記録ID: 2104482
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
会津遠征第2日御池散策〜会津マッターホルン蒲生岳(11/9)
2019年11月08日(金) ~
2019年11月10日(日)
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 461m
- 下り
- 457m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:50
会津遠征の中日、なんとか妻を説得して、山にお誘いし、承諾をとりつける。標高差が450mの急登の山、距離は短く、行程自体も正味4時間はかからないと、甘い言葉を並べて、乗ってきてくれた。
しかも当日は絶好の山日和でこれ以上無い、最高の条件が整い、久しぶりにのんびりと余裕をもって夫婦で山を楽しむ事ができた。いつもはついついガシガシと登る方向になびいてしまうが、こういう山行もいいですね。
しかも当日は絶好の山日和でこれ以上無い、最高の条件が整い、久しぶりにのんびりと余裕をもって夫婦で山を楽しむ事ができた。いつもはついついガシガシと登る方向になびいてしまうが、こういう山行もいいですね。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蒲生岳は只見駅からもその威容が見て取れ、R252をたどると、まさに会津のマッターホルンとはと頷ける山容が目に飛び込んでくる。只見線沿い長い陸橋あたりからの姿が最も美しい。その威容からは登れんの?というぐらい急な角度なのだが、会津蒲生駅を基点に登山道が良く整備されており、変化に富んだコースであった。 会津川口に向ってR252の右側に登山者専用駐車場あり。道を挟んで反対側にはトイレもあって、安心。飲料水はないので要準備。沢が1本あるが里に近く、農業用水かもしれないため、準備した方が無難。コース中に水場はない。 案内に従い会津蒲生駅へ向って進み、線路を渡る。今は只見線(只見駅ー会津川口駅間)復興中でバスの代替運行中のため、線路を歩いても危険はない。線路はさびさび、廃線を思わせるような枯れた風情で寂しい。線路を越すと、直ぐ案内があり、登山道に入る。最初はブナ林の中を進み、次はかしわの潅木帯、露岩の現れる急斜面に変わって、時折お助けロープも出てくるが、急坂の岩場は1歩1歩赤ペンキで踏み位置を指示するマークがあって岩場だが心配ない。岩場は階段状に切り欠きが切ってあり、至れり尽くせりの登山道です。 更に進むと夫婦松に到着。2本の松が絡み合って立っているが、1本は立ち枯れており、何かを示唆するように思えてならない。ここからしばし松林の中の道で高度をあげ、分岐点。左は北壁コースで傾斜が急で危険らしい。右は鼻毛通しコースで傾斜がなだらかとの事。ここは右にコースをとる。この上はさえぎるものはなく眺望良好。 ここから上はほぼ岩場の急登の連続で、ロープもしくは鎖の補助がある。直ぐに右に回りこむように岩のトラバースがあって、ここは高度感あり、落ちたら助からない場所で慎重に通過。鎖を離さなければ大丈夫。通過後はしばし上下しながらトラバースが続き、鼻毛通しに到着。妙義山の胎内くぐりのような感じ。 この上が急登の連続で、山頂に着きそうでなかなか到着しない我慢の道。だが眼下に只見川がどんどん大きく見えてきて箱庭のような光景が拡がり、慰められる。くさりとロープをたよりにどんどん高度を上げると、やがて山頂に導かれる。帰路は往路を戻るのが無難。北壁コースは覗いたが急降下で高度感あり、怖そうなかんじ。 |
写真
撮影機器:
感想
蒲生岳は変化に富んだすばらしいお山でありました。かねて只見4山に名を連ねるこの山は気になっていた。要害山からみた威容は忘れられず、いつか登ってみたい山リストの中にあって、でも単独で登るにはもったいない距離の短さで、なにかのついでに上がれればいいなあと思ってました。そして今回その機会が訪れ、登頂を果たす。
紅葉もすばらしく、中腹〜上の眺望の良さとスリリングなスラブの道はなかなか歩いていて変化があり、楽しい道です。只見川の景色もすばらしく、頂上〜の高度感満点のさえぎるもの無しの大展望は訪れる価値は十分ありますよ。
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コメント
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0704minoさん こんにちは
蒲生岳は私も気になる山でした。
なかなか機会がおとずれないまま登れずじまいの山でしたが、0704minoさんのレコを拝見して、「よし、来年こそは!」という気になりました。
この山を見ていると山は高いだけがエライわけじゃないなあ、なんて思ったりします。
短時間で登れそうだし、スリルもあって楽しそうですね。
また次回の山レコも期待しています!
gorozoさん
おはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
蒲生岳、良い山でした。
会津を旅して、ぶな主体のしっとりした紅葉、とても好きになりました。晩秋の風情、いいですよ!
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