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Yamareco

記録ID: 211577
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

西日本最高峰!古道で登る石鎚山

2012年07月30日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:06
距離
17.8km
登り
2,247m
下り
2,239m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:50 西之川登山口→9:10 成就 9:15→9:30 八丁→10:15 前社ヶ森→10:40 夜明峠→11:00 一の鎖上部→11:25 二の鎖上部→11:40 弥山<お昼ご飯> 12:00→12:15 天狗岳→12:20 南尖峰→12:25 天狗岳→12:45 弥山→13:15 夜明峠→14:35 十字分岐→15:15 刀掛 15:25→15:45 岩原→16:45 西之川登山口
天候 晴れ時々曇り
※山頂付近はガスが晴れたりかかったり
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西之川登山口に近くの商店がやっている有料駐車場あり
※近くに公衆トイレもありますがきれいではありません
西之川登山口。ロープウェイの駅から車で5分ほど進んだところです。
2012年07月30日 06:49撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 6:49
西之川登山口。ロープウェイの駅から車で5分ほど進んだところです。
少し歩くと廃村があります。この雰囲気は嫌いではありません
2012年07月30日 06:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 6:51
少し歩くと廃村があります。この雰囲気は嫌いではありません
石畳、石垣。でも、もう人はいません
2012年07月30日 07:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 7:03
石畳、石垣。でも、もう人はいません
昔の生活の匂いが感じられます
2012年07月30日 07:03撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 7:03
昔の生活の匂いが感じられます
小さな祠があったり
2012年07月30日 07:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 7:04
小さな祠があったり
城跡を歩いているみたいな感じ
2012年07月30日 07:06撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 7:06
城跡を歩いているみたいな感じ
脱ぎたて?の蝉の殻
2012年07月30日 07:35撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 7:35
脱ぎたて?の蝉の殻
大きな岩があったり
2012年07月30日 07:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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大きな岩があったり
古道の雰囲気が感じられます
2012年07月30日 07:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 7:58
古道の雰囲気が感じられます
ここがロープウェイの山頂成就駅からの道と合流する地点です。ここまで2時間強。標高差900mほど。ロープウェイなら10分ほどです。
2012年07月30日 08:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 8:58
ここがロープウェイの山頂成就駅からの道と合流する地点です。ここまで2時間強。標高差900mほど。ロープウェイなら10分ほどです。
少し歩くと成就の入口に到着
2012年07月30日 09:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 9:10
少し歩くと成就の入口に到着
成就です。お店がたくさん。
2012年07月30日 09:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 9:11
成就です。お店がたくさん。
無事の登山をお祈りします
2012年07月30日 09:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 9:14
無事の登山をお祈りします
ここからが一般の登山口と言えるでしょうか
2012年07月30日 09:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 9:14
ここからが一般の登山口と言えるでしょうか
霊峰石鎚山 遥拝の鳥居。
頂上まで行かれない方はここでお参りしてください、とのこと。
2012年07月30日 09:25撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 9:25
霊峰石鎚山 遥拝の鳥居。
頂上まで行かれない方はここでお参りしてください、とのこと。
成就からいったん下って八丁に到着。ここから本格的に登ります。
2012年07月30日 09:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 9:30
成就からいったん下って八丁に到着。ここから本格的に登ります。
登山者心得
2012年07月30日 09:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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登山者心得
ひたすら木の階段の登りです。なかなかしんどい
2012年07月30日 09:36撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 9:36
ひたすら木の階段の登りです。なかなかしんどい
右へ行くと前社ヶ森。体力に自信のない方は左の近道へ。
2012年07月30日 10:07撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 10:07
右へ行くと前社ヶ森。体力に自信のない方は左の近道へ。
ど〜ん!前社ヶ森へ登るための「試し鎖」です。
2012年07月30日 10:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 10:08
ど〜ん!前社ヶ森へ登るための「試し鎖」です。
気合を入れて登ります。
2012年07月30日 10:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 10:10
気合を入れて登ります。
やったぁ!登ったぁ
2012年07月30日 10:16撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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やったぁ!登ったぁ
あれが山頂だね
2012年07月30日 10:18撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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あれが山頂だね
下りもけっこう怖い
2012年07月30日 10:19撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 10:19
下りもけっこう怖い
このお花の名前は?
