木曽御嶽山〜岩と池と花と空〜
- GPS
- 05:03
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 225m
コースタイム
9:30御岳ロープウェイ飯森高原駅
10:30八合目
13:00剣ヶ峰
14:00二ノ池本館
2日目
6:00二ノ池本館
7:00三ノ池
10:00頃御岳ロープウェイ飯森高原駅
天候 | 晴れ&ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御岳ロープウェイ〜三ノ池までのコースは 雪渓を横切る箇所あり。雪渓を歩くのには問題はないが、 上部及び雪渓上に堆積した岩の落石に注意。 お鉢巡りも同様。 |
写真
感想
いつか親父と山登りへ…
山へ行くようになってから、学生時代はいろいろ行ったという
親父と山の話をする機会が多くなり、彼の希望した御岳へ
行こうと漠然と約束したのが今年の冬〜春頃でしょうか。
約40年前とは大きく機能や重量の異なる最低限の装備を
用意していただきつつ、出発の日を迎えました。
御岳ロープウェイを降りればそこは既に標高2150m、
公共交通機関だけで私の住む近畿(というか西日本)の
最高峰を越えてしまいました。
あたりは亜高山樹林帯。大好きな針葉樹の香りと鶯の
声が心和ませます。親父よ、あんま飛ばさんといて〜。
八合目、女人堂を過ぎればそこからは森林限界。
ハイマツと時折現れる高山の花々が岩にしがみつき、その強さ、
はかなさを感じさせます。
もっと高山植物、名前覚えてくるんだった…
やがて植物もなくなり、岩ばかりになったころ頂上山荘が見えてきます。
ダッシュすれば頂上までおよそ10秒?3000m以上の山とは感じさせないほど
ツルッとした石の階段と鳥居でした。
本日の宿は二ノ池山荘。まだ時間もあるので「気楽」にお鉢巡りをすることに。
しかしお鉢はそれまで賑わっていた頂上までの道とは異なり、結構危なっかしい。
たまに会う人も若い人ばっかり。親父が言いました。
「お鉢巡ってるんは俺が最高齢ちゃうか?」
かもしれませんが…。
二ノ池本館でチェックイン。今夜は部屋もかなり混雑するようです。
この日は晴れはしましたが周辺や遠方の山々を見るほど視界は広くなく
すぐ前にある二ノ池や剣ヶ峰を眺めながら夜は更けました。
早朝、ご来光を拝もうとしますがあたりはぼやっとした雲海。
結局はっきりとしたお日様はわからず仕舞でしたが晴れた青空が
きっといい一日になるのを予感させてくれました。
二ノ池新館よりルートを北に取れば、そこは広々とした賽の河原。
地図で名前を確認する前に言い当ててしまったほどそれっぽい
場所です。小石と岩のベースにコケと花。帰りたくないとまで思いました。
急坂を下り三ノ池へ。腐らないといわれる透明度の高い水面に力をもらい
八合目を目指します。この間の花々も素晴らしかった!
この日は二箇所、雪渓を横切りましたが落石さえ起こらなければ
「真夏なのに雪」という楽しい経験ができます。
八合目を過ぎれば樹林帯。低地に住む人間にはやっぱり落ち着く風景です。
もっとゆっくりしたかったのにやっぱり「親父が早い!」
年齢、体力など考えず、もっと重い荷物を持たせるべきでした。
fineridgeさん、こんにちは。
さすがに今回はニアミスしませんでしたね
お父様と山歩きなんて素敵ですね。
たくさんの花に青空。
雰囲気もとても良かったのではないでしょうか。
>公共交通機関だけで私の住む近畿(というか西日本)の最高峰を越えてしまいました。
気が付きませでした。そういえばそうですよね。なんか複雑です…でも標高の数値じゃないですから!
先日父と話したときに聞いたのですが、うちの父もかなり山に行っていたそうで、およそ私なんて歩けないところばかりの名前が出てきました。
fineridgeさんの記録を拝見して、うちも3世代登山やってみようかなって思いました
cocoeさんこんにちは。
荷物の大方を私が持ったのは確かですが父親の早さには
驚きました。cocoeさんのお父様と同じとまではいかなくても、
うちの父親も昔、南北八ヶ岳縦走や槍ヶ岳には登ったみたいです。
父と山に行くというと、なんか母親が嬉しそうでした。
3世代登山、いいですね!
私にとっては今のところ夢のまた夢です
概ねお天気に恵まれたみたいで良かったですねー。
お二人ともとても健脚なご様子なので、御嶽なら日帰りできちゃいそうですね!
いろんなお山をこれからも一緒に楽しめるといいですね!
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