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記録ID: 210442
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

五竜岳・鹿島槍ヶ岳《八峰キレット》

2008年09月14日(日) ~ 2008年09月16日(火)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
22.5km
登り
2,219m
下り
2,329m

コースタイム

≪9/14・日≫  
 9:13 白馬五竜バス停下車
 9:42 テレキャビン乗車
10:15 登山開始
11:00 小とうみ通過
11:15 中とうみ通過
11:45 休憩開始
11:55 休憩終了      
13:17 五竜山荘到着     所要時間=3時間02分(休憩込)、地図上=5時間20分

≪9/15・月≫
 5:25 五竜山荘出発
 6:11 五竜岳着
 6:43 五竜岳発
 7:46 休憩開始
 7:54 休憩終了
 8:09 北尾根の頭通過
 8:26 口の沢のコル通過
 9:10 キレット小屋着
 9:40 キレット小屋発
10:38 北峰分岐通過
10:44 鹿島槍ヶ岳北峰着
10:58 鹿島槍ヶ岳北峰発
11:02 北峰分岐通過
11:24 鹿島槍ヶ岳南峰着
11:46 鹿島槍ヶ岳南峰発
12:53 冷池山荘着
13:23 冷池山荘発    南峰→種池山荘=3時間01分、地図上=3時間50分
14:47 種池山荘着    所要時間=9時間22分(休憩込)、地図上=11時間45分

≪9/16・火≫
 6:07 種池山荘発
 7:27 休憩開始
 7:35 休憩終了
 7:54 登山口通過
 8:07 扇沢着       所要時間=2時間00分(休憩込)、地図上=2時間45分

