | [1日目]快晴 [2日目]晴れときどき曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
洞川温泉の先の清浄大橋前駐車場:1,000円/日。(数十台駐車可能) 手前の母公堂にも駐車できます。800円/日。(10台程度。満車の場合あり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●清浄大橋〜母公堂; アスファルトの緩斜面林道下りです。 ●母公堂〜法力峠; 普通の登山道です。少し急かも。危険と感じるところはありません。 ●法力峠〜稲村小屋(山上辻); 普通の斜度の登山道ですが、何度か橋を渡る中で、山上辻手前くらいで橋が崩落し、鎖場となっているところがあります。 基本、トラバースになるので幼児は転落注意。 ●稲村小屋〜大日山〜稲村ヶ岳; 大日山は鎖場や急な階段からなっていて幼児はフォローが必要です。 稲村ヶ岳へは、少し鎖場もありますが、幼児でも問題はありません。 ●稲村小屋テント場; 8〜10張くらいが限界でしょうか。ペグは刺さります。 尾根上なので強風にさらされる恐れもあり。 水場とトイレ込みで800円/人です。(小学生以上から有料) 気さくな小屋主さんで食事時は小屋内も利用させてもらえてとても過ごしやすかったです。 http://web1.kcn.jp/suisui-inaina/inamura/inamura1.html ●稲村小屋〜レンゲ辻女人結界; 普通の登山道です。一か所、鎖伝いの危険なトラバースがあり、幼児は注意。 ●レンゲ辻女人結界〜山上ヶ岳; 主に階段の急斜面を上がります。崖に階段が設置してある場所もあるので幼児は注意。 ●山上ヶ岳〜洞辻茶屋; 主に階段が続きます。ルートの選択(行場)によっては岩場もあり。 ●洞辻茶屋〜清浄大橋; 少し急なところもありますが、普通の登山道です。 ●イオンモバイル(docomo電波)状況; 清浄大橋/母公堂含め、全体として電波は弱いです。 特に、稲村ヶ岳側は入らないことが多いです。(ときどき弱く入る程度) 山上ヶ岳側も、レンゲ辻への稜線は比較的繋がりますが、樹林帯は圏外が多かったです。 |
その他周辺情報 | ●下山後の温泉;「洞川温泉センター」 http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/08onsen/01onsen/04south_area/soneidorogawaonsensenta/ 大人(中学生以上)700円、子供(3歳以上小学生まで)200円 リンスインシャンプー、ボディソープあり、鍵付きロッカーあり、露天風呂あり 観光客が多く、混雑する傾向があるようです。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS 1
ストーブ・ライター 1
レインスーツ 1
携帯電話 1 docomo電波
エマージェンシーシート 1
救急セット 1
防寒着 1
着替え 1
デジカメ 2
携行食 3 3日分
地図 2
コンパス 1
ドリンク 2
ヘッドランプ 3
テントセット 1
シュラフ 2
予備電池 3
スパッツ 2
子供用着替え 2 2日分
カイロ 5
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感想
秋晴れが期待できそうな三連休。絶好の山日和。
八ヶ岳まで足をのばそうかと思ったが、、前日の帰宅が遅くなったので近場で。
息子君といつか一緒に行きたかった稲村ヶ岳。
稲村小屋テントで、山上ヶ岳まで周回することにしました。
山上ヶ岳といえば女人禁制。息子君が2歳の夏に一緒に登った思い出の地です。
2歳の時は、行きも帰りも車の中でゲーしてしまったが、
6歳の今は、蛇行の山道でも車酔いを避ける術も駆使しながら順調。
連休の大渋滞にはまりながら、予定通り正午前に山行出発。
よく整備された、上がりやすい登山道を上がります。
相変わらず、木の枝を拾ったり、切株に石で作られた顔をマネしたり。
スタートから1時間くらいはスローペースで。
