白根南嶺 〜 白根三山 & 小太郎山
- GPS
- 22:10
- 距離
- 45.6km
- 登り
- 4,555m
- 下り
- 3,818m
コースタイム
下山タイムはバスの時刻を意識して飛ばし目です。
天候 | 15日 曇り・時々雨 16日 晴れ 17日 晴れのち曇り、午後は雨 18日 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
下山後は広河原からバスで奈良田 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白根南嶺は概ねトレースが見えていますが、悪天時などは道迷いの恐れがあり要注意です。 また、小太郎山へのルートも同様にルートが分かりにくいところがあります。 |
写真
感想
いつかは行ってみたいコースとして温めていた白根南嶺(笹山〜大門沢下降点)をcompassさんのサポートを得てチャレンジすることとした。
14日は半日休暇を取り、準備を整えて19時に車で出発した。20時までに八王子料金所を通過すれば通勤時間帯割引が適用される。途中混んだのでギリギリ通過。甲府南ICからR140・R52を経由して奈良田に22時過ぎに到着。第1駐車場に何とか駐車できた。
15日
4時起床予定が1時間寝過ごした。雨は落ちていないが予報通り曇り空、とにかく急いで準備をして出発。途中の水場を当てにしないこととなり、6L近い水分とビール2缶を担いで間違いなくオーバーロード。汗だくになりながら、何とかペースをキープする事を心掛けるが、いつもよりは休憩が多めになる。
水場分岐を過ぎて、雨がぱらつき始める。そのうちに音を立てるようになり、雨具を着たら、もう早く設営可能なスペースを見つけることしか頭になくなった。
稜線には到達せず、ピークは明日の楽しみとした。
16日
3時半起床。昨日の雨は大した事はなく、風もあったのでテントはほぼ乾いていた。木々の間から朝日も見えて、稜線からの展望が期待される。多少軽くなったザックを担ぎ、まずは笹山の南峰を目指す。ピークから南へ数mの目立たない三角点もちゃんと見つかり、展望のある北峰へ移動する。塩見,蝙蝠が正面に、荒川三山やこれから行くルートの山々もきっちり見える、上々のコンディション。
ルートは時折怪しくなるものの、今回は2人で見ているので比較的容易に修正が可能だ。
農鳥小屋に着いてテント設営が終わったら、直ぐに水汲みに下る。30年前にも来たことがあるが、南アの水場は大きく下らなければならないのが難点だ。
仕事が終わればあとはビールと焼酎。ロケーションが良く、眺望を楽しみながらだとお酒も美味しい。
17日
この日も3時半起床。天気はまあまあ、間ノ岳がガスに隠れたと思ったら、ガスが取れてドーンと聳えている。今日の行程は短いが、午後の天気は不安があるのでさっさと行動する(不安が的中したので本当にセオリー通りで良かった)。
間ノ岳山頂では一部に雲が掛かっていたが、南ア北部から南部の山々が見渡せて、そのスケールの大きさに改めて感動。北岳ではガスが多くなって眺望は多くなかった。
まだまだガスが晴れるのを待ちたいところだが、テン場を確保することを優先し、肩の小屋には12時前に到着した。一休みした後、水場に給水に行ったが、半分ほど登り返したあたりで雨が降り出し、最後は駆け込むようにテントに戻った。
一度は止んだものの、夕方からは雨が雷を伴って激しくなり、そのまま就寝。
18日
3時起床の予定が、アラームに気づかず4時起床。天気はまあまあだが、恐らく昨日と同じで昼までしか持たないだろう。11:10のバスを逃すと14:00まで間が空くの何とか間に合わせたいが1時間の遅れは大きいな・・・と思いながら、無理しない程度に急いで行く事にする。
今回は100高山の抜けを埋める目的が大きいので、この天気なら小太郎山を外すわけにはいかない。分岐でサブに切り替え小太郎尾根に入る。下りピストンのイメージだったが、小岩峰のアップダウンがあり、またところどころルートが不明瞭になるところもあった。小太郎山は北岳の展望台として素晴らしいと聞いていたが、確かにこの位置にあるピークは北岳と甲斐駒・仙丈、鳳凰三山に囲まれてとても良い感じのピークだった。長めのピストンになるところがちょっと痛いが、一度は行ってみるべき山だと思う。
往路を約1時間、復路を+10分くらいで戻り、分岐に戻って確認すると標準タイム-50分で間に合いそうということになり、ここからはハイペースで行く。右俣ルートで休憩を取らず、結局-80分でバス停に到着。奈良田の温泉に立ち寄って、渋滞がピークになる前に抜けて18時に帰宅できた。
fireboltさん、初めまして。
ちょうど一年前、全く同ルートを逆ルートで歩きましたので、懐かしくレコ拝見しました。
百高山の残りという目的も同じ(これで南アの残りが蝙蝠&鋸まで一緒です!)で、山小屋があまりないエリアをどう単独行でこなすのか、計画に苦労しました。
私は軽量かつ小屋泊まりを選択しましたが、テント+水6Lを担いでの笹山の登りはさぞかし大変だったのでは。
もう1回このルートを行くとしても、私だったら笹山は下りを選択するかな、という感じです。
白峰南嶺が天気良かったようで、羨ましいです。
北行きにすると北岳が行く手に見えたりして、また違った感じですね。
GPSだと歩行距離が47kmにもなるんですね。
地形図で引いたら28km(水場の往復はありませんが)にしかならず、5割以上違うとは。
hirokさん、お早うございます。
コメント有り難うございました。
水を担ぐ場合には農鳥からの方が楽そうなので、どちらから回るかは正直悩みました。ただ、白根南嶺の方がメインターゲットだったこともあり、初日はノーピークとなってしまいました。下りの方がミスルートリスクが有るかなというのも一つの理由ですが、次回行くとすれば私も逆にします。
歩行距離は位置データの「暴れ」や細かくジグザグを切って登っているからだと思います。若干「噴かし気味」でしょう 。
百高山は中アと北アにも各4つ残っているので、まだ終わりに近づいたとは言いにくいですが、hirokさんが最近行かれているところも入っているので、記録を参考にさせて頂きます 。
fireboltさん、こんにちは、taichouです。
笹山の登りですれ違った2人つれを覚えていますか?
「農鳥小屋から縦走してきた」と挨拶をかわしました。
奇遇でしたね、私と相棒はS49年卒のKHC−OBです(私はヤマレコ加入)
わかっていればもっとお話ししたのですが残念でした。
今年のOB会で会えたらいいですね。
では、
お会いできると嬉しいです。
ベテランのお二人とすれ違ったのは覚えており、農鳥小屋からであることも確かにお話ししました。
近い代で山行を企画したいと思っていますが、大先輩とも山でお会いできたらなお嬉しいですので、ヤマレコの山行予定にも出来るだけ載せておくように致します。
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