塩見岳(鳥倉登山口〜塩見岳)
- GPS
- 10:32
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,266m
- 下り
- 2,269m
コースタイム
天候 | 曇り→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨が降ると山頂下の岩場は滑りやすく注意が必要だと感じました。 |
写真
感想
一週間前の3連休に登ろうと思っていた。最終日だけは何とか天気回復しそうだったので、車で向かった。が、IC降りたところで雨が本降り。気分が萎えてしまって、その日は撤退。今週末、天気はイマイチそうだったが、ずっと山登りしたかったので、景色はダメもとで登ることにした。ただ、今シーズンまともな夏山は今回が初だった。体力的に多少不安があったので時間設定(登り6時間)して、それを超えたらピーク取れなくても下山しようと考えていた。
とりあえず三伏峠までは登りがつらそうだが、これを過ぎてしまえばあとは比較的楽な稜線歩きだろう、と安易に考えていた。が、甘かった・・・。標高が2500m超えているのに、樹林帯のアップ、ダウンが延々続く。あとからGPSデータみたが、データでは現れない嫌なアップダウンが続く。
あと、北アルプスの感覚だとこの景色は2000m以下(2500mって普通樹林限界なので)。それと同じような感覚で歩いてしまうとバテてしまう・・・というかバテました。特に帰りの登り返しがつらかった。
三伏峠から塩見小屋までも遠かったが、塩見小屋から山頂までも地味に長かった。ここはガスが無ければ景色が最高に良いのだろうな。その状況なら印象もまた違ったのかも。今日はガスガスで、行けども行けどもたどり着かない、という感じで精神的に疲れた。
あと、最後に岩場登りがあったが、雨で岩が滑るし、岩を落としてしまいそうでかなり神経つかった。3000m近づいたところで、こういった作業すると体力もかなり使ってしまうと実感。
何とか岩場を越えて、ピークに到着。写真を撮っていたら、雨が本格的に降り出した。岩場の下りが怖かったので、あわてて下山することに。下山時は、もう写真はあきらめてひたすら下る。下山中はほぼずっと雨が降っていた。しかも小雨じゃなく、本降り。ある程度覚悟してきたが、レインウエアのフードをして歩くと疲れるんだな、と実感。
正直、帰りの本谷山から三伏峠までは、行けども行けども景色がかわらず「道間違えたか?」とあせるほどだった。今思うと疲れていたんだと思う。
雨が降っていたので、ゆっくり休む気も起こらなかった。でも、途中でエネルギー不足で足がまともに動かなくなってしまい、立ったまま食事休憩。
長野県に住んでいることもあり、今まで天気が悪いときには山登りは回避していた。それこそ、登山口まで行ったけど、天気が優れないときには引き返したり、という贅沢なことをしていた。
今回わかったのは、その選択は間違いではなかったということかな(苦笑)。
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