蝶ヶ岳・常念岳・燕岳(過去山行)


- GPS
- 51:00
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 2,799m
- 下り
- 2,838m
コースタイム
5/1 常念小屋07:30→大天井岳10:00→燕山荘1:230→燕岳→14:30燕山荘
5/2 燕山荘07:30→09:30中房温泉
天候 | 4/30晴れ、5/1雪、5/2雪 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
過去の山行記録です。
91年のGW山行である。松本から新島々、上高地へと入って行った。5月の上高地はまだ冬の残りが居座っていた。
上高地から先ずは桂川を遡って横尾迄行く。ここより蝶ヶ岳に向かう。かなりきつい登り。それに雪山と言うことで冬季用の登山靴を履いている為、なかなか足が進まない。それでもコースタイムよりは早く登り続ける。
でも横尾からの登りはきつい。頂上近くになったときにはもはや完全にペースダウンしてしまった。やっとの思いで山頂到着。
蝶ヶ岳山頂よりは素晴らしい景色が広がる。ここでランチタイム。
さあ、出発だ。しかし、足が重たい。特に常念の登りはきつい。少し登っては休み、また登り出す。その繰り返し。完全にばてている。途中、下ってくる人に頑張ってと声をかけられるが、返事をする元気もない。
こうして、常念の頂上についたのは完全に夕暮れだった。下に常念小屋が見えた。後は足を引きずる様に小屋に向かった。
翌朝、起きてがっかりした。昨日は良く晴れていたのに今日は朝から雲が立ち込めている。雪も降りだした。
小屋から歩き始めたが思いの他、風が強い。さらに大天井岳の近くに来ると風は地吹雪のようになった。身体が吹き飛ばされそうだ。
燕岳には予定より約1時間ほど遅れて到着。
この段階で今日は中房温泉に下山することは諦める。
燕山荘泊とする。
翌朝、中房温泉の朝一発のバスに乗りたいが登山道は完全に雪で埋もれている。仕方ない。道がわからないので金魚の糞作戦だ。誰かの後をついて行くしかないので待つことにする。
やがて人々が出発始めた。その後を追ってこちらも出発。
踏まれた雪道は意外と歩きやすく、コースタイムを約1時間も短縮して中房温泉についた。そして、当然、温泉に。
この後、立山・剣を当初の計画どおり狙うが(天気予報は長野県北部は雲後晴れであった)、扇沢→黒部ダム→室堂と入ったものの、室堂では猛烈な吹雪。ターミナルを一歩外に出た瞬間に風雪が襲いかかり、思わずターミナルから500メートル付近で雪の八甲田山をやりかけてしまった。
結局、無理と判断し室堂から退散した。
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