幌尻岳(北海道シリーズその3)
- GPS
- 06:39
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 643m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:34
(GPSログは途中から)
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
額平川の水位は深くても膝下くらいで渡渉に危険は感じなかったが、鎖伝いに へつる箇所は要注意(水位によって危険度は変化するようです) 第一ゲートに登山ポストあり 温泉 ひだか高原荘 |
写真
感想
今回の最大のヤマ場、幌尻岳。
深夜、道の駅からとよぬか山荘に午前1:30到着。仮眠。
2:30起床。とよぬか山荘前でシャトルバスの受付を済ませて、バスに乗る。
3:00定刻通り出発。バスはほぼ満席。荷物は別のトラックに預ける。
3:50第一ゲート到着。荷物を受け取って林道を歩き出す。
同行は3人。皆さん日帰りとのことで心強いが、かなりのハイペース。
最初からこんなに飛ばして大丈夫だろうか?
1時間半で取水口到着。バス車内で教えられた通りに右岸沿いの道を行く。
途中鎖伝いにへつる箇所もあるが、それほど危険もなし。
しばらく行くと、いよいよ渡渉開始。
今回はbibramのidrogripソールのウェーディングシューズにして、水陸両用とした
ので、そのまま川の中へ。岩の上も滑らず、快調に遡行。水位は深い所でも膝下く
らい。思ったほど冷たくはない。
渡渉の回数を数えようかとも思ったが、途中であやふやになったのでやめ、忠実に
目印通りに渡渉を繰り返すと、ようやく幌尻山荘に到着。歩き始めて2時間半。
無理かとも思った日帰りだが、何とか行けそうな気がしてきた。
少し休んで、登山道へ取り付く。
ここからも同行者が結構なペースで飛ばすので、ついていくのがやっとだったが、
天気が良くなかったのが幸いして、暑さによるバテもなく、稜線まで一気に登る。
稜線に出ると、目指す山頂はガスの中から時折顔を出している。
北カールには残雪が見える。
ここから、細かいアップダウンの稜線歩きで、ようやく山頂ケルンが見えてきた。
5時間15分で山頂到着。あいにく眺望なし。戸蔦別岳の周回も出来そうな時間だっ
たが、天候の回復が望めそうもないので、そのままピストンで戻ることにして、
下山。
あっという間に命の泉まで戻る。水は少ないという話だったが、一応チェック。
岩から滴がチョロチョロ。掬って飲むまでもないので、顔と手を濡らして汗を
拭う。そこからは一気に幌尻山荘へ。
軽くランチ休憩。依然雲行きが怪しい。管理人に泊りをキャンセルして、再び
渡渉へ。朝よりも水が気持ち良い。わざと水中を歩く。のんびり歩いて取水口ま
で戻って休憩しようと思ったが、アブの大群に追われる。
朝もアブにひっきりなしに噛まれたが、昼になってさらに凶暴になったアブが
どこまでも追いかけてきて、立ち止まろうものなら餌食になるという悲惨な状況。
結局、第一ゲートまで休まず速足で歩き続けなければならなかった。
ようやくゲートにたどりついて、バス待ち合わせのプレハブに逃げ込む。
その後、2時間シャトルバスが来るのを暑いプレハブの中でボーッと待つだけ。
定刻より少し早めにバスが到着。とよぬか山荘に戻る。
残念ながら眺望は望めなかったが、一回目のチャレンジで登れたのはラッキー
ということかも。一泊も覚悟していたが、何とか日帰りもできてまずは言うこと
なし。次回はゆっくり縦走してみたい。
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