【両白】大日ヶ岳(1709m)水後山(1559m)鎌ヶ峰(1666m)
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- GPS
- 06:53
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,085m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
オートキャンパーさんの間をぬって登山スタート。お父さん方、昨晩の大宴会の疲れからか、どこかうつろな表情です(笑)。
わらび畑の中につづく一条の小道。それを詰めてゲレンデトップへ。
振り返ると、毘沙門岳と、その背後の西山ピークを擁する県境尾根が目に飛び込んできます。野伏ヶ岳、薙刀山の両雄、越美国境の山並みや荒島岳はかろうじて見えています。あの左手にあるのは高賀三山?そして、裾野だけの鷲ヶ岳。
登山道脇に目立つのはアキノキリンソウの黄花と、アキチョウジの青花。キノコ類はサーモンピンクのマスタケや、殺しの天使、ドクツルタケなど。
完全にガスに飲まれて歩く水後山。夏の終わりを告げるマツムシソウやホツツジ・・・ニッコウキスゲは、サヤだけが数本、空に向かって棒立ちです。
展望のない鎌ヶ峰。元気なのはリンドウばかり。最低鞍部に降り立った途端、突然の僥倖(ぎょうこう)が舞い降りました。てっぺんの雲のじゅうたんに穴が開き、お日様が顔をのぞかせたんです!
いいタイミングで山頂到着。のんびり憩ううち、ひるがの方面から三人さんが、ご到着です。僕はと言えば、前大日方面を探り歩きます。実は、恥ずかしいことに無雪期に登るのは初めて。山スキーで登り、アイスバーンで転びまくったあの日、青あざだらけで帰宅しました(笑)。
ひるがの高原ルートを展望台まで偵察に歩きました。菅笠をかぶったソロ男子が登って来ます。「いいですね〜」と声をかけると、木曽路の道の駅で手に入れたんだって。大峯奥駆道(おおみねおくがけ)歩きに夢中だとか。ホントは熊野の菅笠が欲しかったんだって。
さて、この登山のミッションの一つは天狗山へのルートを探ること。あわよくば天狗の山頂を踏もうとさえ考えていました・・・けど、背丈のクマザサに阻まれて、ガードが堅すぎ。
大日ヶ岳から白山に向かうダイレクト尾根は、似たような標高を保ちながら、銚子ヶ峰を目指します。天狗山はその稜線上の、最も大日ヶ岳に近いピークの一つ。ササやぶが厳しいのは大日ヶ岳山頂周辺だけじゃないだろうか?・・・と、楽観主義が顔をもたげます(笑)。
まあ、残雪期を狙うか、はたまた植生の衰えた晩秋を狙うかだね。
帰路、すれ違う方々と挨拶交わしながら、無事下山。満天の湯へ直行。露天風呂からゲレンデトップが見えます。山の思い出を反すうしながら疲れを癒やす至福のひととき。
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