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記録ID: 216638
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

北海道遠征競肇爛薀Ε兄魁 訴垢しに勝る田んぼ道にやられる〜

2012年08月13日(月) [日帰り]
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satoyama その他1人
GPS
--:--
距離
17.3km
登り
1,504m
下り
1,489m

コースタイム

【北海道遠征供8月13日)トムラウシ山】

*GPSのログが、電池は十分あるのに雨に打たれたせいか、途絶えてしまったのでルートは手入力です

4:18短縮登山口ー4:40トムラウシ温泉からの分岐点ー5:19カムイ天上ー7:19コマドリ沢分岐ー8:08前トム平ー9:37山頂9:40ー10:49前トム平ー11:18コマドリ沢分岐ー12:50カムイ天上ー13:40短縮登山口
天候 スタート時は曇り、カムイ天上からは小雨とガスで視界不良となる。
山頂手前からは本降り。
復路はさらに雨足は強まる。
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
トムラウシ温泉東大雪荘から未舗装の悪路を30分進むと短縮登山口駐車場に着きます。
穴ぼこが随所にあり、気をつけて運転しても、腹をこすること数回。
復路は水浸しで、さらに道の状況は悪化。
でも、四駆でなくても注意深く運転すれば、大丈夫な程度です。
(八ヶ岳の美濃戸への道に比べれば何てことありません。)
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はありませんが、ガスが濃くなると、前トム平から南沼の分岐点辺りまで、道迷いの危険性がありえます。
現に、トムラウシ公園で道迷いされた方が登山道の上方から、「道はそっちですかー?」と声をかけられる一幕がありました。

