鳳凰山
- GPS
- 20:42
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,389m
- 下り
- 2,415m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:30
天候 | 風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部凍結していて肝を冷やす |
写真
感想
今秋から登山にはまったKくんが、どこからのかの情報で薬師が岳に行きたいと言ってきた。鳳凰山は興味もあったし雪も少なそうなので行くしかない。
朝4時に車を走らせると、ちょうど八ヶ岳の前で日の出が...
モルゲンロートが素晴らしかった。登山口である青木鉱泉への道はダートも有りなかなかだった。
当初の予定ではドンドコ沢ルートで上がって中道で下りたかったが台風の影響で登山道が流されたようだ。登山二回目のKくんも一緒なので無難に燕頭山コースとする。青木鉱泉から御座石鉱泉までは無駄なアルバイトだが、紅葉がきれいだったので良しとする。
このルートは自動的に御座石鉱泉のおばちゃんに呼び止められる様になっていて、鳳凰小屋テン場料金を徴収された。辿り着けるかどうか分からないし、鳳凰小屋と御座石鉱泉の関係も口頭で言われても… 前払いは不本意だがもめるのも面倒なので潔く支払う。犬には「うぅ〜 ワンワン」と敵視丸出しだった。
しばらくは紅葉が綺麗で楽しい山歩き。そして下から見えた巨大な法面が現れた。山奥に不思議な光景だ。やがて葉が落ちて冬模様となるとKくんのペースも、ガタ落ち。2000m付近ではチラホラ雪が出始めた。滑って落ちる前にチェーン装着。地蔵が岳で夕日を見る計画だったが、明るいうちに鳳凰小屋に着くかも怪しくなってきた。それならばと小屋手前に富士が見えるポイントがあり、ビールで乾杯し夕日に照らされる富士山を見堪能した。
暗くなってテン場に到着。雪が積もっていない場所は既に埋まっていて、それならばと雪上キャンプにした。どちらにせよ地面も凍っているのだから汚れなくていいか?
テントに入って宴会にしよう。オムライス・おでん・生ハム・チーズにクラッカーなどよく分からん組み合わせだがビールは進む。
翌朝、テント撤収の際ペグが凍り付き、抜けないのは苦労したよ。さて、オベリスクに向かって出発だ! 最後の登りは距離は短くオベリスクが見えているのに、なかなか着かなく厳しかった。稜線に出ると甲斐駒ケ岳がバーン! 風が強く、オベリスクに登るのは危険だ。祠まで行って良しとした。
アカヌケ沢の頭では昨日、車から見えた北岳が大迫力で感動した。白峰三山を見ながら鳳凰三山最高峰の権現岳を目指す。北岳が気になって何度も振り返ってしまう。いや! ペースの遅いKくんが心配だからだ。
登り下りを繰り返しゴール! 快晴の360度の景色を楽しみ、写真を撮ったら乾杯しよう。焼肉もやっちゃうよ。
権現岳からから薬師が岳はあっという間についた。今回の山行のきっかけとここからの富士山を見る。スローペースと強風で寒いし早く行きたいが、脂肪を蓄えているK君は暑そうだ。
あとは1700mを下る。ここからが、長い道のりだった。北斜面の登山道は積雪があり道は平らになりクッションにもなるから調子よく下る。楽しく歩くKくん。雪が無くなるとペースダウン。明るいうちに帰れるか心配になって来た。半分下って休憩にしようと日の当たる所で待っていたがKくんが着く頃には陰ってしまった。遅いよ。温かいコーヒーを飲んで頑張ろう。途中林道が出て来てザックを置いて車を取にと頭をよぎったが、ゲートがあったらどうしよう。最後まで背負います。結果的にはゲートが無いようでした。
最後、ガーミンナビが近道を教えてくれたがこれが失敗。登山道は遠回りなので近道ルートを切り開きピッタリの所に出た。日が落ちて薄暗くなる。ナビの指示に進んでいくと渡渉ルートだった。暗闇で渡渉は危険なので林道から帰る。とんだ遠回りになってしまった。18:20ゴーール。
予定通り、鳳凰三山制覇を成し遂げ充実の2日間となった。
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