龍門山、飯盛山周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
天候 | 晴時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
飯盛山は登山道がわかりにくい。 縦走路は倒木で通行大変。 龍門山はコースが整備されていてハイキング。 |
写真
感想
前回山行から2週間、晴天予報の土日である。当初皆子山、峰床山など京都北山を狙っていたのだが、ヤマレコを調べると雪があるとのこと。落ち葉と雪で滑るだろうし、数日前雪も降っているだろうから急遽変更。そこでちょっと気になっていた高野山町石道とセットで龍門山を攻めようと考えた。一日目は手軽な龍門山、二日目はメインの町石道にしようと決定した。
だが龍門山だけでは歩き足りない。飯盛山を周回縦走にすれば6~7時間と手頃だ。まあ里山だし、ハイキングコース程度だろうなどと、よく調べもせず出発。だがこれが手痛いしっぺ返しとなる…。
関西百名山地図帳を資料にデュプロ和歌山工場近くに駐車し、桂峠登山口を目指して柿畑の農作業道を登っていく。登山口手前数十メートで背丈ほどの笹の激藪、耕作放棄で畑も道も自然に還りつつある。どうやら登山口は目前らしい、今更引き返せない。激藪を強行突破(T_T)。なんとか登山口と思しき所に出た。資料に桂峠登山口となっているので、てっきり尾根を登り上がるものと思い込んでいた。登り口はあるものの藪化しているので、西側から回り込んで入口の藪を避けた。しばらく藪の薄いところを選んで登っていくと何やら道型がある。しかし大分使われていない感じだ。とは言え道があれば一安心と歩いたが、一向に峠に向かわない。そこで地図をよ〜く確認すると、なんと登山道は登山口から西にトラバースしている林道らしいと分かった。今更藪の中を引き返すのも大変である。このまま古い道を辿ろうと決め、歩き始める。道は次第にはっきりし藪もなく意外に歩き易い。最後は小飯盛山の西側をトラバースして稜線に出た。
やれやれと一安心したのもつかの間、一帯は倒木だらけで道もわからない。今登ってきた道の方が余程歩き易い状態だ。これから倒木の尾根道を飯盛山までピストンすると相当の時間を要する。やめて龍門山へ向かおうかと迷った挙句、まだ時間もあるし折角来たんだからと飯盛山まで行くことに決めた。しかしひどい倒木でどこを歩けばいいかわからない状態。潜ったり跨いだり巻いたりとジャングルジム+迷路のようだ。小飯盛山の三角点も倒木が重なっているその中にあった。その後も行けども行けども倒木、根気強く道を探りながら鞍部に出た。ここからは林道があったのでしばらくは楽になった。だが飯盛山へは再び藪っぽい倒木の荒れた道歩きだ。頂上は予想通り見晴らしはない。救いは明るくて山頂標識があることだ。腹ごしらえをしていると声がする。間もなく3人の登山客が現れた。まさか物好きおじさん以外にこんな藪っぽい里山に来る人がいるとは驚きだ。話しているとこのグループは桂峠登山口に降りるようだ。尾根を登ってきた物好きおじさんではアドバイスもできないが、稜線の下山地点は説明しておいた。
さてまたあの倒木帯を引き返すのかと思うと気も重いが、行くしかないと気持ちを奮い立たせ出発。林道を利用しながら小飯盛山手前の鞍部までは楽に戻った。ここからは倒木帯突入だ。だが倒木をよく見ると人が潜ったり跨いだりの道が見えるようになり、大きく巻かず往き程の苦労もせず歩くことができた。そのため往きに稜線に上がった地点を知らずに通過してしまった程だ。だが田代峠までは荒れて判りづらい道であった。田代峠からは道しっかりでハイキングコース。龍門山頂上は金剛山方向の眺めがよい。
暫しまどろんだ後中央コースを下山。明神岩などに立ち寄り登山口に到着。車両デポ地に向け、なるべく東に向かう道を選択しながら下るも、結局紀の川べりまで降りることになった。ハイキングコースと思ってもヤマレコをチェックしないとひどい目に遭うと反省しながら無事、傷だらけの愛車に戻ることができた。なんか前回同じ反省をしているように思うのだが…(T_T)
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