カムイ天上からコマドリ沢分岐まで延々と続く、田んぼ状の悪路は、雨足が強まったことにより、復路はさらに悪化し、辟易しました。
この田んぼ道は、両サイドの笹に掴ったり、ストックをつっかえ棒にしたりして縁を歩いても、滑って、靴を泥濘に突っ込むような状況で、気にして歩いた往路でもすでに靴の中は湿ってしまいました。
復路はもうどうにでもなれという場面ですが、北海道遠征はあと2日あるので、開き直ることもできず、手を焼きました。
お世話になった東大雪山荘。
国民宿舎と思えない立派な施設です。
2012年08月12日 16:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/12 16:39
お世話になった東大雪山荘。
国民宿舎と思えない立派な施設です。
滝のようにじゃんじゃんお湯が流れ落ちる露天風呂(写真は前日のもの)
ほんまもんの源泉かけ流しに、後方羊蹄山の疲れも吹っ飛びます。
2012年08月12日 17:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/12 17:12
滝のようにじゃんじゃんお湯が流れ落ちる露天風呂(写真は前日のもの)
ほんまもんの源泉かけ流しに、後方羊蹄山の疲れも吹っ飛びます。
雨で写真も少ないので、前日の夕食を載せさせていただきます。
2012年08月12日 18:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/12 18:38
雨で写真も少ないので、前日の夕食を載せさせていただきます。
トイレの脇を通ってここをまっすぐ進んで、トムラウシ山を目指します。
2012年08月13日 04:17撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
8/13 4:17
トイレの脇を通ってここをまっすぐ進んで、トムラウシ山を目指します。
短縮登山口からの道とトムラウシ温泉からの道が合流します。
往路は、ここまで普通の登山道でした。
2012年08月13日 04:40撮影 by  Canon PowerShot G1 X, Canon
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8/13 4:40
短縮登山口からの道とトムラウシ温泉からの道が合流します。
往路は、ここまで普通の登山道でした。
カムイ天上から程なくして、雨となりました。
ここから、コマドリ沢分岐まで、延々と田んぼ道が続き、コースタイムを大きく上回ってしまいした。
2012年08月13日 05:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/13 5:19
カムイ天上から程なくして、雨となりました。
ここから、コマドリ沢分岐まで、延々と田んぼ道が続き、コースタイムを大きく上回ってしまいした。
コマドリ沢分岐からは、延々と続く田んぼ道から解放され、雨とガスの登山道に変わりました。
2012年08月13日 07:28撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/13 7:28
コマドリ沢分岐からは、延々と続く田んぼ道から解放され、雨とガスの登山道に変わりました。
大樽に飾り付けられような美しい花々に心洗われますが、天候が悪化の一途をたどっているため、先を急ぎます。
2012年08月13日 07:43撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/13 7:43
大樽に飾り付けられような美しい花々に心洗われますが、天候が悪化の一途をたどっているため、先を急ぎます。
前トム平への岩コロゴロの登りから、風雨が強まりました(泣)
2012年08月13日 07:48撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/13 7:48
前トム平への岩コロゴロの登りから、風雨が強まりました(泣)
やっとのことで前トム平に着きますが、ここも先を急ぎます。
2012年08月13日 08:08撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/13 8:08
やっとのことで前トム平に着きますが、ここも先を急ぎます。
トムラウシ公園の奇岩が本来ならお目見えするところなのでしょうが、ほとんど見えません。
2012年08月13日 08:48撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/13 8:48
トムラウシ公園の奇岩が本来ならお目見えするところなのでしょうが、ほとんど見えません。
お花畑もいい感じです。
天気のいい日にまた来たい〜!
2012年08月13日 08:51撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/13 8:51
お花畑もいい感じです。
天気のいい日にまた来たい〜!
雨滴で花もぼやけて分かりません。
2012年08月13日 08:52撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/13 8:52
雨滴で花もぼやけて分かりません。
エゾノツガザクラ。
2012年08月13日 08:52撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/13 8:52
エゾノツガザクラ。
コマクサも終わりのようです。
2012年08月13日 08:56撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/13 8:56
コマクサも終わりのようです。
風雨はいっそう強まり、動いてないとカラダが冷えてしまうような状況で、何とか山頂に到着できました。
左手を伸ばし、セルフで1枚。
「痛ぇ〜!」横殴りの雨が顔を叩きつけます。
2012年08月19日 10:50撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/19 10:50
風雨はいっそう強まり、動いてないとカラダが冷えてしまうような状況で、何とか山頂に到着できました。
左手を伸ばし、セルフで1枚。
「痛ぇ〜!」横殴りの雨が顔を叩きつけます。
帰りは、汗冷えしないように、サクサク歩きます。
トムラウシ公園、なんも見えません〜!
2012年08月13日 10:23撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/13 10:23
帰りは、汗冷えしないように、サクサク歩きます。
トムラウシ公園、なんも見えません〜!
とにかくコマドリ沢分岐からの樹林帯まで急ぎます。
2012年08月13日 10:23撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/13 10:23
とにかくコマドリ沢分岐からの樹林帯まで急ぎます。
前トム平も当然スルー。
この先で、旭岳温泉から2泊して縦走してきたオジサンに追いつきます。
2012年08月13日 10:49撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/13 10:49
前トム平も当然スルー。
この先で、旭岳温泉から2泊して縦走してきたオジサンに追いつきます。
コマドリ沢分岐に到着。
オジサンは「トムラウシ温泉はこっちでいいのですか」と尋ねてきました。
本来はここまで来る予定はなかったとのこと。
2012年08月13日 11:18撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
8/13 11:18
コマドリ沢分岐に到着。
オジサンは「トムラウシ温泉はこっちでいいのですか」と尋ねてきました。
本来はここまで来る予定はなかったとのこと。
写真ではひどい状況が、うまく伝わらないと思います。
この先も延々と田んぼは続くとオジサンに説明すると、オジサンは完全に心折れてしまい、一緒に行動することになりました。
2012年08月13日 11:51撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/13 11:51
写真ではひどい状況が、うまく伝わらないと思います。
この先も延々と田んぼは続くとオジサンに説明すると、オジサンは完全に心折れてしまい、一緒に行動することになりました。
ふぅー!
短縮登山口にヘロヘロになって到着。
オジサンを東大雪荘まで送ってあげて、私たちは、阿寒湖温泉に向かいました。
2012年08月13日 13:41撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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8/13 13:41
ふぅー!
短縮登山口にヘロヘロになって到着。
オジサンを東大雪荘まで送ってあげて、私たちは、阿寒湖温泉に向かいました。
靴の中まで、ビッショリだし、心身共に消耗したので、明日は雌阿寒岳・斜里岳の2座ハントの予定を断念し、沢の増水の危険のない雌阿寒岳1座にしました。
ご褒美の鶴雅の湯は心底カラダにしみわたりました。
2012年08月13日 17:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/13 17:58
靴の中まで、ビッショリだし、心身共に消耗したので、明日は雌阿寒岳・斜里岳の2座ハントの予定を断念し、沢の増水の危険のない雌阿寒岳1座にしました。
ご褒美の鶴雅の湯は心底カラダにしみわたりました。

