【息吹作戦】伊吹山【丁31.7】
- GPS
- 05:07
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:07
天候 | 晴れ→快晴、山頂部強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道上に大小の岩。多くの人が歩くためか、表面がテカテカになっている。下り時は浮き石注意。 |
その他周辺情報 | 山頂部に売店等あり。 |
写真
感想
天の息吹により、日本を覆う暗雲が隈なく払われ、新時代・令和の御代に天地の安寧、国土の安穏、人心の安定がもたらされますように。
【山行目標二転三転】
空の安定を祈る山行は、当初思いついたラインナップをできる限り続けようと思っていたのだが、季節的に厳しくなってきた。
今回は南信方面を目指して諸々準備。そして車の出発地となる浜松までは新幹線で。そこで浮気心を起こして別の山の登山口情報を検索していたところ、林道が通行止めだという。
む、もしやと思って目当ての山に至る林道の状況も確認してみると、冬季閉鎖は12月から。あー良かったと思う間もなく、その上に工事による規制の記載が。今年は既に通行止めになっていた。
しかたがなく、翌週以降に考えていた伊吹山まで150劼曚桧榮阿掘⇒眛に備える。
【伊吹山】
夜が明けて上空は雲一つない快晴の青空。伊吹山駐車場へのアプローチにもたついたものの、出だしは順調。スキー場脇のやや急な登りは起き抜けの体には辛いが、3合目からは伊吹山の山体が屏風のように前面に立ちはだかるのが見えて、気分も高揚する。
しかし、それは最終局面において急な登りが待っているということでもある。ああしんどいなあと思いながら歩いていると、半袖の若い人に追い抜かれ、その人に付いて行こうと思うも徐々に引き離される。気持ちは若くとも身体がついていかないとはこのことかと、ややオーバーになっていたペースを元に戻す。
ただ、この伊吹山の登山道はスタスタと歩いて行ってしまうにはもったいないほどの展望の良さだ。正面は伊吹山の稜線とその上空に広がる空(往路は雲が多かったが、復路は真っ青な快晴の空)、下の方は西方の滋賀、京都、三重の山々、平野がずっと見え続ける。ナイトハイクが盛んなのはヒメホタルのためだけではないとよくわかる。伊吹山へは夏の夜を楽しみに来ようと思いつつ、ずっと延ばし延ばしになっていたが、秋の澄んだ空の下の伊吹山も大変良い。
山頂部に上がると、「てんくら」で風が強いとしてC判定だったわりには状況悪くなく、一時的に上空に張り出していた雲も晴れつつあった。風の通り道故か、低山にも関わらず地表が露出して、四周の展望が開ける。遠くは名古屋の方まで見えるではないか。ああ、何という爽快さ。後半には風が強まるも、平成末の諒闇を破る令和の晴嵐と思えばこれほど有難いものは無い。風が吹きつける東面に正対して強風を楽しんだ。
【総括】
令和の風よ、日本を覆う気を一新したまえという祈りは天に通じた。今後しばらくは天地ともに落ち着きを取り戻し、人々の心がやすまるよう、改めて祈っている。
〜おしまい〜
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