牧ノ戸峠から久住山と中岳往復
- GPS
- 03:42
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 763m
- 下り
- 750m
コースタイム
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:38
天候 | 晴れ 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
久住山避難小屋付近までは、気温と日照で霜柱が溶けた為か、登山道がドロドロの泥濘状態。この区間は長靴がベストと思う。それ以降は乾燥路で歩きやすいが、日陰や山陰には凍結箇所もあり要注意。 |
写真
感想
航空会社のマイルを使った山行として、再び九州を訪問した。1日目の今日は久住山。
空港でレンタカーを借りて運転を続け、牧ノ戸峠の駐車場には12時ちょうどに到着。自宅は5時過ぎに出たので既に6時間以上経過している。昨日までの仕事も忙しくて、山登りする体力が残っているか大変心配だったが、久住山周辺は良く晴れていて、風は冷たいものの登山日和。この天気なら山に登らない手はない。途中のコンビニで食事は既に済ませてきたので、駐車場ではそれ以外の準備をする。外の気温は5℃くらいと寒いが天気は良いので、歩けば暖まりそうな雰囲気。12:22に行動開始。トイレに立ち寄ってから歩き始める。登山口からしばらくはきれいに舗装された遊歩道があるが、ここが結構な急傾斜。しばらくぶりの登山なのできつい。汗をかく。とは言え今日は出発が遅くて日没も早い11月末なので、きつくてもとにかく進むしかない。10分ほど歩くと見晴らしの良い所に出た。早速写真を撮る。もう既に森林はなくて見晴らしはとても良い。しかしここからが大変だった。登山道がドロドロになっていて、進むのが楽ではない。霜柱が溶けたのが原因だろうか。今日はローカットのトレッキングシューズにスパッツを巻いてきたが、あっという間に泥だらけ。しかも今回はこれをスーツケースに入れて持ち帰らなければならない。その際はもちろんビニール袋に入れるが、帰宅後のメンテナンスが憂鬱だ。でも天気は抜群に良いので敗退はあり得ない。泥で滑ってスリップしないように注意して進む。扇ヶ鼻の分岐を過ぎるとしばらくは平坦な登山道が続く。しかしここもドロドロであることは変わりない。時間が時間なので登りよりも降りてくる登山者の方が多いが、多くの人がスパッツを利用していた。平坦な道の終わりに久住山避難小屋がありここで休みを取ろうかと思ったが、座って休むところがなくて先に進む。帰りに小屋の内部をのぞいたが、かなり荒廃しているように見えた。避難小屋より先は久住山に向けて少し登る。既に正午を回っていたが、標高の高い日陰や山陰の部分には白く樹氷がまだ付いていた。朝しか見られないと思っていたのでラッキーだった。13:56に無事久住山到着。山頂にはハイカー数名。登山道が無数にあるので、いろいろな所から登ってきているのかもしれない。天気も景色も良い。ここで座ってゆっくり休もうかと思ったが、中岳も行きたいし、その場合まだ先も長いので持参したスポーツドリンクを少し飲んだだけで先に進む。結局座らずじまい。
この先どうやって中岳まで進んだものかと思ったが、とりあえず地図とGPSを見て下り始める。下ってまた登るが、いまいち自分がどこを歩いているのかよく分からない。ただ避難小屋の文字が現れたので、それが池ノ小屋であると想像して登りにかかる。久住山山頂にはハイカーの姿が見えたが、そこから離れると人の姿は全く見えなくなった。時間が既に午後2時を回り、普通ならとっくに下山している時間だが、今日は歩き始めが正午を回っていたので2時で山中にいても仕方ない。池ノ小屋避難小屋は戸がなくて中が丸見えだが、一晩緊急避難的に過ごすのであれば十分だろう。予定宿泊には向かないだろう。石組みの小屋だった。避難小屋からは池が見えた。ここまで火山であるにも関わらず池は見えずようやく、といった感じ。池には近づかずに登りをこなし、右手に伸びる登山道を上がると中岳の山頂だった。ここからの景色も良い。久住山は今回単純ピストンで訪問しているが、秋の時期に縦走したほうが面白そうな山域だ。しかしここを埼玉から再訪するのはなかなか難しいだろう。再訪はないかもしれない。中岳を後にするとあとは基本的には峠へ戻るのみ。その前に1つピークを越えるが、ここの登りが一部凍っていて緊張を強いられる。短時間なのでなんとかなったが、標高差があったり距離が長かったら嫌なところだった。誰もいない登山道を進み、久住山の避難小屋まで戻る。休憩はせずに先に進む。出発からスポーツドリンクを少し飲んだだけで食料は全く減っていなかったが、休憩適地を飛ばしてきたので何も食べていない。どこかで何か食べたかったが、ここから先は泥濘ルートなのでそれも難しそう。結局山中では何も食べることなく下山することになった。最後、登りで苦労した遊歩道の下りは快適。小走りで降りられるくらい。16:02に駐車場到着。もとから少なかったクルマは更に少なくなっていた。なんとか明るいうちに降りてくることができた。
明日は祖母山を目指すので、竹田市内に移動。久々の登山だったので、明日は筋肉痛になるかもしれない。それに気温も低いので、朝のうちは凍結箇所もあるだろうか。
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