2012年07月30日 10:23撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 10:23
このお花の名前は?
少し進むと目の前に山頂の全容が姿を現しました!すごい!
2012年07月30日 10:37撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 10:37
少し進むと目の前に山頂の全容が姿を現しました!すごい!
きれいな蝶々!アサギマダラ、という蝶だそうです。たくさん飛んでいます。
2012年07月30日 10:47撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 10:47
きれいな蝶々!アサギマダラ、という蝶だそうです。たくさん飛んでいます。
さぁ、いよいよ山頂への核心部。まず「一の鎖」。
2012年07月30日 10:55撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 10:55
さぁ、いよいよ山頂への核心部。まず「一の鎖」。
ふぅ、高度感たっぷり。
2012年07月30日 10:58撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 10:58
ふぅ、高度感たっぷり。
石鎚登山の歴史。
2012年07月30日 11:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:01
石鎚登山の歴史。
山頂がだいぶ見えてきました。
2012年07月30日 11:01撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 11:01
山頂がだいぶ見えてきました。
鳥居をくぐって…
2012年07月30日 11:06撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:06
鳥居をくぐって…
「二の鎖」です。右へ行くと迂回の階段です。
2012年07月30日 11:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:09
「二の鎖」です。右へ行くと迂回の階段です。
また鳥居です。
2012年07月30日 11:10撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:10
また鳥居です。
こちらもなかなかしんどい。慎重に。
2012年07月30日 11:11撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:11
こちらもなかなかしんどい。慎重に。
鎖がしっかりしているから安心感はあります。
2012年07月30日 11:15撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:15
鎖がしっかりしているから安心感はあります。
雨で濡れていたら怖いな
2012年07月30日 11:19撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:19
雨で濡れていたら怖いな
「二の鎖」をクリア
2012年07月30日 11:24撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:24
「二の鎖」をクリア
続いて「三の鎖」です。
2012年07月30日 11:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:29
続いて「三の鎖」です。
これが一番キツイ。岩場に足をかけるところが少ないのでかなり腕の力に頼りました
2012年07月30日 11:33撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 11:33
これが一番キツイ。岩場に足をかけるところが少ないのでかなり腕の力に頼りました
「三の鎖」を登りきると!山頂(弥山)です。でも、最高点(1982m)はもう少し先の天狗岳です。
2012年07月30日 11:42撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 11:42
「三の鎖」を登りきると!山頂(弥山)です。でも、最高点(1982m)はもう少し先の天狗岳です。
弥山から天狗岳を眺めたところ。さぁ、行くぞ!
2012年07月30日 12:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 12:46
弥山から天狗岳を眺めたところ。さぁ、行くぞ!
というわけで、天狗岳へ向かいます。これは弥山を振り返ったところ。
2012年07月30日 12:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 12:04
というわけで、天狗岳へ向かいます。これは弥山を振り返ったところ。
弥山〜天狗岳〜南尖峰はけっこう危ないです。雨天時や強風時は行かないほうがいいでしょう
2012年07月30日 12:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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弥山〜天狗岳〜南尖峰はけっこう危ないです。雨天時や強風時は行かないほうがいいでしょう
このお花の名前は?マツムシソウに似ているが…
2012年07月30日 12:16撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 12:16
このお花の名前は?マツムシソウに似ているが…
天狗岳!ここが石鎚山の最高峰です
2012年07月30日 12:30撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 12:30
天狗岳!ここが石鎚山の最高峰です
あれは南尖峰。行ってみます
2012年07月30日 12:28撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 12:28
あれは南尖峰。行ってみます
南尖峰から南側。怖そうだ
2012年07月30日 12:20撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 12:20
南尖峰から南側。怖そうだ
弥山と天狗岳の稜線。けっこう怖いです。
2012年07月30日 12:32撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 12:32
弥山と天狗岳の稜線。けっこう怖いです。
シコクイチゲ!四国の石鎚山の高所にしか咲いていない固有種です。お花がハクサンイチゲよりも少しちっちゃい。
2012年07月30日 12:43撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 12:43
シコクイチゲ!四国の石鎚山の高所にしか咲いていない固有種です。お花がハクサンイチゲよりも少しちっちゃい。
弥山の崖の下はお花畑が広がっていました
2012年07月30日 12:44撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 12:44
弥山の崖の下はお花畑が広がっていました
下りは迂回路の階段で楽々と
2012年07月30日 12:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 12:51
下りは迂回路の階段で楽々と
こんな感じの階段なので安心です
2012年07月30日 12:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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こんな感じの階段なので安心です
あそこを登ってきたんだなぁ
2012年07月30日 12:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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あそこを登ってきたんだなぁ