それでもだいたい大人のコースタイムくらいで歩けるので読みやすい。
橋や鎖場が程よく点在するので、息子くんとしても飽きずに歩きます。
ところで、パオーンの木を探したが、またしてもスルー・・
GPSにマーキングしておけば良かった・・
直下の狭いトラバース路や、橋が崩落した鎖場もアスレチック感覚でスイスイ。
母公堂の登山口から2時間半くらいの15:00 稲村小屋に到着です。
小屋のご主人と接するのは初めてだったので、どんな感じか心配だったが、
テントの好適場所を一緒に選んでくれたり、息子君とおしゃべりしたり。
とてもアットホームな気持ち良い親切な応対に一安心。
テント泊の受付を行い、15:15 日の入り前に大日山〜稲村ヶ岳へGoします。
大日山の方は僕自身も2010年に上がって以来。
岩の鎖場が続くルートに息子君対応できるかな?と思ったが、なんのその・・
もちろん、すぐ近くでフォローしながらではあるが、
「アスレチックみたいで楽しいね〜」と比較的スイスイ。10分ほどでピークへ。
この数年でほんと、運動神経や度胸が発達したなぁと感心です。
宝剣に寄った後は、本日のゴールの稲村ヶ岳頂上へ。
日の入り前の澄んだ空気の青空の下、360°の大絶景を拝むことができました。
温かい夕日を浴びながら順調にテン場に戻ってテント設営。
息子君も、トンカチでペグをたたいたり、夕食のバーナーを準備したり。
だいぶ山慣れというか、テント慣れしてきたようです。
小屋のご主人の御厚意で、夕食は小屋内で。3名のお客さんとも交流。
ぺちゃくちゃおしゃべりな息子くんをとてもよくかわいがってもらいました。
夕食後は折り紙したり、お絵描きしたり。。自由な時間を過ごして20時頃に就寝。
僕も今日はラジオを聴きながら早めに床に就きました。
二日目。
6時前に息子君は待ちきれずすでにモゾモゾと・・しかし外に出るとガスガス・・
一瞬ガッカリするが、30分ほどでパーッと雲が晴れ、今日も秋晴れ期待できそうです。
また暖かい小屋内で朝食をとり、かわいがってもらったご主人と別れを告げ、9:00出発。
山上ヶ岳側は、特に落ち葉が多く敷き詰められた歩きやすいルート。
ただし、向かって左側の斜度が落ちているので、注意しながらのトラバース。
それでも、たっぷり寝た後だし、ほぼ登りは無いしで順調。駆けていきます。
途中、3〜4組くらいのグループとも笑顔で挨拶。皆さんイイ笑顔です。
出立から1時間ほどで、ここからは男性のみしか通れないレンゲ辻の女人結界門へ。
紅葉のピークは過ぎた感はあるが、絶景にかけられたハシゴや階段を堪能しながら。
眼下に広がる絶景や、振り返ると大日や稲村、さらに八経、遠くには吉野の市街も。
ここが女人禁制なんて本当にもったいないと思ってしまいます。
レンゲ辻から30分ほどで青空の山頂大地。11:00山上ヶ岳頂上へ。
4年ぶりに来た山頂標識と一緒に写真を撮ると、
「ここで手を引いて歩いたなぁ」とか「おむつ交換したなぁ」とか物思いに・・
他にも、ソロで大雪の中来た思い出も・・やはりここは特別な場所です。
秋晴れの大展望を見ながらの昼食は本当に贅沢。
たっぷりと時間をとってノンビリした後は、いよいよの下山です。
2歳の時によちよちと進んだ階段や岩場は当時のまま。
あれから4年経って、同じ道を先に先に駆け降りる成長した姿・・
途中からエルゴに抱えて降りた、まだ紅葉の残る下山路を、
今度は大きい声で歌を歌いながら自らの足で余裕たっぷりに降りる姿・・
息子くん自身は、2歳の時のことなんて全く覚えていなかったけど、
僕の方は、4年前に「きいろ!」と指をさした黄色い看板や、休憩した茶屋、赤い橋・・
あの時から短期間で成長した息子くんの姿に、感慨にふけっているのでした・・
それにしても、今回の至れり尽くせり稲村小屋テント場。
水もトイレもキレイだし、小屋内も利用させてもらえてホントに良いところでした。
息子君も大いに気に入って「また明日来たい!」というくらいだったので、
また来年以降、再訪させていただきたいと思っています。
また一緒に行こうね〜
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