日光男体山(三本松から古のルートを辿る)
- GPS
- 10:00
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,237m
コースタイム
三本松駐車場5:05―5:15戦場ヶ原開拓記念碑―栃木県知事保健保護林の表示板―5:25シカの防護柵入口―シカの防護柵出口―9:50三角点峰(2397.7m)―10:35垂直の大岩―10:45太郎神社―10:50二荒山太郎―10:55男体山頂の岩場の鉄拳―11:458合目―12:107合目―12:455合目―13:004合目―13:401合目―13:45二荒神社―13:50県営湖畔駐車場―14:30西十三番園地―14:40ボートハウスー菖蒲ヶ浜バス停ー15:00竜頭の滝―15:05竜頭の滝バス停
天候 | 曇り〜雨〜晴れのち曇り(雷〜雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
宇都宮3:30―徳次郎―日光―いろは坂―4:45三本松駐車場 復路=走行距離70km 三本松駐車場15:30―いろは坂―日光―徳次郎―17:00宇都宮 ★三本松駐車場等の情報 駐車場は三本松茶屋周辺に約200台の駐車スペースと新しい綺麗なトイレがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★三本松駐車場〜シカ防護ネット入口・出口 ・三本松駐車場の標高は1395m ・雨カッパのズボンを履きスタート。 ・開拓の記念碑が登山口。 ・栃木県知事保健保安林の表示板を右に進む。この辺のクマザサの高さは膝の高さ位。直ぐにシカ防護ネット入口になります。 ・クマザサが腰の高さからだんだん胸の高さになる。熊の目撃情報が何度かある場所。あわない事を祈る。 ・直径30cmのシラビソに赤のペンキのマークが沢山。これが登山ルートとは考えられないがマークに添って進む。 ・胸の高さまであるクマザサの途中で雨に降られてしまい、雨ガッパの上は着る気に慣れず体中ずぶ濡れ状態。 ・【反省1】 マップケースの中に地図を入れて置けば良かった。 大切な(折り目)所がボロボロになり、以後は事前に学習した記憶と感で登る。 結果、廃止されたルートより北側の尾根(獣道を歩いたようです。飲みかけのペットボトル、人が歩いた様子が分かります。 そして北西北に伸びる尾根(標高2100m)着きました。 ★シカ防護ネット出口〜尾根出合い ・防護ネットを出るとシカに植物が食べられたようで地表面はどこも裸。 ・急傾斜の所高度を上げる。時々シカが鳴く(キーン)声がする。 ★尾根出合い(標高2100m)〜三角点2397.7m峰 ・ここからがオオシラビソとハクサンシャクナゲのヤブに悩まされる。 ・藪が込み地を這う所もある。 ・三角点峰近くになると、朝方、男体山頂部分に雲がかかっていたので、朝露で再度全身びしょ濡れ状態。 ・【反省2】 私のザック(幅広く)が藪にかかり登山意欲が薄れてくる。 ★三角点2397.7m峰〜垂直に立ち上がる岩峰 ・ここから稜線あるきでもコメツガとハクサンシャクナゲのヤブが待っていた。 ・展望が良く赤沼駐車場、三本松駐車場、光徳牧場の展望があった。 ・赤ざれの頭を4か所(直径30cmもある岩がぽろぽろ)危険を感じた所もありました。 ★岩峰〜太郎神社 ・垂直の岩峰に来ると私には無理、岩峰を右に巻く ・崩壊防護ネットまで登ると直ぐに太郎神社。この太郎神社は二荒山神社の分社です。 ・三本松からのこのルートは危険な所、落石事故が発生して昭和の時代に廃止されたルートです。 ・私が歩いたルートを家に帰り辿ってみると、本来のルートから見て北の尾根を上がり北西北に伸びる尾根の標高2100m地点に取りついています。tak1155さんの歩かれたルートが本来のルートの様です。参考にされて下さい。 ★太郎神社〜男体山山頂 ・男体山山頂には多くの人が休憩(昼食中)している。 ・今年3月に折れた鉄剣のある岩場には新潟県から来られた山岳会の人達が昼食中。 ・折れた鉄剣の写真を撮り、午後3時頃には雨の予報なので直ぐに下山する。 ★男体山山頂〜二荒山神社 ・下山時間は、2時間45分かかった。 ・何人の人達にすれ違ったか。(100人位) ★二荒山神社〜竜頭の滝(地獄茶屋バス停) ・三本松駐車場まで歩く予定。竜頭の滝(地獄茶屋)に着くまで中禅寺湖の湖畔を歩く。 ・菖蒲ヶ浜近くまで来ると戦場ヶ原の上空は真っ黒い空に変わりいつ雨が落ちてくるか分からない状態になってきた。 ・竜頭の滝の階段を少し登るとカミナリがなってきた。 ・バスの時間を確認すると15時05分丁度良い時間だ。急いでバス停に。 ★竜頭の滝(地獄茶屋バス停)〜三本松駐車場 ・滝から三本松までは2km歩いて30分です。 ・1分もしないうちにバスが来た。乗車料金は260円。 ・車に着くと同時にどしゃ降りの雨が落ちてきた。(セーフ) |