見上げます。断崖絶壁だ
2012年07月30日 12:56撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 12:56
見上げます。断崖絶壁だ
夜明峠から登りとは違う道で下山します
2012年07月30日 13:17撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 13:17
夜明峠から登りとは違う道で下山します
うわぁ、蝶々の楽園だ
2012年07月30日 13:22撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 13:22
うわぁ、蝶々の楽園だ
一心不乱に蜜を吸っています。人が来ても逃げません
2012年07月30日 13:22撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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一心不乱に蜜を吸っています。人が来ても逃げません
こっちの道はちょっと薮が深い
2012年07月30日 13:24撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 13:24
こっちの道はちょっと薮が深い
石鎚三十六王子道と呼ばれているみたいです。所々に王子様?の像があります。
2012年07月30日 13:28撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 13:28
石鎚三十六王子道と呼ばれているみたいです。所々に王子様?の像があります。
このお花の名前は?→ヤマジノホトトギス(山路杜鵑草)
2012年07月30日 13:29撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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このお花の名前は?→ヤマジノホトトギス(山路杜鵑草)
道わかりますか?
2012年07月30日 13:31撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 13:31
道わかりますか?
沢沿いのじめじめとしたところを行きます。ちょっと涼しい
2012年07月30日 13:50撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 13:50
沢沿いのじめじめとしたところを行きます。ちょっと涼しい
このお花の名前は?→タマガワホトドギス(玉川杜鵑草)
2012年07月30日 13:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 13:51
このお花の名前は?→タマガワホトドギス(玉川杜鵑草)
このお花の名前は?→クガイソウ(九階草)
2012年07月30日 13:51撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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このお花の名前は?→クガイソウ(九階草)
苔むした石畳が古道の雰囲気を醸し出しています
2012年07月30日 13:54撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 13:54
苔むした石畳が古道の雰囲気を醸し出しています
天柱石。垂直に上に伸びるでっかい岩があります
2012年07月30日 14:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 14:09
天柱石。垂直に上に伸びるでっかい岩があります
壊れそうな木の橋があったり
2012年07月30日 14:13撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 14:13
壊れそうな木の橋があったり
十字分岐。夜明峠からコースタイムで1時間のところを1時間半かかってしまった
2012年07月30日 14:34撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 14:34
十字分岐。夜明峠からコースタイムで1時間のところを1時間半かかってしまった
道はしっかりあるものの、怖い箇所が多いです
2012年07月30日 14:46撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 14:46
道はしっかりあるものの、怖い箇所が多いです
でも、沢の風を感じて涼しい
2012年07月30日 14:52撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 14:52
でも、沢の風を感じて涼しい
苔むした木の橋。すべらないように
2012年07月30日 14:53撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 14:53
苔むした木の橋。すべらないように
ここはけっこう難所です。
2012年07月30日 15:04撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 15:04
ここはけっこう難所です。
刀掛到着。ちょっと休憩
2012年07月30日 15:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 15:14
刀掛到着。ちょっと休憩
第二十三 刀○王子様 とあります。
※○は読めなかった
2012年07月30日 15:24撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 15:24
第二十三 刀○王子様 とあります。
※○は読めなかった
沢は気持ちいい
2012年07月30日 15:41撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 15:41
沢は気持ちいい
岩原到着
2012年07月30日 15:47撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 15:47
岩原到着
うわぁ、この橋、足を掛けるところが途中で折れてるよ…
2012年07月30日 15:49撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 15:49
うわぁ、この橋、足を掛けるところが途中で折れてるよ…
苔むした石畳の古道。熊野古道みたいでいいね
2012年07月30日 16:08撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 16:08
苔むした石畳の古道。熊野古道みたいでいいね
こんな雰囲気好きです
2012年07月30日 16:09撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 16:09
こんな雰囲気好きです
いつの時代からこの道はあったんだろう?
2012年07月30日 16:12撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 16:12
いつの時代からこの道はあったんだろう?
だんだんと道が自然に還っていくようです
2012年07月30日 16:14撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
7/30 16:14
だんだんと道が自然に還っていくようです
滝もいいね
2012年07月30日 16:20撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
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7/30 16:20
滝もいいね
撮影機器:

