苗場山【祓川ルートをピストン】
- GPS
- 05:50
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,214m
- 下り
- 1,213m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れ(雲多し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 山バッジは、苗場スキー場のプリンスホテルで購入しました。 ふもとあたりではなかなか打っていませんでした。 |
写真
感想
三連休の二座目は、苗場山です。
かぐらスキー場のゴンドラ山麓駅にある町営駐車場に車を停めて、ゲレンデを登っていきます。
ゴンドラ頂上駅の先からはゲレンデを逸れて、山道になり、ゲレンデに沿って斜面を登っていきます。
しばらく登って、下の芝、中の芝、上の芝と、整備されたベンチのある休憩スポットを過ぎると神楽ヶ峰が見え始めます。
神楽ヶ峰は細長い頂上をしているのですが、その最高点は足を置くだけでいっぱいになるような狭い頂上で、その直下の登山道の脇に頂上標柱が立っています。
その狭い頂上からは、次に向かう、苗場山の大きな山容が目の前に望むことができます。
その姿は、とても大きく、そして荒々しい山肌は、これまで苗場山に抱いていた(勝手な)イメージと異なっていました。
その山容を見る限り、一般的な苗場山のイメージ、例えば池塘が転々とする平原の風景、を想像することは難しく、このあとにどんな景色を目にするのか、とてもワクワクさせてくれるものでした。
さらに、その前に、あの急登を登り切らなくてはいけないと思うと、歩くことが楽しくて仕方ありませんでした。
神楽ヶ峰を過ぎ、いったん下って、鞍部からの登り返しはとても険しく、鞍部から見る限りではどう登っていいのかわからないほどです。
実際には、尾根を右に巻いて登っていくのですが、その勾配はかなりきつく、最後の登りとして相応しいものでした。振り返ると鞍部までの高度感のある景色が楽しめるといったおまけつきでした。
斜面を登り詰めると、目の前に、高層湿原の景色が広がります。湿原の向こうには、浅間山などの上信の山々のほか、その奥には雪をまとった北アルプスを望むことができました。
神楽ヶ峰から登ると湿原の北の端に出るので、そこから木道を歩いて最高点の箇所まで行き、苗場山自然体験交流センターの南側のベンチで昼食をとりました。
遠くの景色が見えはしましたが、頭上には雲が広がり、冷たい風が吹き付けていたため、ゆっくり休むということもできず、温かい食べ物を身体に取り込んで、すぐに歩き出す、という感じでした。
ただ、そんな短い時間でも、穂高岳から白馬岳までの北アルプスの峰々を拝みながらの昼食はとても贅沢なものでした。
昼食後はすぐに下山を開始し、来た道を戻りました。
途中、神楽ヶ峰との鞍部にある雷清水で水を補給したのですが、その水の美味しいといったら!!
神楽ヶ峰からは、少々ぬかるんだ登山道を慎重に歩き、無事に町営駐車場まで下山することができました。
神楽ヶ峰から苗場山頂上までの、鞍部への下り、急登、そして高層湿原といった個性的なルートをもった特異な山でした。
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