銚子ヶ口からイブネ北部まで
- GPS
- 06:53
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,232m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:54
天候 | 晴れ。風強し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大峠ノ頭からチョウシの台地までの細尾根は転落注意特に最後の急登は落石も注意です。あとはピンクリボンもあり、迷わずに行けました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
携帯トイレ
|
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感想
今日は鈴鹿、銚子ヶ口へ。口となっているが鈴鹿10座の一つである立派なお山。ここは積雪期しか登ってないので、少し遅いかもしれないが、紅葉を期待して登った。
銚子ヶ口の先には水舟ノ池がある。刈込池ほどではない間かも知れないが、ここも紅葉が水面に綺麗に映えるらしい。ここの先を更に進むと、細尾根を越えてイブネクラシへ続く。できたら、ここまで縦走したい。ただ、下山の関係でピストンしないといけないし、途中は難路、CT9時間で、時間が掛かるようなので無理かもしれない。
朝、子供が仕事に出発するのを見送って、ダッシュ。でも、登山口には6台の自動車で満車。しかたないので、もう少し先に停めるかと思って先に進むと、なんと、神崎川への林道のゲートが開いていた。この林道の奥から銚子ヶ口に登れば時間を短縮でき、イブネまでいける可能性が出てくる。ここゲートはキャンプなどで河川が汚されるので常時閉門されて、一時期のみ開放されるのだが、これはラッキー。ずっと開いているのか、今日だけ何かの行事で開いているのか気になったが、とりあえず林道に入る。途中から右手の風越谷林道に入ると道はコンクリート舗装の狭く、急な登り。だいぶ登って、駐車して邪魔にならない場所を探す。大きく曲がる手前の幅広い場所に駐車した。ここから林業用のモノレールを目指して林道を登る。林道は風越谷を越え、再び越えたところで山の斜面の崩落があり、道路は土砂で塞がっている。林業用に右に新しい林道ができているが、私は、この堆積した土砂の上を登って、元の林道を進む。もう少し登るとモノレールが見えた。ここから、モノレールに沿って登り出したが、尾根の急登はますます急になり、ふくらはぎが疲れてくる。モノレール通りに登るのが厳しくなってきた。ふと、右手を見ると踏み跡がある。レールを跨いてそちらに行くと、ありがたいことに九十九折りの山道が作られていた。古いレポには記載がなかったが、これはありがたい。足元の悪いところにはロープが張られており、至れり尽くせり。神崎川のゲートさえ開けば、こちらの方も人気が出そうだ。グングンと高度を上げると、傾斜が緩くなり、モノレールが終了すると景色のよい稜線に出た。銚子ヶ口東峰はもうすぐだ。東峰からは伊吹山、霊仙山、御池岳、藤原岳、竜ヶ岳の山々が連なるが、なんといっても釈迦岳が大きく横たわっている。遠くには恵那山、南ア、中ア、御嶽山、乗鞍岳も見える。富士山も探したが、見えていないようだ東峰からすぐ銚子ヶ口本峰へ。ここから鞍部へ下り、中峰を経由して西峰へ。ここから左に折れて下ると水舟ノ池分岐。ここから東に降りると、お金明神への参拝ルートである北谷尻谷に進める。今回は西に折れて暗い杉木立を降りて水舟ノ池に向かう。途中で倒木が道を妨害しており、ここから左を見ると池の水面が見える。道を赤テープ導かれてもうすこし降りると左に回り込んで池の畔に出た。周囲は風もなく、紅葉が静かな水面に映えて、逆さ紅葉で2倍に美しく見える。紅葉がもっと燃えていたらスゴだろうな。ここには登山者が一名居られただけで静かに楽しめた。
ここから南にある杉の尾根を、尾根芯を外さないように登るとやがて、テープの目印が出てくる。尾根を登り、右に見える鞍部に登ると大峠であった。大峠は苔が群生している気持ち良い広場で、ここでテン泊するといいだろうな。池で出会った方は北の水舟ノ頭の方に帰られた。時間はまだ十分にあるので、私は南下し、いよいよイブネ方面に進むことにした。まずはひと登りして、左にある大峠ノ頭に立ち寄ったが、特に展望は無い。ルートに戻って大きなガレから左に、ヤセ尾根を進む。右側がガレでどこまで落ちるかわからない。左は枯葉の積もった急斜面。こちらもどこで止まるかわからない。事前情報通り、危険地帯。アップダウンもあるが大して大きくないし、問題なさそう。ただ、先週の下ノ廊下で痛めた右足首を再度、軽くひねってしまい、左足首にも少し痛みが出てきた。誰も居ないこのルートで無理は禁物だ。歩幅を小さくして慎重に足を置いて登る。
ヤセ尾根ばかりいやだなあという心理が働いていたのか、P1022の手前で左側のトラバースを行き過ぎて、枯葉の積もった急斜面のトラバースに出た。もう踏み跡はないが、そのままトラバースを続行しても行けるかもしれない。でも、滑り落ちる可能性も0ではなかったので引き返して稜線伝いの細尾根を進んだ。目の前の上部にはチョウシの台地が見える。最後は、ガレた細尾根を、小石を落としながら急登すると傾斜が緩み、台地に出ることが出来た。ここまでの急登は複数人で通過する場合は落石に注意が必要。また、荒天時の通過は無理な通過は避けたいところだ。到着したイブネ・クラシ・チョウシの苔の台地を、イブネ北端とクラシの間にあるチョウシ分岐まで登った。ここには孤高の立木が立っている。深い青空の中、白い木立が地面の苔と対照的で美しい。10名くらいのツアーだろうか年配の団体さんがほぼ同時に登ってきた。みんなクラシに向かわれたので、私はここで孤高の枯れた立木を見ながら、おにぎりで昼食にした。イブネの目印のあるところまで行ってもよいが、人が多いだろうし、もう十分だろう。さあ、12時になったので、ここから引き返えそう。帰りはルートを把握できているので問題なく帰れるだろうが、行きに行けなかった銚子ヶ口の北峰と南峰に行けたら登りたい。
チョウシからの急な下りを十分に注意しながら下った。念のため、細引きを準備したが、使用せずに降りられた。西からの風が強くなってきたが、無事に大峠まで来ると、ダウンを着こんだ若者がコンロで何か作って食べている。私も持参したバンを食べて一休み。ここから水舟ノ頭、西峰、中峰を通って、目標だった北峰、南峰と行き、東峰経由でモノレール道を下降して下山した。15時過ぎ。子供が仕事から帰ってくるまでに家に着いて迎えられそうだ。
靴を履きかえて林道を下ったところ・・・ゲートが閉まっている! やはり何かの行事で一時的にゲートが開いていただけだったようだ。ここからは帰れない。自動車を置いて帰らないと行けないかと焦ったが、少し手前の林道横の広場で地元の方がゲートボール?をしておられたし、自動車も駐車されていたではないか。そういえば、この林道は農道に繋がっていることを思い出した。みなさんはそちらから入られたに違いない。細い林道をしばらくバックして、さらに狭い農道に折れて進むと通行止めの障害物がずれており、何とか外に出ることが出来た。ああ、よかった。ここが一番焦りました。
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