感想

北海道遠征2日目はトムラウシ山です。
トムラウシ山は、昨年トライしようとしたものの悪天候にみまわれ、比較的登りやすい十勝岳に急遽変更した経緯がある山です。
今年こそは何としても登りたい。
できれば、天気にも恵まれて!
と、北海道遠征の中でも、もっとも楽しみにしてた山です。
前日の後方羊蹄山はサクッとすませて、トムラウシ温泉東大雪荘に早めに着いて、のんびりする予定でしたが、何だかんだで16時半になってしまいました。
340劼魯瀬討任呂覆った!
でも、滝のように流れ落ちる露天風呂は、ほんまもんの源泉かけ流しで、羊蹄山の疲れは、吹っ飛びました。
あとは、明日の天気を祈るのみ!
予報は曇りのち、午後から雨。
「何とか山頂までもってくれ〜!」
出だしは薄日がさすほどで、期待に胸を躍らせながらスタートしました。
ところが、それも1時間ほどのはかない夢に終わり、カムイ天上から雨が降り出しました。
カムイ天上からの登山道は、聞きしに勝る田んぼ道でした(泣)
明日以降の山行を考えると、ズボズボと田んぼを突き進むわけにもいかず、両サイドの笹を片手で掴み、もう一方の手はストックをつっかえ棒ににして進むような状況でした。
尻をつくことは何とか免れましたが、「セーフ!」とか「うわぁー!」とか、もう笑うしかないけど、先を考えると笑えない状況が続きました。
結局、田んぼ道は、コマドリ沢分岐まで2時間続きました(汗)
その後、道は歩きやすくなったのとひきかえに、風雨とガスは強まりましたが、田んぼ道に比べれば何てことありません(笑)
とはいうものの、トムラウシ公園も、山頂もノービューで、ただただ苦行の山行となってしまいました(涙)
山頂では、横殴りの雨に打たれ、汗冷えを感じてきたため、写真1枚撮って、すぐさま下山しました。
復路の田んぼ道は、さらに悲惨なことになっていたのは、言うまでもありません。
トムラウシ山、その素晴らしさの片鱗も窺い知ることはできなかったので、百を終えたいつの日か、天気のいい、道の乾いた日に登ってみたいです。

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コメント

着々と北の方の星をGET
satoyamaさん、こんばんは。

トムラウシと阿寒岳山頂は、今でも寒かったと記憶しています。流石北海道ですよね
それと、羊蹄山のお釜の中確認させて頂きました!あんな感じになっていたのですね

トムラウシの田んぼの長さは、自分の経験の中ではNO1です
(雨でしたから)

コースタイム早いですね〜
途中で走ってませんか
2012/8/19 21:22
ilbonさんのレコ参考にさせていただきました。
いつも、ilbonさんのタイムを参考に、それより少し速めにタイム設定してます

田んぼ道は、飛越からの神岡新道の比じゃないですね
この区間はコースタイムを大幅に上回ってますよ

山頂から田んぼの前までは、ひどい雨になり、逃げこむように、樹林帯まで飛ばしました
山頂はホント寒かったですね

トムラウシ公園でも、なんも見えなかったですよ
靴は翌日ずっと、干してました
サブのトレランシューズを持って行ってよかったです
2012/8/20 7:44
北の大地で修行!?
こんばんは、satoyamaご夫婦。

きびしいトムになっちゃいましたね
雨の日のトムはスルーした方が無難ですね!?
参考にさせて頂きます。

前泊のお宿!私もトムん時は利用する事にします

雨で修行そのものになってしまいましたが、
しっかりハントされましたね。
お疲れ様でした
2012/8/20 20:53
satoyamaさん、こんにちは。
北海道遠征お疲れ様でした。

トムラウシの悪天は残念でした。
公園から先の雄大な景色は私は日本でも有数の美しさだと思っています。これは絶対にこなさなくてはいけない宿題ですね。
まあ、宿題があった方が次回訪問のモチベーションになるので、悪天はお山からの「またお出でよ」の招待状だと思うようにしましょう
それにしてもご夫婦で益々パワーアップしてますね。
2012/8/20 21:19
ほんと修行でした!
kuniyanさん、こんばんは。
お昼まで、予報は晴れだったんですが
山頂手前からは、ひどい風雨で、寒気がしてきたほどです
こんな中、上に何か着ることもできず、速攻で下山するしかなかったです

田んぼ道は2時間ずっとですよ
道の脇には笹がはびこっていて、泥濘をエスケープすることが不可能な、百名山髄一の悪路でしょう
この区間、コースタイムを上回る鈍足でした

ぜひ、トムは道のよさそうな時に行ってください、と言っても、遠征では、難しいですね
2012/8/20 21:44
レコ拝見して行ったんですが…
MATSUさん、こんばんは。
トムについて、MATSUさんが、大絶賛されていたので、否応なく、期待は高まってました

一番楽しみにしていただけに、残念でした。
とにかく山頂がどちらかも分からないくらい、何も見えませんでした

ぜひ、天気のいい日に訪れたいです
カミサンですが、ここのところだいぶレベルアップしてきました
でも、まだまだですよ。
自分もカミサンも登りが弱いですね
2012/8/20 21:57
プロフィール画像
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