感想

関東に住んでいるときから四国の石鎚山の評判を耳にしていました。
標高は1982m。
標高は2000mに満たないけれども西日本最高峰で、古くから修験道の山として栄え霊峰としての貫禄は十分。
しかも、山頂は岩になっていて鎖で登るのがとてもスリルがある、ということ。
四国の愛媛県なので遠いのかと思っていましたが、愛媛県のやや東よりなので神戸から橋を渡って淡路島を縦断していけば意外と近い。
神戸から距離にして270kmほどでした。十分日帰り圏内です。

ロープウェイで標高1300m付近まで登ることができるのですが、今回はあえてロープウェイを使わずに下から登ることにしました。
古くから信仰なので多くの登山者を集めた山なので、石畳の昔の道がしっかり残っていて、この古道の雰囲気を味わってみようというのが今回の趣旨。
実際、苔むした石畳や石垣は熊野古道のようでとてもよかったです。

山頂は断崖絶壁。
どうやってこれを登るんだ?と思いますが、ちゃんと鎖がついています。
ただ、これがけっこうハードな鎖場です。噂以上でした。
足の置き場が少なく、腕に頼って登らざるを得ませんでした。
槍ヶ岳の山頂を登るよりも遥かに難しいです。

また、山頂付近には石鎚山の高所にしか生育していない固有種「シコクイチゲ」も咲いていました。「ハクサンイチゲ」に似ていますが、少し花びらが小さいです。
「アサギマダラ」という蝶もはじめて見ました。

標高差約1500mの登山となりました。
荷物は軽かったとはいえ、この時期の標高差1500mはけっこうキツイ。
汗だくになりました。
水を3リットル、ポカリを1リットル持っていったのですが、すべて飲みきりました。

初めての四国の登山。
初めての動植物にも触れることができて新鮮でした。


■西之川登山口〜成就
特に危険箇所はありません。
最初、廃村のようなところを過ぎた後、たんたんと登りが続きます。
2時間ほど歩けばロープウェイ山頂駅からの道と合流して、成就に到着します。

■成就〜八丁〜剣山
成就から八丁へ向かって緩やかな下り。
八丁から登り返します。
この木の階段が少ししんどい。
途中、前社ヶ森という岩場があって、ここに「試し鎖」があって、登ることができます。

■剣山〜夜明峠〜一の鎖〜二の鎖〜三の鎖〜弥山
夜明峠に来ると目の前にど〜んと石鎚山の山頂が現れます。
まさに断崖絶壁。
そして、ここからが恐怖の鎖場の始まりとなります。
※迂回路の階段があるので、鎖場を通らなくても弥山に行けます。
「一の鎖」はそれほどでもないです。まぁ、普通の鎖場です。
「二の鎖」はちょっとキツイ。
「三の鎖」が一番キツイですね。
勾配は垂直ではないですが、80度はありそう。
足を掛けるところが少ないので腕の力に頼って登りきりました。
雨で濡れていたら危険だと思います。
「三の鎖」を登りきると、そこは弥山です。
神社や山小屋があります。

■弥山〜天狗岳〜南尖峰
石鎚山の本当の最高峰は天狗岳(1982m)とされています。
というわけで向かいます。
ただ、弥山から天狗岳まではかなり細い稜線。
強風時や雨天時は行かないほうがいいと思います。
岩場で足も滑るし。
南尖峰からさらに稜線を下っていくこともできるようですが、これはやめておきました。

■夜明峠〜天注石〜刀掛〜岩原〜西之川
下りは鎖場を通らず迂回路で。
夜明峠から登りとは違うルートで下山しました。
「石鎚三十六王子道」と呼ばれる沢沿いの道です。
こちらも古道の雰囲気を十分に味わえます。
沢沿いなのでとても涼しい。
ただ、通る人が少なく、ところどころで道が崩落していたり、木の橋が腐っていたりするので、通行に注意。

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コメント

はじめまして。
明後日石鎚山に登るので参考にさせていただきます。
古道、興味深い道ですね!
今回は歩きませんが、こういう雰囲気は好きなのでまたチャンスがあったら登ってみようかな…

61の花はホトトギスだと思います。
65はクガイソウでしょうか。
2012/8/3 11:43
ありがとうございました!
nanako75さん
お花の名前、ありがとうございました!
ヒントを頂いて、図鑑で詳細を調べました。

61はホトトギスの仲間で、花弁の開き方やおしべに斑点がないことからヤマジノホトトギスと判定しました。
64の黄色いホトトギスはタマガワホトトギスですね。
65はクガイソウでした。

石鎚山、楽しんでくださいね〜
2012/8/6 5:33
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無雪期ピークハント/縦走 石鎚山 [日帰り]
石槌の古道と山体を八の字で廻る!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 石鎚山 [日帰り]
石鎚古道で弥山迄!
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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