アリになりたい戸隠山(◎o◎)

2019年11月10日(日) [日帰り]

• GPS: 08:57
• 距離: 10.7km
• 登り: 884m
• 下り: 882m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 2:32
• 合計: 8:55

距離 10.7km 登り 885m 下り 888m

7:18 戸隠キャンプ場バス停
7:47 7:53 奥社前なおすけ
8:07 8:08 随神門
8:24 8:35 戸隠神社奥社
9:33 10:22 百間長屋
11:31 11:45 蟻の塔渡・剣の刃渡
11:57 12:48 八方睨
13:07 13:08 戸隠山
13:46 13:50 九頭龍山
14:40 14:49 一不動（避難小屋）
14:50 一不動
15:00 15:02 一杯清水
15:07 15:09 帯岩
15:49 ゲート
15:55 15:56 弥勒尾根コース分岐
16:04 戸隠牧場入口
16:09 16:10 戸隠キャンプ場
16:13 ゴール地点

天候

下界は曇り　山頂尾根は秋晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往路】
　自宅〜藤沢IC〜(新湘南BP・圏央道・関越道・上信越道)〜長野IC〜長野総合運動公園(車中泊)※1〜サンマリーンながの※2〜長野駅近く（知人宅泊)※3〜飯綱〜戸隠牧場前
　　　
【駐車場】
　戸隠牧場バス停前の駐車スペース
　(30台くらい可能・無料)
　　　　　
【復路】
　戸隠牧場前〜アゼィリア飯綱※4〜長野IC〜(上信越道・関越道・圏央道)〜藤沢IC〜辻堂駅※5〜自宅
　 　　
※1：長野市北部ボランティアセンターの臨時駐車場。
　　（11/9は復興ボランティア参加のため前夜泊）
※2：ボランティア終了後の温泉。
　　（参加後の無料券利用）
※3：長野に単身中のT先輩宅で宴会＆宿泊。
※4：温泉。
※5：T先輩と解散。

コース状況／危険箇所等

【戸隠キャンプ場(a)〜奥社前なおすけ】
　バス停近くから湿原状のフラットな木道に入る。
　地図には書いていないが2カ所の分岐を過ぎ、奥社鳥居前の蕎麦屋「なおすけ」の前に出る。
　　
【〜随神門〜戸隠神社奥社】
　広い参道は随神門から巨大な杉並木になり、少しずつ登りになっていく。
　やがて石段になり、傾斜が登山道くらいにきつくなったころに奥社に至る。
　
【〜百間長屋】
　スイッチバックの登山道。
　巨大な岩稜の壁が立ちはだかったら百間長屋。登山道はそこを抉られた回廊になっている。
　　
【〜蟻の塔渡・剣の刃渡〜八方睨】
　次々に壁級の岩登りになる。いくつかクリアし、胸突岩の垂直近い岩壁を鎖で這い上がると「蟻の戸渡り」の入口看板がバーン。その向こうはガクブルのナイフリッジがクネクネしているのが見える。
　諸々の記録や地図等では「蟻の戸渡り」と書かれているが、ここの道標＆注意看板には「蟻の塔渡り」と書かれている。どっちがホント？
　蟻の戸渡りは、幅50�僂寮篳匹糧�根は長さ20mのヒヤヒヤの恐怖。ちょっと手前から鎖で下るトラバースルートはツルツルの恐怖。
　その先の剣の刃渡は下り調5mだが、くびれた超小コルは特に狭くて真上を進むのは四つん這いでも踏み外しそうなので、右側の小さな突起部に足をしっかりグリップして渡る。
　そこから尾根の続きを登り、急斜面の鎖場を登り切れば八方睨の平らなスペースに乗っかる。ココまでが厳しいだけに、天国の空間に思える。
　　　
【〜△戸隠山〜△九頭龍山〜一不動】
　しつこいくらいのアップダウンの連続。しかも、右側（東南）は、ちょくちょく絶壁になり、登り返しも急登だらけ。
　それぞれのピークの眺望はそれなりだけど、絶壁からの景色は立ち止まりが続く美景のプロムナード。
　一不動に向かってグングンと下りが続く。

【〜一杯清水〜帯岩〜ゲート〜(a)】
　一不動からは沢沿いの下り道が続く。
　数年前にT先輩と高妻山へ登ったときのルートだが下りは初めて。
　当時はあれだけ怖かった大きな岩盤の帯岩トラバースは、蟻の戸渡りに比べれば安全地帯に見える。
　沢が太くなっていくルートが牧場のゲートへ至って登山道は終わり。
　牧場内ののどかな道を通過し出発点に至る。