写真
感想
登山始めた頃に、このルートがある事を知る。以来、登りたいコースの一つであった。
ヤマレコのおかげで2011年10月19日にDIYさんが、そしてRonさんが2012年5月5日に、そして茨城県の藪麻呂の名を持つtak1155さんが7月10日に登られた事が分かる。自分でも歩いてみたくなった。DIYさんは垂直の岩峰を登られ凄いなの一言。私はtak1155さんからアドバイスをいただいているので岩峰を右に巻き太郎神社に出た。この太郎神社までは正面の二荒山神社から何度も来ているので嬉しさがこみ上げてきた。長年の想いがかなった1日でした。
(DIYさんの記録文を始めてみた時には、感動を受け直ぐにお気に入りに登録。Ronさん、tak1155さん細かな記録文ありがとうございました。)
男体山メモ
・位置は奥日光の領域
・深田久弥の日本百名山、関東百名山、栃木百名山、一等三角点百名山に選定されている。
・山頂の岩場(鉄剣がある岩盤近く)に一等三角点標石がある。
以前三角点標石がある所2484.2mより鉄剣がある岩場の方に約11m移動されたため2m程高くなり男体山の標高は2486mになりました。(男体山は、栃木県の西の端にあるので「にしのはし・2484」)と覚えています。
反省と教訓(まだまだ藪麻呂さんには及びもつきません)
1、登山地図は雨でぬれるだけでなく、汗でぬれた方が多い。結果、地図は常にマップケースに入れて置く事。
2、藪山には小さいザックで臨む事
3、スパッツ、ズボン、シャッツがボロボロ、藪山に望むときには良いものは必要ない。古着で!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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なんとおっしゃるgosenjyakuさん、
茨城の藪なんて栃木のものに比較して足元にも及びません。山なし茨城の藪山歩いたからといって栃木県の藪山歩けませんよ。買いかぶられてこそばがゆいです。
靴の中は濡れましたか?それとも対策バッチリでしたか?
秋以降チャンスを見て足尾から尾根通しに大平山から黒檜山歩いてみたいです。
2012.8.4 tak
tak1155さん
靴の中は事前にtak1155さんから情報を得ましたので、スパッツをしてその上にカッパズボンを履きましたので濡れませんでした。ありがとうございました。 大平山、黒檜山よろしくお願いします。 楽しみにしています。
2012.8.4 gosenjyaku
良い山歩をされてきましたね
お疲れ様でした
私もまだ未踏の登山道なので元気なうちに登ってみたいです。
以前、七ケ岳を縦走した時に新しいシャツをボロにしましたからここも古着で歩きます(苦笑)
okura165さん
コメントありがとうございます。
近いうちに反対コースでもう一度歩いてきます。 三本松からの廃止されたコースを完全なものにしておきたいです。 山は安全第一で歩いて下さい。
2012.8.13 gosenjyaku
今ごろコメで失礼します。
ここ歩かれていたのですね。
しかし、夏の暑い時期であまり天気が良くない時のようなので大変でしたね。
ヤブ歩きは私はいつもジャージです。登山ズボンなんてもったいなくて履けません。
ジャージはヤブが滑るので都合がイイです。
どこかでお会いできるとイイですね。
DIYさん
外の山も記録文参考になります。私には無理だなーと思う山が沢山あります。
衣類は、やはりそうですか?。古賀志山藪に入りシャッツをやぶいたりしています。ありがとうございます。
楽しみにしています。
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