飯豊山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,257m
- 下り
- 2,253m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 飯豊町自然環境活用センター・白川荘 |
写真
感想
一昨年・昨年と2年続けて夏休み企画は天候不順で予定通りに行うことができなかったが、この飯豊山企画も前年の企画だった。さすがに一年越しで練りに練った企画のハズだが、入山ルートは出発当日に決まった。
大日杉から入るルートは飯豊山を目指すには比較的楽なルートとのこと。それでも初日、切合小屋までの予定コースタイムは6時間と長丁場である。長い鎖場の急登でサンゲ坂を登り切り最初の休憩をとる。出発してから30分も経っていない。雲が湧いていたが比較的陽射しの強い中、30分ほど歩いては休憩をとるスローペースで終始登る。途中、種蒔山でにわか雨に見舞われたものの8時間かけて切合小屋に到着する。ここにベーステントを設営する。
二日目は快晴の中を飯豊山岳へ向かう。日の出とともに出発し、眼下に一面の雲海が望める。標高1750Mの切合が森林限界で、高山植物体の尾根道を登る。飯豊山の花の時期は関東よりも遅く、花の時期は7〜8月とのこと。今年は猛暑であったが、辛うじて花の時期には間に合ったようである。飯豊神社付近の稜線にはお目当てのイイデリンドウも咲いていた。
飯豊山は広大な山塊の中心にあり、四方にはこの時期になっても雪渓の残る山々が望める。それでも今年は猛暑のために雪渓は少ないらしい。お目当てのイイデリンドウは見ることはできたが、御西岳へ向かう稜線付近の花は少なかったので8時半過ぎには来た道を下山し始める。11時にはテントに戻った。
三日目は来た道を大日杉まで戻る。この日も日の出とともに出発する。登りは遅いが下りは速い。こまめに休憩をとったが予定コースタイムよりも早い9時半には大日杉に到着した。
にわか雨もあったが今回は比較的天候にも恵まれたようである。飯豊山の登山道は人の手もそれ程入っていないし、山小屋も簡素である。登山者もベテラン風の人が多く、登山者の数も少なく静かな雰囲気である。お盆の時期になっても花はあるし雪渓もある。北アルプスなどとは趣を異にする良い山である。
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