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Yamareco

記録ID: 2139632
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

【深南部】白倉山(1851m)平森山(1813m)朝日山(1692m)

2019年12月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:53
距離
17.6km
登り
1,401m
下り
1,415m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:56
休憩
1:00
合計
9:56
6:01
51
スタート地点
6:52
123
8:55
9:08
11
9:19
9:20
92
10:52
11:14
83
12:37
13:01
136
15:17
40
15:57
ゴール地点
◆来週本番のための下見山行。
◆権現橋ゲート前の駐車場は余地がありません。ゲートの手前100mほどのところにトラック転回用の広場があります。業務に支障をきたさないよう、端っこに停めます。
◆朝日山への旧道入口(地図の点線路)はかなり荒廃しています。
◆平森山から白倉山の間は、東に寄れば中ノ尾根山方面の絶景が望めます。しかし、笹と倒木の嵐です。西寄りを歩くと仕事は速いけれど、展望は期待できません。
◆林道白倉線沿いを北東へ歩くと「平森山登山口」を示す道標が二か所あります。上流側の方が歩きやすそうに見えましたが未踏です。
◆さらに上流側に作業用の簡易小屋があり、無施錠でした。安易に利用してはいけませんが、『緊急時』に限っては無理がきくかもしれません。
◆白倉橋から平森山・白倉山稜線までの道を下降に使う場合、途中の伐採地でルート選びに注意しましょう。なお、上部はカラマツ林下の歩きやすい道。下部はガレ縁の危うい道です。
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
ゲート前に到着し
2019年12月08日 01:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 1:27
ゲート前に到着し
お地蔵さまに頭をさげ
2019年12月08日 06:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 6:18
お地蔵さまに頭をさげ
ゲートをくぐりました
右端に歩行者用のスリットがあります
2019年12月08日 06:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 6:19
ゲートをくぐりました
右端に歩行者用のスリットがあります
営林小屋の前には
2019年12月08日 07:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 7:08
営林小屋の前には
コンクリ階段があって、そこから登ると
2019年12月08日 07:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/8 7:09
コンクリ階段があって、そこから登ると
ありゃりゃ
酒とバラの日々?
2019年12月08日 07:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 7:11
ありゃりゃ
酒とバラの日々?
こいつはレアだ
2019年12月08日 07:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 7:23
こいつはレアだ
とか何とか言ってるうち、朝日山ゲット
2019年12月08日 09:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
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とか何とか言ってるうち、朝日山ゲット
コンパス合わせて、兵越方向に歩けば
2019年12月08日 09:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 9:31
コンパス合わせて、兵越方向に歩けば
お待たせっ
朝日山三角点さん
2019年12月08日 09:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 9:34
お待たせっ
朝日山三角点さん
疎林のパラダイスをさまよい歩いて
2019年12月08日 10:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 10:05
疎林のパラダイスをさまよい歩いて
平森山へ

空に太陽
山に緑
唇に歌・・・
2019年12月08日 11:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/8 11:05
平森山へ

空に太陽
山に緑
唇に歌・・・
岩にうがたれた『界』の印

僕の場合・・・
この世と分かつは、魔界でも霊界でもなく、
まさに畜生界ですな
2019年12月08日 11:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 11:50
岩にうがたれた『界』の印

