薬師岳、草原(ハイジ)尾根開拓
- GPS
- 17:04
- 距離
- 58.3km
- 登り
- 4,574m
- 下り
- 4,563m
コースタイム
- 山行
- 15:43
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 16:41
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
有峰林道は10km、1000mまでチャリが使えたその先は雪が出たり消えたり ショートカットで遊歩道から折立へ 折立から三角点までも雪は少なめ 三角点から先は雪は多い |
写真
感想
今週日曜は薬師に行くよと地獄メンバーに声をかけた。12月下旬の薬師岳なんて暖冬の今年を逃せばもうないかも知れない。がんちゃんは日曜仕事が入って土曜に単独で挑戦となった。夕方帰宅したようで17時間半と過去最長山行だったらしい。そんなに難儀だったんかい、、、、
こちらはYSHR、大魔人、兄ちゃんの三名で挑戦となる。がんと同じ山行は二番煎じになるので新しい滑走コースを開拓することにした。行けるかどうかはわからないが行くしかない。
深夜0時有峰林道ゲート発とした。いつものように皆気合が入っていて20分フライイングとなった。大魔人はポン、ほかはファットを担いでチャリを漕ぐ。重荷はかなり腰に来た。最初三名で固まって走ったが途中で兄ちゃん脱落、情報通り10km、1000m地点で雪が出てチャリ終了。暫く待つと兄ちゃんも無事到着。
ようやく重荷から開放されスキーで歩く。距離にして残り10km、しかし日当たりの良い場所はことごとく雪が切れその都度板を担ぐから時間はかかり難儀だ。有峰湖に着いて湖岸を回る場所から遊歩道に入った。うまくすれば距離はかなり短縮できる。しかしこの遊歩道も雪不足で歩きにくい箇所や川の渡渉まであった。前日よくがんは一人で歩いたなと皆で感心した。
スタートから3時間50分かけてようやく折立に着いた。暗闇の無人の折立は不気味だった。登山道沿いにスキーで登り始めるがここも雪不足で木の根に滑ってとても難儀した。夏なら50分で三角点に着くが2時間10分もかかった。ここで積雪50cm、雪が多ければアップダウンを巻けるが今日はアップダウンしまくりだった。
五光岩ベンチ辺りで夜が明けた。長かった。ここから太郎平小屋までもアップダウンがあるダラダラ登りだった。小屋の前で薬師岳がドン、行くしかない。天気は青空も出る高曇りであった。薬師峠へ下りここからは雪も増えて嬉しくなった。薬師平に着くと昨日のがんのシュプールが見えた。稜線に出ると薬師岳がくっきり、モチがあがる。
三人で先頭を交代しながら写真を取り合う。さあピークが見えた。ゴール!スタートして11時間20分長かった。360度の展望を楽しんで写真を取り合った。さあお楽しみだ。
下りのコースは薬師岳山荘からルートを右に折れ広い草原尾根を岩井谷へ降りて稜線に登り返すというものだ。この時期行けるかどうかわからないが三人いるからどうにでもなるだろう。草原尾根は快適だった。有峰湖を見ながらの滑走はマンダムだった。岩井谷手前で際どいトラバースもあったが無事目指す場所に降り立ち100m登り返して稜線に出た。
帰りは三角点までは問題なく滑走できたがここから下は登山道ボブスレー、石が出てきた1700mでスキー終了して板を担いでズボズボ歩いた。折立から帰りは林道で下山、チャリデポまで10km、歩いたり滑ったりとても難儀で疲れた。くたくたになってチャリデポへ、ようやくチャリが使えてゲートまで
先に着いた大魔神が余裕の表情で迎えてくれた、今日も燃えたぜ、完全燃焼!
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