その他周辺情報

【温泉】
　アゼィリア飯縄
　（510円・アメニティあり）
　大きな湯船のみで露天はないが、ゆったりとできる。
　今回は、復興ボランティアで同じチームだった地元のオネエサマが「ボランティア無料券」を譲ってくれたので活用させていただきました。
　　
【買い物】
　長野市街から登山口までコンビニはない。
　事前に町中で済ませておこう。

写真

11/10 5:51

【長野市内】
　初めてのご飯バージョンだったけど、いまいち辛みが足りないと思ったら、激辛小袋を入れ忘れ(^_^;

11/10 7:18

【戸隠キャンプ場近く】
　デッパツ！！
　湿原の木道を淡々と行きます！

11/10 7:47

【奥社の鳥居】
　はるか向こうまで一直線に続く参道へ！

【随神門】
　立派スギる杉並木の参道
　(^^)
　僕らが小さスギだね〜

11/10 8:27

【戸隠神社・奥社】
　密教と神道が習合した神仏混淆の有名な神社にお参り
　(^人^)
　「神社から応援を送るとジンジャ・エールだな」とかって罰当たりなことを思ってしまった私・・・

11/10 8:54

【〜百間長屋へ】
　マッキー名物ゆで卵でエネルギーチャージ！

11/10 9:36

【百間長屋】
　本日のキワモノパンで燃料補給―　

11/10 10:05

【百間長屋】
　頂上下の降雪を仰ぎ見て勇気ある撤退を決意！
　数メートル下りたところで「ギャルが登ってくるのが見える！」の一言でリトライすることになった優柔不断チームであった
　(^_^;

11/10 10:38

【百間長屋〜】
　ひぃぃぃーな鎖場が続く。
　第1次ギャグ禁止令が発令された
　(^_^;
　クサリが新品でクサリきっていないのがありがたいね〜

11/10 10:53

【胸付岩】
　垂直に近い岩稜！
　下で見かけた若すぎるギャル2人とお父さんは身軽にスイスイ
　(^◇^;
　見上げていたら、第2次ギャグ禁止令が発令(^_^;

11/10 11:18

【蟻の戸渡り】
　極細のナイフリッジが見える・・・「自信がない場合は、勇気を持って引き返しましょう」って、戻るにしても壁のような岩稜を何度も下りることになる。
　この上の「八方睨」に登る前に、八方塞がりになった私たちであった
　(￣。￣;
　そして、私への冷たい視線とともに、第3次ギャグ禁止令が告知されたのであった(^_^;

11/10 11:31

【蟻の戸渡り】
　エスケープルートはツルツル下りのスリリングー
　メンタルがエスケープしそう
　(^_^;

11/10 11:32

【蟻の戸渡り】
　足の置き場に悩むマッキー
　(..;)

11/10 11:36

【蟻の戸渡り】
　見ているだけで、お尻がジンジンとビビリンボーダンスを踊り始める・・・
　下はガッスガスの絶壁。心は潔癖。メンタルはペッキペキー

11/10 11:41

【剣の刃渡】
　蟻を渡り終えたら、今度は刃・・・

【剣の刃渡】
　お尻センサーはレッドゾーン！！
　もはや、ハハハと笑うしかねぇな・・・
　刃渡りだけに(^_^;

11/10 11:45

【剣の刃渡】
　こんな時になんですが、ブロッケンさん登場！

11/10 11:48

【〜八方睨】
　恐怖を渡った後の岩場を登り切れば・・・

11/10 11:56

【八方睨】
　ガスの層をくぐった上はババーンと高妻山！！
　樹氷たちが溶けていくパラパラは、メンタルから怖さがパラパラと消えていくBGMのようだった
　(^O^)
　妙高さんが、ひょっこりと手を振っているようだね〜

11/10 12:07

【八方睨】
　「もうココはカンベン」とか言いながら、モウコのタンメンでランチ
　(^O^)
　もちろん、この製品もネギが入っていない
　(^^)

11/10 12:09

【八方睨】
　一気にガスが溶けて、北アの白馬さんたちが登場！
　爽快な気分にハイボールが飲みたくなった。もちろん、ウィスキーはホワイトホースで
　( ^_^)／□

11/10 12:18

【八方睨】
　ビールのミニ缶を分け合う涙ぐましさ。
　年齢順に回し、4番目の時には、ほとんど残っていなかった。持ち主なのに(^0^;

11/10 12:36

【八方睨】
　蟻の戸渡りを見下ろす。
　いやはや、マジで蟻になりたかったねぇ。
　全員無事の通過にアリガトウ！
　(^○^)

11/10 12:49

【〜戸隠山ピークへ】
　横から見ると、益々、脆さを感じるねぇ

11/10 12:59

【〜戸隠山ピークへ】
　八方睨の舞台と雲海の向こうに槍ヶ岳が登場！
　「ヤリ〜」と「これが見るのは運かい？」は定番ギャグになってきたなぁ
　(^_^;

