加波連山縦走 (岩瀬駅~燕~加波~足尾~上曽峠~真壁城跡バス停)
- GPS
- 08:42
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,296m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:40
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
縦走後半、上曽とうげから県道7号を伝って真壁側に下り、桜川市コミュニティバスで真壁城跡バス停から岩瀬駅へ移動。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
あちこち踏み跡も不分明なルートがあり、GPSアプリは必携。 モトクロスの轍で、中央が深く細くえぐれて傷んだ登山道があちこちにあり。 |
写真
装備
備考 | 水を2L持参。飲用水(アクエリアス)とカップ麺で1.4L消費 |
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感想
先々週の筑波連山縦走のあと、岩瀬駅からの加波山縦走にさらに興味がわいてきた。
この季節、日の出から日没まで10時間しかないし、岩瀬からきのこ山までがいいところだなーと計画した。
[岩瀬-雨引山]
岩瀬駅のりんりんロード駐車場を出発したのは日の出前だが、ヘッドランプは不要な程度の薄明。
地形図を頼りに手近の住宅街から裏山に登る実線から破線に変わるルートを選択したが、すぐに踏み跡があるようなないようなヤブに変わる。
地形図に破線のルートがあっても山に入ってみるとヤブだったというのは、雨引山周辺で以前も経験済みなので、『やっぱりこうなりますか...』という感じ。
致し方なく、地形図と実地形とヤブの具合によって進む。背の高い細竹の藪漕ぎで、何度も帽子がぬげたり、ザックが引っかかったり、メガネが落とされそうになったり。230.8m山の手前で道幅の広い登山道に入った時は嬉しかった。時間のロスがあった気がしないでもない。
雨引山への途中で、「加波山登山競走 2019年11月30日」のA4の白い標識に遭遇した。
あれ? 今日何かあるのかな? 検索してみると、この日の10時から岩瀬駅から加波山まで10kmのトレラン大会があるようだ。100人参加で、5人ずつ同時にスタートだとか。
いやはや、トレランレースに巻き込まれたらたまりません。レースが始まる前に対象コースを抜けてしまわなくては。せっせと歩きました。
でも、このトレランの標識、白のA4で目立ちやすく、特に迷いやすい分岐での矢印には助けられました。
雨引山の前後は細かい階段多し。イノシシの掘り返しも多し。
雨引山への途中はところどころ展望があり、北西の桜川市から栃木の山々まで朝日を受けて輝く様子が壮観だった。それから北東側の水戸・日立方面もスッキリ。
[雨引 - 燕山]
雨引山から燕山までは数年前に歩いたことがある。記憶よりヤブが登山路に迫り、見通しもさらになくなった感じ。
燕山の山頂は見晴らしがない。こうなんだよねー、しょうがないよねーと、岩にザックを置いて立ってエネルギー補給。
迷彩柄のジャケットの年配の男性が追い越ついてきて、ちょっとお話した。
[燕山 - 加波山]
加波山神社への途中、ヘアピンカーブの林道をショートカット。
降り始めは急斜面。霜柱がとけて滑りやすくなっていて、ズデンと尻餅。
すぐ先に石の祠があり、よろしくお願いしますと拝礼。
[以後、林道のヘアピンカーブは、yamatohamさんから山行記録「こだわりの裏筑波縦走(岩瀬駅から筑波山まで)」にて教えて頂いたショートカットルートを適宜利用しました。yamatoham様、ありがとうございました。]
燕山も加波山も眺望はないし、ホント地味な山ですよね。
ところで加波山に山頂の標識はあるのだろうか? と言うのが今回わいた疑問だった。
[加波山 - 足尾山]
淡々と足尾山に向かう。
足尾山に着いた。今日のクライマックス。
快晴の青空と穏やかな日差し。
筑波山と富士山、群馬の山も見える
きのこ山方向のパラグライダー場から舞い上がった何十ものカラフルなパラグライダーが、加波連山の上空を浮遊して、頭上にも数人飛んでいる。
いいなー。
山頂にいた二人の男性と情報交換した後、お湯を沸かしてカップラーメンタイム。
足尾山でゆっくり休憩した後、足尾神社に下る。
足尾神社の境内に年配の女性3人がいた。うちのお一人は80代かも知れない。皆さん登山姿。
質問された。『家族に車で迎えに来て貰うには、どこまで来るように言えばいいか? 車両通行止め区間があるらしいので。』
お聞きすると石岡の方から3人で登ってきたが、下りは家族に車で迎えに来て貰うつもりとのこと。
スマホで地形図を見て「石岡の方から県道7号で上曽峠に向かい、きのこ山方向に折れる。パラグライダー場を過ぎて、足尾神社の門柱のところに来て貰うといいですね。」と。
無事にスムーズに帰宅されていることを祈ってます。
[足尾山 - きのこ山 - 真壁城跡バス停]
ともあれ私は下山モード。きのこ山の休憩所はパスして、上曽峠、県道7号を伝って、真壁城跡バス停まで一気に下山。予定のバスより1本早く 14:50に乗り込んだ。
まだ日は高い。暖かいバスの中、加波連山の紅葉した山並みを眺めて満足感。
あぁー楽しかった、充実の休日でした。
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