剱岳(早月尾根・日帰り)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 10:50
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,401m
- 下り
- 2,401m
コースタイム
<登り:6時間、下り:4時間30分、休憩:約30分>
馬場島駐車場(4:57)〜早月小屋(8:20)〜剱岳山頂(10:48)〜馬場島駐車場(15:43)
天候 | 曇り(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。ただ、ガスっていると道迷いリスクがあります(今日も道を聞かれたので地図で説明したら間違ったルートを行こうとされていました)。 登山ポストは馬場島山荘にあります。 また、馬場島山荘は日帰り入浴できます(500円)。 |
写真
感想
お盆休みに年休をプラスしたので8/19まで休み。
せっかくなのでいつもの長野の山ではないところまで足を伸ばしてみることに。
ネットで、調べると剱岳を日帰りできるルートがある。
ただ登り口が富山県なので、長野からだと高速でぐるっと回り込まないといけない。黒部立山アルペンルートから入っても、結局はロープウェイとかバスとかで半日以上は移動に当てられてしまう。それを考えるとありかな?と思い、行ってみる事に。
深夜、高速道路を走り、午前3時半くらいに馬場島駐車場へ到着。ちなみに途中1台も車にすれ違わなかった。いつも思うけど、深夜に登山口への道を走っていると「本当にこの先にあるのか?人なんているのか?」と疑心暗鬼になる。でも、行ってみるとちゃんと先客の登山者がいる。登山者って人種は「すごい」と思います。
午前4時半くらいから明るくなり始める。ここから出発の準備開始。ちょうど5時くらいに準備完了、出発。
登り始めて思ったこと「虫が多い」。標高2000mくらいまでは虫との闘いだった。虫除けスプレーとか持ってきてなかったのでつらかった。海に近く、湿気が多いからだろうか、長野の山よりも多いように感じた(出発地点が標高750mと低いのも影響しているかも)。
急登なのは覚悟してきたけど、本当に急だった。ほとんど階段を登っている感覚。高低差が2200mもあるのでバテないように注意して登っていると、後ろからきたカップルにあっさり抜かれる。普段、あまり抜かれることないのに・・・ちょっとショック。でも、他にも単独の年配の男性にも抜かれ、最後には白髪の老人にも抜かれた。ちなみに最後の白髪のご老人、私が山頂まで6時間かかったところを3時間で登られたとか(ガイドブックだと9時間以上なんですが)。しかもお年は70歳超えているとか。世の中にはすごい人がいるんだな、と痛感。そして自分の未熟さも痛感。
早月小屋までは頂上付近はガスだけど、まだある程度景色は楽しめた。が、小屋過ぎた辺りから急にガスってしまい、何にも景色は見えなくなってしまった。
立山の方とか山の位置関係とか確認したかったけど、それも無理。
まあ、剱岳は初なのでそれでもピークを目指してがんばって歩く。
途中、雷鳥の親子が見られたのがせめてもの救いだった(が、カメラ撮影失敗していて家に帰ってきてガッカリ。付いてないときはとことんダメらしい)。
ガスの為、どこをどう歩いたのかさっぱり分からないけど、標識に沿って何とか頂上に無事到着。20分くらいごはん休憩したが、さっぱり晴れる様子がないので戻ることに。
でも、丁度正午ごろに一瞬だけ雲が晴れているのが分かった。この瞬間に山頂にいられた方は幸いだろう。
・・・ちょっとくやしい。けど、また登れば良いさ。
帰り、急な下りで足がぼろぼろになった。最後の方は一歩踏み出すのも痛い。
早月尾根コース、距離は短いので楽勝かと思っていた。が、よくよく考えると高低差が大きくて、距離が短いってことは急坂の連続ってこと。同じ高低差でも、距離が長い方が足の負担は軽そうだった(槍とか奥穂とか)。
自分、暑い時期に登山すると汗で全身ずぶ濡れになる。汗かき過ぎ。まあ、水の飲み過ぎなんだろうけど、自分はこれしかできない。
登山口に戻ってきたときに全身汗でずぶ濡れだと着替えないと車のシートが汗で濡れてしまう。そのため、車で温泉に移動ってわけにもいかない。
キャンプ場の水場でタオルをぬらして、汗拭いて、着替えてしまうか、と考えていた。が、ダメもとで馬場島山荘にお願いしたら日帰り入浴できるとのこと。非常に助かった。これができないと帰りにコンビニによることさえ躊躇ってしまうところだった。
家を出たのが夜中の0時半。家に着いたのが午後7時半。フルに遊んだ。でも、疲れた〜。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する