11/10 13:01

【戸隠山ピーク】
　見つめ合って何を話してるんだろ？
　(^○^)

11/10 13:02

【戸隠山ピーク】
　急編成の大笑いパーティ
　(^○^)(^○^)(^○^)(^○^)
　この日は、メンタル・上腕が鍛えられ、別な意味で腹筋のトレーニングにもなりました
　(^○^)

11/10 13:05

【戸隠山〜九頭竜山】
　飯綱山の向こうに奥秩父の山々が見えてきた。
　進む先々の雲が幕を開けるように広がっていく
　＼(^o^)／
　頭の中では、ちあきなおみさんの歌声が響いた♪

11/10 13:13

【戸隠山〜九頭竜山】
　八ヶ岳の左に、うすーく富士山―
　(^_^)ゞ
　最近、薄いって言葉に反応しやくなってきた。頭も顔も存在も
　(..;)

11/10 13:19

【戸隠山〜九頭竜山】
　戸隠神社・奥社の杉並木参道が見える。
　「思ったほど登っていないねぇ」に賛同した私であった
　(^_^;

11/10 13:30

【戸隠山〜九頭竜山】
　どうやったらあんな風になるんだろうねぇ

11/10 13:32

【戸隠山〜九頭竜山】
　落ちたら一気に転がっていきそうだな・・・

【戸隠山〜九頭竜山】
　東南側は常に絶壁・・・
　でも、景色は完璧！　
　マインドは鉄壁（ウソ）

11/10 13:47

【九頭竜山ピーク】
　デカすぎる三等三角点ゲット！
　(^^)w

11/10 13:48

【九頭竜山ピーク】
　竜は神さまの使いだそうな。
　このオッサンは、何の使いだろ？

11/10 14:02

【九頭竜山〜一不動】
　けっこうなアップダウンが続く・・・
　心臓もアップダウン中

11/10 14:23

【九頭竜山〜一不動】
　ゴキゲンな姿がチラチラ見える道。

11/10 14:47

【一不動】
　こううんの女神に襲われたマッキーだったが、ギリギリセーフでトイレの女神さまに救われて勝利のガッツポーズ
　!(^^)!

11/10 14:48

【一不動】
　「手に持っての下山はキケン」との注意勧告は、あらゆる観点からなのだろうな
　(^_^;
　途中で運搬を棄権するのは、もっとNGでっせー

11/10 14:49

【〜戸隠牧場へ下る】　
　それでは、雲の下の下界へ。

11/10 15:05

【〜戸隠牧場へ下る】
　数年前、高妻山に登るときに怖かった帯岩は、なぜか今回は安全に見えた
　(^◇^;

11/10 16:03

【戸隠牧場】
　夕刻前に全員無事に下山完了！！　　
　シルエットは、ふんわりした山に見えるんだけどねぇ

11/10 17:34

【アゼィリア飯綱】
　湯ったり＆緩ったりと楽しみました
　(^^)

11/10 18:32

【スーパー綿半】
　シメ( ^_^)／□　私は270km後までノンアル・・・

撮影機器：

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

SC-02J samsung

装備

個人装備

ザック：ガレナ30 靴：ツォロミー3

感想

oobantou

　11/10(日)は、かのデンジャラスなルートでビビリンボーダンスを踊りまくりました(^o^;)
　
　前夜の復興ボランティアの慰労飲み中、信越連合の山友さんたちから嬉しいうコンタクト(^^)
　急編成の四人組は、峻険が代名詞の戸隠山を全員が初踏なのに「ヤバかったら引き返そ」とお気軽モードで登り始めたのだが…(^^;)
　　　
【山行記】
　　
　遥か一直線の参道は、
　ありがたい神さまたちがご賛同(^^;
　　
　どかんと大岩稜の膝元は、
　ありえないありド迫力の百間長屋(◎o◎)　
　　
　岩の壁の繰り返しは、
　ありのままに張り付きしがみ付き(^o^;
　　
　霧に浮かぶ極細の尾根は、
　ありになりたい気分にキリがない(-_-;)
　　
　八方塞がりの道の上は、
　ありゃっとパノラマ広がるの八方睨(^^ゞ
　　　
　崖っぷちの稜線は、
　ありあり続く四方の美景と秋の空o(^o^)o
　　
　
【おまけ】
　頭に響いたBGMはコレ♪
　https://youtu.be/puSqfSXqIrc

コメント

tekutekugo

レリゴーレリゴー♪
ありのままのギャグ禁止
　お疲れ様〜〜〜っていうかお気の毒様〜〜〜
ワタシまだここ行ってないんですよね〜〜
行ってみたいけどコワそうだ

ありのままに生きようとした蟻は
　ありのままに生きようとした蟻は
　　ありのままに生きようとした蟻は・・・

・・・・蟻のままだった

と言う歌が昔あったなあ