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Yamareco

記録ID: 2128415
全員に公開
雪山ハイキング
中国山地東部

Good Morning!那岐山

2019年12月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
7.7km
登り
849m
下り
852m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:51
休憩
2:21
合計
6:12
3:53
3
3:56
3:56
11
4:40
4:47
40
5:27
5:32
8
5:40
5:41
3
5:44
6:55
13
7:08
7:47
2
7:49
7:52
19
8:11
8:11
62
9:58
9:59
6
10:05
10:05
0
10:05
ゴール地点
帰りのBコースから,名木ノ城へ寄り道して帰るコース。雪のある下りは足の置き場を選んで,ゆっくりと歩いた。
天候 夜中は★の降ってきそうな晴天。明け方からは雲が大発生。
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市より,美作道(無料区間),県道美作線,勝央町経由で那岐山登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
標高700mあたりから,道べりに雪が現れる。Cコース大神岩手前からは,先日の積雪と,溶けた雪が凍ってバリバリになった登山道になる。チェーンスパイクを携行していたが,結局着けずに歩いた。土や岩が露出した場所が多いので,用心して歩けば大丈夫。もう少し凍り具合が激しかったらアイゼンが必要。下はそれほどでもなかったが,稜線は風が強い!早朝登るときは,寒さ対策は十分に。(夜は登らんか...。)
その他周辺情報 美作市営露天風呂にて,300円のリーズナブルな露天風呂をいただきさっぱり。朝10時~夜9時まで営業。(石鹸シャンプー×。お湯はぬるめ。ゆっくりつかるにはよいかと。)
Good morning!昨日,weathernewsとてんくらでチェックした結果,那岐山はご来光が望めそう!と勝手に思って,夜道を岡山市より那岐山登山口にやってきた。第1,2と,どの駐車場にも車はなし。那岐山独り占め?時間にゆとりをもって出発。
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Good morning!昨日,weathernewsとてんくらでチェックした結果,那岐山はご来光が望めそう!と勝手に思って,夜道を岡山市より那岐山登山口にやってきた。第1,2と,どの駐車場にも車はなし。那岐山独り占め?時間にゆとりをもって出発。
登山者カウンターのあるいつもの場所。暗闇でも「クマいます!」の警告がやたら目に付く。クマさん,冬眠はせんのですかね。朝も早いし,念のため鈴をつけた。
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登山者カウンターのあるいつもの場所。暗闇でも「クマいます!」の警告がやたら目に付く。クマさん,冬眠はせんのですかね。朝も早いし,念のため鈴をつけた。
林道出会いからCコースへ。ここに来るまでに,上を見上げると,空には星の輝き。昨日からの晴天がまだ続いている。予報ではだんだん崩れてくるが,早朝ご来光は大丈夫と判断した。
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林道出会いからCコースへ。ここに来るまでに,上を見上げると,空には星の輝き。昨日からの晴天がまだ続いている。予報ではだんだん崩れてくるが,早朝ご来光は大丈夫と判断した。
大神岩,標高1000mに到着。ここで最初の給水タイム。冬のペットボトル茶は冷たい。岩からは麓の街灯や点滅信号の明かりがよく見えた。まだまだ天気は良好。
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大神岩,標高1000mに到着。ここで最初の給水タイム。冬のペットボトル茶は冷たい。岩からは麓の街灯や点滅信号の明かりがよく見えた。まだまだ天気は良好。
岩の上は凍っている。氷や霜がキラキラ反射してきれいだ。
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岩の上は凍っている。氷や霜がキラキラ反射してきれいだ。
雪を踏んで歩く。雪の上には鹿の足跡も続く。漆黒の闇に向かって進んでいく。
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雪を踏んで歩く。雪の上には鹿の足跡も続く。漆黒の闇に向かって進んでいく。
ほどなく森林限界を出て,笹原の続く山頂稜線へ。三角点峰に来た。積雪は4〜5cmくらいか。
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ほどなく森林限界を出て,笹原の続く山頂稜線へ。三角点峰に来た。積雪は4〜5cmくらいか。
いい調子で登ってきて,まだまだ日の出までには相当時間がある。道草。西仙コースの入り口に人と鹿の足跡。どこまで続いているのか?しばらく進むと鹿だけになった。そりゃ行かんわな。
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いい調子で登ってきて,まだまだ日の出までには相当時間がある。道草。西仙コースの入り口に人と鹿の足跡。どこまで続いているのか?しばらく進むと鹿だけになった。そりゃ行かんわな。
