大朝日岳(古寺鉱泉〜大朝日〜鳥原山周回コース)
- GPS
- 11:10
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,635m
- 下り
- 1,636m
コースタイム
7:20三沢清水 − 7:50古寺山 − 8:20小朝日巻き道分岐 − 8:40巻き道合流 − 9:20銀玉水 − 10:10大朝日小屋 −
10:25大朝日岳山頂 − 10:30大朝日小屋(休憩40分) − 12:00小朝日巻き道分岐 − 12:35小朝日 − 13:40鳥原山 −
14:15御田湿原分岐 − 15:00田代清水 − 15:20畑場峰分岐 − 16:30古寺鉱泉朝陽館登山口
天候 | 晴れ時々曇り 山頂付近ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道27号線からの分岐は登山口への道路標識有り。その先地蔵峠の分岐も看板有りです。 地蔵峠より先、道幅は細くなりますが全て舗装道です。 駐車場自体に停められる数はせいぜい20数台程度が限度と思われます。いっぱいだったら路駐、のようです・・。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは古寺鉱泉朝陽館さん郵便受けにある、とのヤマレコユーザ情報でしたが、 すっかり確認するのを忘れていました・・・すいません。 ・駐車場に簡易トイレ2基有り。紙は用意したほうが良さそうです。 ・大朝日岳まで、きちんと整備された登山道です。 ・鳥原山からの帰路、御田湿原の分岐を過ぎると古寺鉱泉までぬかるみ箇所が複数有り。 また畑場峰から先はほとんど刈払いが行われていないような箇所が多数有り。 ・温泉は「大井沢温泉 ゆったり館(300円)」か「奥おおえ柳川温泉(300円)が あります。 柳川温泉には露天風呂有り。 |
写真
感想
大朝日と言えば、ヒメサユリ!
なので本来はもっと早い時期に訪れたかったのですが、天気と都合がつかずこの時期に・・・。
しかし、山頂周辺はまだまだ花盛りで楽しい稜線歩きを満喫できました。
久々の登山でしたし、しかも大朝日、気合を入れて古寺ピストンではなく鳥原山経由の周回コースをとりましたが
これが後々大変なことに。。。
とにかく、駐車場も混むだろうし行程も長いからとりあえず早く出とけ、と高速に乗り5時前には駐車場に着いたものの、
すでに満車!!甘かった・・・;
路肩駐車組が数台出ている状況でしたので、来た道をちょっと引き返し、道路の待避所部分へ幅寄せして停めることに。
そそくさと準備しトイレに寄って、まだ準備中の皆様を尻目にいざ出発。
朝陽館の建物を正面にして左側より登ります。
ハナヌキ峰までの登りに時間がかかるであろう覚悟はしていましたが、当日は風が強く、これが逆に汗をかいた身体には
さわやかで心地よくて、思ったよりも速いペースで一服清水へ到着。
学校登山なのか、小学生の一団がわいわいと登ってきたので(早い!)喉を潤し小腹を満たしたら先へ進みます。
しかし山形は小学校から朝日日帰り(帰りバスで帰ってましたから)するなんてさすがだなーと感心しきり。
まもなくハナヌキ峰分岐の稜線へ出て、まずは古寺山を目指します。
ここから青空が見えてきましたが、気温も上がってきました;
そんな時に、次の水場ポイント、三沢清水へ到着。
古寺山へはここからもうちょっとです。
古寺山頂上へ来ると小朝日が目の前にどーんと迫ります。
帰りに小朝日のピークより鳥原山へ分岐しますので、行きは小朝日を巻いて。
巻き道からは、西側の峰々に残る雪渓が見えました。
巻き道から本ルートへ合流し、いよいよ稜線を歩きます。花がすごい!
ヒメサユリは2箇所くらいしか咲いてませんでしたが、まだ花の盛りは続くようです。やっぱり花があると楽しい!
しかしながらさすがに遮るものがないので、林道では涼やかだった風がやや強くなってきました。
強風に耐えると、銀玉水に着きます。登山道からすこし左へ下ると、花々に囲まれた水場が現れます。
周りにはミヤマキンポウゲやウラジオヨウラク、斜面にはニッコウキスゲの姿もありました。
銀玉水を後にすると、大朝日小屋を目指して一気に上ります。
整備された石段なんですが、これがキツイんですよね・・・。
やっと大朝日小屋に着きましたが、頂上は依然ガスったまま。。。
とりあえずピークは踏まないと!ということでザックを小屋前にデポさせて頂き頂上へ。
頂上はそこそこ人がいましたが、展望も無く寒くなってきたため下山し、小屋前でお昼休憩。
ごはんを食べたら、管理人さんのお話でなごむ小屋前から、いざ出発。
銀玉水で水を補給し、稜線の花々を惜しみつつ、まずは小朝日の急登に取り付きます。
これが結構な登りでして、汗が出る出る出る。。
ようやく小朝日山頂にたどり着くも、そこから鳥原山への分岐がいきなり急なザレ道。
ロープがあったのは一箇所だけでしたが、すべらないように気をつけて下ります。
鳥原山への登山道にもまだまだ花はあります。
が、この道、小朝日から見たときは結構近いな〜なんて思ったのに、なかなか着かないw
ようやく周りが見渡せる山頂に着きます。
この時点ではまぁまぁ、当初の想定タイムよりも早かったのですが・・・。
鳥原山を過ぎ、鳥原小屋方面との分岐がある湿原に着きます。
時間の都合上、鳥原小屋には寄らず、古寺への帰りを急ぐことに。
湿原の木道、歩きたかったなぁ・・・。
分岐を左に進むと、すぐにぬかるみ。
やはり古寺から小朝日経由のアチラのルートに比べれば、コチラはマイナーなのか、その後複数ぬかるみの箇所がありました。
途中、ガイドには載っていなかった水場「田代清水」がありましたが、水は十分だったので今回はパス。
畑場峰の分岐にようやく着きましたが、鳥原湿原の分岐からはまだ行程の分・・・ここまでの下りで大分時間をロスしたようです。
さすがに足にキてました;
畑場峰からは笹の刈払いが済んでいないようで、薮こぎ箇所多数。
大分しんどくなってきて、ようやく沢の音が大きくなってきたところで朝陽館の建物が見えました。
最後の最後、急な下りを降りてようやく登山口まで戻ってきました。
いや〜長い下りでつらかった!!足ガタガタですw
逆ルートだとアレを延々と登るのかと思って、すれ違う登山者が一人もいなかったことに、勝手に納得。
帰りは大井沢温泉ではなく、柳川温泉に寄り(露天が広くてお湯も良い!)帰路に着きました。
とりあえず、日帰りにはちょっとキツイルート設定でしたが、無事帰って来られてよかった。
大朝日頂上からの展望は今回は望めませんでしたが、稜線の花々には癒されたし、朝日連峰の雪渓の峰々はやはり美しかったです。
最後と思われるヒメサユリに会えたのも感激でした。
まだまだ経験値の浅い私たちにとっては、次のステップへの大きな足がかりとなる
山行になったと思います。
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