記録ID: 21291
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沢登り
丹沢
塔ノ岳、丹沢山、蛭が岳(水無川本谷を登って縦走)(1673m)
1997年06月03日(火) [日帰り]
- GPS
- 07:54
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,865m
- 下り
- 2,084m
コースタイム
6月3日新宿(5:30)→渋沢(7:06)→バス終点(7:30)→沢に入る(9:00)→水終わる(11:00)→道(11:30)→塔ヶ岳(11:40〜12:00)→丹沢山(13:00)→蛭が岳(14:00〜20)→焼け山(16:50〜17:10)→焼け山口バス停(18:10)→三ヶ木→橋本→八王子
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
新宿から小田急線で出かける。新宿の家から一番近い山ということになる。渋沢盆地の駅に降りバスで山の麓へ。ただの裏山の佇まいだが、都心からの近さが特別だ。キャンプ場を過ぎ林道を延々と歩く。日本一訪問者の多いと言われる水無沢を登る。水量は期待よりも結構あって安心する。だが勇んで沢にはいったもののコンクリの大堰堤。これをまく道など歩いていてなかなか水に入れない。 滝が現れてきた。滝の横にはF1だのF2だのと看板が付いていて、へつりのところに太い鎖が付いている。こういう沢だからしょうがないが、看板がなければけっこういい沢かもしれない。滝のレベルが手頃なのだ。F4ではあえて鎖を使わず沢身の脇をシャワークライムする。初夏の日差しがぽかぽかで、水を浴びて気持ちいい気温だった。 源頭は丁寧に水をくんでいけとばかりに水場があり、その先はつつじの花咲く林の中を鹿の糞を踏みながら夏道に。ヤブこぎといえるランクのヤブは無し。塔ヶ岳の山頂はスキー場レストハウス風の山頂小屋と家畜化しつつある堕落鹿がいた。結構寒くなった。さっきまでは相模の海が見えていたのにガスがやってきて視界を奪ってしまった。海の見える山なんて北海道みたいで期待していたのだが。丹沢山中の沢は浸食の瓦礫で沢底がずいぶん高くなっている地形だ。関東大震災の崩落らしい。ここから長い稜線を北に向かうが、さっぱり行程が見えない。 丹沢山と蛭ヶ岳の間の稜線は古い大きなブナとシナノキの大木があって気持ちのよい所だ。深い霧に覆われて余計に幻想的だった。冗長な稜線歩きを予想していたが、この美しさには驚いた。しかも深い霧の中で、丁度花開いていた桃色と白のツツジ。このシーズンでなければ出会えない、いいおもいをした。 バス停に降りて、水がうまいという噂の集落で一時間ほどバスを待つ。公共交通機関の旅は気楽だ。八王子の橋本という所で適当に入ったラーメン屋が意外にうまくてラッキー。京王鉄道で新宿へ。さすが東京の裏山だ。こんな通勤電車で山にゆけるなんて知らなかった。 |
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この記録に関連する登山ルート
積雪期ピークハント/縦走
丹沢 [日帰り]
塔ノ岳周回ルート 三ノ塔尾根からあがって主脈を堪能、バカ尾根下り
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
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