東の空はほんのり明るくなったところもあるが,まだまだ真っ暗な山頂稜線。霧氷をまとった白い木がフラッシュに浮かぶ。稜線は風が強い。三角点トイレ前で上っ張りを2枚着込んで完全防寒装備。
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東の空はほんのり明るくなったところもあるが,まだまだ真っ暗な山頂稜線。霧氷をまとった白い木がフラッシュに浮かぶ。稜線は風が強い。三角点トイレ前で上っ張りを2枚着込んで完全防寒装備。
那岐山頂に到着。山頂標も凍っている。雪はあまりないが,風が強い。ネックウォーマーに手袋も2枚重ね。カイロがないことを後悔...。
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那岐山頂に到着。山頂標も凍っている。雪はあまりないが,風が強い。ネックウォーマーに手袋も2枚重ね。カイロがないことを後悔...。
東の空が少しずつ赤くなってきた。火星が見える。山頂標識はカメラの台に重宝した。
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東の空が少しずつ赤くなってきた。火星が見える。山頂標識はカメラの台に重宝した。
スマホ(iPhone8)のカメラだとノイズがのるが,ToughG5よりも明るくなる。空のグラデーションや雲が美しい。
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スマホ(iPhone8)のカメラだとノイズがのるが,ToughG5よりも明るくなる。空のグラデーションや雲が美しい。
ToughG5の絵。ノイズは少ない。雲が美しい。と思っていたら,西の方からガスが吹っ飛んできた。さっきまでの景色がかき消される。
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ToughG5の絵。ノイズは少ない。雲が美しい。と思っていたら,西の方からガスが吹っ飛んできた。さっきまでの景色がかき消される。
北の方は全く見通しが効かず。
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北の方は全く見通しが効かず。
空が次第に明るくなる。山頂もだんだん明るくなってきた。空のうろこ状の雲が朝日に照らされて美しい。日の出まで後30分。
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空が次第に明るくなる。山頂もだんだん明るくなってきた。空のうろこ状の雲が朝日に照らされて美しい。日の出まで後30分。
那岐山のすぐ東のピークの両端に,氷ノ山や駒ノ尾山などが見え隠れする。朝は扇の山の形も見えた。東の方はガスがとぶとよく見える。
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那岐山のすぐ東のピークの両端に,氷ノ山や駒ノ尾山などが見え隠れする。朝は扇の山の形も見えた。東の方はガスがとぶとよく見える。
流れる雲の上には,赤い光と青い空のグラデーション。すぐ上はどピーカンなんだけどなあ。
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流れる雲の上には,赤い光と青い空のグラデーション。すぐ上はどピーカンなんだけどなあ。
それにしても風が強くて寒い。景色はすごいんだけど,じっとしていると体が固まってしまいそうだ。
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それにしても風が強くて寒い。景色はすごいんだけど,じっとしていると体が固まってしまいそうだ。
三角点峰も赤く染まり始めた。登山道が白く山肌に伸びている。
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三角点峰も赤く染まり始めた。登山道が白く山肌に伸びている。
雲が飛んで,時々こんなすてきな景色になる。朝焼けの雲海の上に浮かぶ景色がすばらしすぎる!
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雲が飛んで,時々こんなすてきな景色になる。朝焼けの雲海の上に浮かぶ景色がすばらしすぎる!
氷ノ山をアップで。駒ノ尾山もよく見えた。
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氷ノ山をアップで。駒ノ尾山もよく見えた。
滝山や広戸山に伸びる縦走線。今日は滝山に行こうかと思ったが,寒すぎて断念。
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滝山や広戸山に伸びる縦走線。今日は滝山に行こうかと思ったが,寒すぎて断念。
後少しというところで,大きな雲の塊が目の前を覆い隠してしまった。赤かった空も。あっという間に真っ白け。那岐三座も雲の中へと消えていく。
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後少しというところで,大きな雲の塊が目の前を覆い隠してしまった。赤かった空も。あっという間に真っ白け。那岐三座も雲の中へと消えていく。
日の出の時間になったが雲が取れる気配がないので,避難小屋で朝食タイムをとることにする。避難小屋に下りて行くと。