僕の場合・・・
この世と分かつは、魔界でも霊界でもなく、
まさに畜生界ですな
キター
2019年12月08日 12:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 12:05
キター
キタ・キター
2019年12月08日 12:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 12:19
キタ・キター
とろけそう
2019年12月08日 12:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/8 12:28
とろけそう
池口岳の隣には、先週泣かされた鶏冠山南峰がっ!
2019年12月08日 12:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 12:12
池口岳の隣には、先週泣かされた鶏冠山南峰がっ!
振られた女に未練はないが・・・
2019年12月08日 12:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 12:40
振られた女に未練はないが・・・
振られた山には未練たっぷり
2019年12月08日 12:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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12/8 12:41
振られた山には未練たっぷり
三又山、ヨモギ沢ノ頭、中ノ尾根山を望んでヨダレをぬぐい
2019年12月08日 12:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 12:41
三又山、ヨモギ沢ノ頭、中ノ尾根山を望んでヨダレをぬぐい
白倉山に立つ我が身の幸せに恍惚する僕を
2019年12月08日 12:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/8 12:48
白倉山に立つ我が身の幸せに恍惚する僕を
そっと見守る聖・赤石・悪沢・塩見の面々
2019年12月08日 12:54撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 12:54
そっと見守る聖・赤石・悪沢・塩見の面々
きびすを返せば傍らの枯木にアート魂をくすぐられ
2019年12月08日 13:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 13:18
きびすを返せば傍らの枯木にアート魂をくすぐられ
これを目印に帰路とする
2019年12月08日 13:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 13:37
これを目印に帰路とする
明るいカラマツの林床を踏んで標高を下げると
2019年12月08日 13:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 13:39
明るいカラマツの林床を踏んで標高を下げると
白倉橋が見えてきた
2019年12月08日 14:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 14:24
白倉橋が見えてきた
路傍の滝が凍てつき、奇妙キテレツ
2019年12月08日 14:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 14:22
路傍の滝が凍てつき、奇妙キテレツ
強引に林道に降り立ってから振り仰げば、ガレ縁に階段発見!
2019年12月08日 14:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
12/8 14:26
強引に林道に降り立ってから振り仰げば、ガレ縁に階段発見!
お月さまに見送られ
林道をぽくぽく歩いて
2019年12月08日 16:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 16:01
お月さまに見送られ
林道をぽくぽく歩いて
最後に、朝のお地蔵さまにお礼参り
2019年12月08日 16:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
12/8 16:08
最後に、朝のお地蔵さまにお礼参り
撮影機器:

感想

<登山口へ>
目的地に向かって、龍山村の国道を深夜、ひた走ります。こちらもスピードが乗っています。ところが突然、道脇から二頭のシカが飛び出してきました。間一髪でロードキルを回避!シカもびっくりでしょうが、こちらの心臓もバクバクです。半狂乱の二頭と並走した数秒間が永遠のように感じられました。

長い長〜い「林道白倉山線」。その後もシカやアナグマに何度も遭遇します。慎重に車を進めます。ゲート前100mほどのスペース脇に駐車しました。夜の静寂(しじま)を切り裂いて白倉川の瀬音が響きます。

<権現谷ゲート〜朝日山>
暗いうちに歩き出し、お地蔵さんに手を合わせます。黒沢橋の営林小屋で一息。苔むしたコンクリート階段を上がると、山仕事の生活の場の痕跡。うち捨てられた一升瓶が散乱しています。見なかったことにして、植林道を辿りました。途中、「火の用心」ならぬ『火の要鎮』と書いたプレート発見。このエリアではレア度が高そうです(笑)。

二度ほど共聴アンテナ跡を通り過ぎます。樹木層がダケカンバからカラマツに代わると、いよいよ朝日山!

<朝日山〜白倉山>
さて、三角点探しです。コンパス出して兵越峠方面に向かいます。ミズナラやカエデの深い森。ここから、平森山まではほぼ快適な歩きが約束されます。樹間を透かして、中央アルプスや黒沢山が控えめに佇んでいます。

徐々に倒木や笹ヤブがうるさくなってきます。それでも、青空をバックに、黒沢山から中ノ尾根山、西俣沢ノ頭、三又山にかけての稜線が見えると気持ちも高ぶります。

白倉山直前の笹っ原は胸のすくような場所でした。鶏冠山の南峰、北峰、そして池口岳の双耳峰・・・と絶景独り占め。さらには聖岳、赤石岳、荒川岳、塩見岳から仙丈ヶ岳へとつづく南アルプスの雄たち。こいつはゴージャスだ。見飽きぬ景色に時を忘れる。

<白倉山〜権現谷ゲート>
白倉山に立ち、ひとまず達成感。これから下山です。平森山方面へと戻り返し、白倉橋をダイレクトに狙い撃ちです。カラマツ散り敷く橙色の林床を踏んで、二次林の林下を縫って歩きます。フィニッシュは慎重に。植林帯からガレ縁を慎重に這い降ります。白倉橋にランディング!小滝の脇の沢水が凍てついています。これにて、下見のためのミッション終了。

冬の入り口にして降雪前夜の山遊び。たっぷり堪能した一日でした。最後は再び、お地蔵さんに手を合わせて下山報告をすませます。

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