天候 9月14日(日)  曇り
9月15日(月)  晴れ
9月16日(火)  晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:東京から長野まで新幹線 長野から特急バスで五竜下車 テレキャビンでアルプスだいらまで
復路:扇沢から連絡バスで大町温泉「薬師の湯」まで 「薬師の湯」から特急バスで長野まで 長野から新幹線で東京へ
コース状況/
危険箇所等
◆八峰キレット
キレット小屋の前後に鎖、梯子、岩場を抜けないといけません。
大キレットなど経験した後ならそうでもありませんが最初のキレットだとしたら
緊張すると思います。三点支持とコース確認を慎重に行ってください。
とおみ尾根をグイグイ登っています。稜線上にかすかに五竜山荘が見えていました。今日は登山者がとても多いです。
とおみ尾根をグイグイ登っています。稜線上にかすかに五竜山荘が見えていました。今日は登山者がとても多いです。
ほとんど寝ることができないほどの混雑ぶりで翌朝を迎えました。なんにしても今日が本番です。気を引き締めて歩きます。
ほとんど寝ることができないほどの混雑ぶりで翌朝を迎えました。なんにしても今日が本番です。気を引き締めて歩きます。
五竜岳山頂手前で振り返ると白馬三山が見えていました。一気に高度を上げてきました。眺望も良さそうです。
五竜岳山頂手前で振り返ると白馬三山が見えていました。一気に高度を上げてきました。眺望も良さそうです。
進行方向右手には剱岳も見えていました。剱岳には翌10月行きました。同じように好天に恵まれました。
進行方向右手には剱岳も見えていました。剱岳には翌10月行きました。同じように好天に恵まれました。
双耳峰の鹿島槍ヶ岳もハッキリ見えています。行く手には八峰キレットが待ち構えています。緊張感をもって進みます。
双耳峰の鹿島槍ヶ岳もハッキリ見えています。行く手には八峰キレットが待ち構えています。緊張感をもって進みます。
五竜岳山頂は主稜線から少しそれたところにあります。ガスガスだったりすると見逃してしまうこともあるそうです。
五竜岳山頂は主稜線から少しそれたところにあります。ガスガスだったりすると見逃してしまうこともあるそうです。
五竜岳を過ぎ、一旦高度を下げます。振り返って見てみるとかなり下ってきたことが分かります。そしてこれからまた登り返します。
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五竜岳を過ぎ、一旦高度を下げます。振り返って見てみるとかなり下ってきたことが分かります。そしてこれからまた登り返します。
厄介なところを抜けてキレット小屋まで辿りつきました。正面左手に剱岳が見えています。キレット小屋は食事にも力をいれているとのこと。
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厄介なところを抜けてキレット小屋まで辿りつきました。正面左手に剱岳が見えています。キレット小屋は食事にも力をいれているとのこと。
鹿島槍ヶ岳北峰から南峰を望みます。北峰の標高は2842mです。さてゆっくりもしていられません。南峰を目指します。
鹿島槍ヶ岳北峰から南峰を望みます。北峰の標高は2842mです。さてゆっくりもしていられません。南峰を目指します。
南峰を目指していると、ライチョウがいました。今回の登山道では最初で最後でした。あまり警戒心がないです。
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南峰を目指していると、ライチョウがいました。今回の登山道では最初で最後でした。あまり警戒心がないです。
鹿島槍ヶ岳南峰に来ました。標高は2889mで北峰より若干高いです。若い男性が1名いらっしゃいました。五竜岳に行くそうです。
鹿島槍ヶ岳南峰に来ました。標高は2889mで北峰より若干高いです。若い男性が1名いらっしゃいました。五竜岳に行くそうです。
進行方向です。ガスが出てきています。グルット回り込んで種池山荘を目指します。見えているのが返って辛いです。
進行方向です。ガスが出てきています。グルット回り込んで種池山荘を目指します。見えているのが返って辛いです。
北峰を振り返ります。北峰〜五竜岳の間は本当に登山者がいませんでした。難路でもありますのであまり危険なことはできませんね。
北峰を振り返ります。北峰〜五竜岳の間は本当に登山者がいませんでした。難路でもありますのであまり危険なことはできませんね。
双耳峰の鹿島槍ヶ岳はどこから見てもハッキリ分かる山容でいいですね。そういえば谷川岳も双耳峰で猫耳ですね。
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双耳峰の鹿島槍ヶ岳はどこから見てもハッキリ分かる山容でいいですね。そういえば谷川岳も双耳峰で猫耳ですね。
種池山荘に着くギリギリまで剱岳が見えていました。当然、立山も見えていました。まだこのときは登っていなかったのでドキドキしながら見ていました。
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種池山荘に着くギリギリまで剱岳が見えていました。当然、立山も見えていました。まだこのときは登っていなかったのでドキドキしながら見ていました。
遠くには槍ヶ岳、奥穂高岳、前穂高岳など北アルプスの南部に主峰群が見えていました。吊尾根が見事です。
遠くには槍ヶ岳、奥穂高岳、前穂高岳など北アルプスの南部に主峰群が見えていました。吊尾根が見事です。
種池山荘が手の届くところまで見えてきました。爺岳の山頂はパスしました。爺岳周辺はライチョウのメッカらしいのですが・・・。
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種池山荘が手の届くところまで見えてきました。爺岳の山頂はパスしました。爺岳周辺はライチョウのメッカらしいのですが・・・。
種池山荘に着きました。昨日とうって変わって今日は泊まり客は6,7人でした。一日違うとこうも違うものかと、、、。
種池山荘に着きました。昨日とうって変わって今日は泊まり客は6,7人でした。一日違うとこうも違うものかと、、、。
種池山荘は8人部屋(?)を一人で使わせてもらいました。枕カバーが猫柄でしたので記念に写真をパチリと撮りました。
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種池山荘は8人部屋(?)を一人で使わせてもらいました。枕カバーが猫柄でしたので記念に写真をパチリと撮りました。
三日目。とても歩きやすい柏原新道を下って扇沢まで戻ってきました。この後、「薬師の湯」に行ってそれから帰宅しました。
三日目。とても歩きやすい柏原新道を下って扇沢まで戻ってきました。この後、「薬師の湯」に行ってそれから帰宅しました。

感想

◆五竜山荘
連休と重なり、五竜山荘は激混み。予約段階で〆切状態、山小屋なので来たら受け入れるということで山荘内もテン場もすごい状態であった。当然、夜中にトイレへ行って戻ってみると寝場所はなくなっている・・・しょうがないのでレインコートを着て食堂で寝た。のびのびできたのでかえってよく寝れた。他にも階段の踊り場や乾燥室で寝ていた方もいた。

◆八峰キレット
大キレットを通過した後だったこともあり、落ち着いて抜けることができた。好天に恵まれ進行方向右手には翌月、登る予定の剱岳&立山が常に見えていた。キレット小屋に着いたときは安心できたが、北峰まではまだまだ油断はできない。その分、鹿島槍ヶ岳の山頂に立った時の心の昂揚は何にも増して大きなものがあった。

◆種池山荘
冷池山荘に泊まろうかと思ったが、まだ時間に余裕があったし、翌日は降りるだけにしておこうと思い、種池山荘まで足を伸ばした。位置的に冷池山荘は混むがこちらはあまり混まないとのこと。一部屋まるまる使わせてもらった。
ここで、夕食一緒だった静岡のベテランのご婦人から登山のアドバイスをいろいろ受けた。特に剱岳早月尾根の話はインパクトがあった。まだ別山尾根からも登っていなかったが、、、。

今回の五竜岳、鹿島槍ヶ岳はそれぞれ個性をもった山容で遠目に見ても分かる。事前にガイドブックの写真など見ていたが、実際に足を運ぶとその存在は圧倒的で来てよかったと実感できた山行であった。

2012年7月

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