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日の出の時間になったが雲が取れる気配がないので,避難小屋で朝食タイムをとることにする。避難小屋に下りて行くと。
途中で少し遅めのご来光。
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途中で少し遅めのご来光。
強い風と湧き上がる雲。真っ赤な光をまき散らして,太陽が姿を...。
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強い風と湧き上がる雲。真っ赤な光をまき散らして,太陽が姿を...。
見せてくれた。慈母峰の上を真っ白な綿のような雲が,湧き上がっては流れていく。
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見せてくれた。慈母峰の上を真っ白な綿のような雲が,湧き上がっては流れていく。
慈母峰の上を。ドラゴンのようにのたうっては...。
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慈母峰の上を。ドラゴンのようにのたうっては...。
形を変えたり,切れたりして流れていく。
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形を変えたり,切れたりして流れていく。
雲のショーの後は,避難小屋にて温かい食事を。温かいと一気に復活!明るくなって外に出るとガスガス。
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雲のショーの後は,避難小屋にて温かい食事を。温かいと一気に復活!明るくなって外に出るとガスガス。
山頂はガスがかかったり,切れたり。
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山頂はガスがかかったり,切れたり。
東の山々が見通せる場所。扇ノ山,氷ノ山,駒ノ尾山,船木山,後山,日名倉山と山並みが雲の間に見え隠れ。
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東の山々が見通せる場所。扇ノ山,氷ノ山,駒ノ尾山,船木山,後山,日名倉山と山並みが雲の間に見え隠れ。
Bコース分岐へ。
那岐山中腹は雲が流れている。
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那岐山中腹は雲が流れている。
上は冬だが,下の方はまだ色づいた落ち葉がたくさん残っている。コケのグリーンとコントラスト。
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上は冬だが,下の方はまだ色づいた落ち葉がたくさん残っている。コケのグリーンとコントラスト。
時間があるので,Bコースの途中から名木ノ城跡に足を伸ばすことにする。まだ行ったことがないので。沢を渡って。名木ノ城は,戦国時代の山城のようだ。両側に深い谷のある細尾根の上にあるらしい。
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時間があるので,Bコースの途中から名木ノ城跡に足を伸ばすことにする。まだ行ったことがないので。沢を渡って。名木ノ城は,戦国時代の山城のようだ。両側に深い谷のある細尾根の上にあるらしい。
ほどなく城跡に到着。何段にも連なる曲輪を備えた陣地だ。那岐山には,広戸山にも爪ヶ城があるし,ほかにもいくつも山城跡がある。中世史には詳しくないが,この辺りは中世豪族たちのせめぎあいの場所だったようだ。
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ほどなく城跡に到着。何段にも連なる曲輪を備えた陣地だ。那岐山には,広戸山にも爪ヶ城があるし,ほかにもいくつも山城跡がある。中世史には詳しくないが,この辺りは中世豪族たちのせめぎあいの場所だったようだ。
Cコースに出会って,後は早朝,暗闇の中を歩いた道を登山道入り口まで。B,Cコース分岐に帰着。下はあったけ〜。
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Cコースに出会って,後は早朝,暗闇の中を歩いた道を登山道入り口まで。B,Cコース分岐に帰着。下はあったけ〜。
登山道脇で靴とストックをジャブジャブ。
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登山道脇で靴とストックをジャブジャブ。
山の駅から那岐山を振り返る。すっかり雲の中。寒かったが,幻想的な景色に圧倒された。
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山の駅から那岐山を振り返る。すっかり雲の中。寒かったが,幻想的な景色に圧倒された。

装備

備考 カイロを忘れた。準備してたのに...。

感想

昨日の夕日を見て帰宅後に,今日の予定を考えた。「大山方面は天気が崩れる」「四国は前の日に出ておかないと,雨に降られる」で,困ったときの那岐山にロックオンする。天気は明け方まで晴れマークだったので,せっかくなら早立ちしてご来光を拝む計画とした。山頂に着くまでは星の瞬く晴天だったが,天気予報通り明け方からは雲が出て,ご来光の瞬間は見えなかった。しかし,自然の生み出すダイナミックな光と影の芸術に圧倒された。寒いのは堪えるが,これもまた楽しい山の旅。温泉でゆっくり温まって帰還。

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