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Yamareco

記録ID: 2168532
全員に公開
ハイキング
オセアニア

Kepler Track 〜風の氷河 稜線の鳥〜

2019年12月29日(日) ~ 2019年12月31日(火)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
23:51
距離
56.3km
登り
2,518m
下り
2,651m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

2日目
山行
10:21
休憩
1:10
合計
11:31
3日目
山行
8:34
休憩
0:01
合計
8:35
天候 12/29 曇り
12/30 晴れ
12/31 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
ニュージーランドのGreat Walkを楽しむにはDepartment of Conservation(DoC)で事前に予約する必要がある。入山できる人数は小屋泊もテント泊も限られているので予約はお早めに。

各登山口への移動はバスまたはレンタカーが一般的。周回できるルートであればレンタカーでもいいが、入山口と下山口が異なる場合はバスがいい。バス会社は複数あるが今回はTracknetを利用した。バスに乗車するには事前予約が必要。

◆入山 - Fiordland National Park Visitor Centre
QueenstownからバスでTe AnauのFiordland National Park Visitor Centreまで移動し、そこで入山申請してから歩く。

◆下山 - Rainbow Reach
Rainbow ReachからバスでTe Anau市街まで移動した。バスを利用せずにKepler Track Shelterを経てTe Anau市街まで歩くことも可能だが3時間程度掛かってしまう。

-- 以下は各サイトのURL --
DoC → https://www.doc.govt.nz/
Tracknet → https://tracknet.net/
コース状況/
危険箇所等
◆ルート情報
標高1000mを越えるとフィヨルドランドの稜線歩きが楽しめる。滑落に注意するような場所はない。
野外にバックパックを放置するとKea(猛禽類)に引き裂かれてしまう恐れがあるので要注意。

◆サンドフライ
キャンプサイトでは多数のサンドフライに襲われて何ヵ所も噛まれた。常に蚊帳の中にいたくなるほどの数で、動いていればあまり噛まれないが、テント設営中やトイレなど動いていないときはどうしても噛まれてしまう。
対策としては、スポーツ用品店で売っている虫よけスプレーやクリームしかない。日本から持ち込んだハッカ油も効果が認められた。

◆水
キャンプサイトに水タンクあり(要煮沸)。特にBrod Bay Shelterの水は緑色をしていたので、重くても街から2ℓ/人程度の水を運んだほうが良い。
その他周辺情報 ◆Te Anau
街はほとんど歩かなかったが、スーパーマーケットとスポーツ用品店がある。
スーパーマーケット … Four Square Te Anau


12/29
フィヨルドランドビジターセンターから歩く
2019年12月29日 13:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/29 13:48
12/29
フィヨルドランドビジターセンターから歩く
テアナウ湖のコントロールゲートからケプラートラック入り
2019年12月29日 15:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/29 15:11
テアナウ湖のコントロールゲートからケプラートラック入り
緑の道をブロードベイへ歩いていく
2019年12月29日 15:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 15:21
緑の道をブロードベイへ歩いていく
Brod Bayのキャンプサイト
2019年12月29日 16:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/29 16:30
Brod Bayのキャンプサイト
今夜の宿は樹林帯
2019年12月29日 17:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/29 17:22
今夜の宿は樹林帯
テントから徒歩30秒でテ・アナウ湖畔に出る
2019年12月29日 19:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/29 19:33
テントから徒歩30秒でテ・アナウ湖畔に出る
12/30
Brod Bayを出発して絶景探しの旅へ
2019年12月30日 06:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 6:41
12/30
Brod Bayを出発して絶景探しの旅へ
古代の森
2019年12月30日 07:39撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 7:39
古代の森
テ・アナウ湖とテ・アナウの街を見下ろす
2019年12月30日 08:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 8:30
テ・アナウ湖とテ・アナウの街を見下ろす
Limestone bluffs
岩が落ちてきませんように…
2019年12月30日 08:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 8:51
Limestone bluffs
岩が落ちてきませんように…
魔女でも住んでいそうな雰囲気
2019年12月30日 09:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 9:28
魔女でも住んでいそうな雰囲気
Alpine tussock grasslands
森林限界を抜けた
2019年12月30日 09:32撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 9:32
Alpine tussock grasslands
森林限界を抜けた
この天候は期待できる
2019年12月30日 09:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 9:34
この天候は期待できる
テ・アナウ湖はNZで2番目に大きい(最大はタウポ湖)
2019年12月30日 09:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 9:37
テ・アナウ湖はNZで2番目に大きい(最大はタウポ湖)
明るい稜線は久しぶりだ
2019年12月30日 10:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 10:06
明るい稜線は久しぶりだ
Luxmore Hut
ここから10分のところにLuxmore Caveがあるが行かなかった
2019年12月30日 10:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 10:47
Luxmore Hut
ここから10分のところにLuxmore Caveがあるが行かなかった
次の目的地はMt.Luxmore(1472m)
2019年12月30日 11:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 11:13
次の目的地はMt.Luxmore(1472m)
South Fiord対岸に聳えるのはMt.Lyall
2019年12月30日 11:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 11:21
South Fiord対岸に聳えるのはMt.Lyall
Mt.Luxmoreは正面だが山頂アタックは西側に回り込んでから
2019年12月30日 11:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 11:36
Mt.Luxmoreは正面だが山頂アタックは西側に回り込んでから
フィヨルドの地形は複雑な地形を生みだす
2019年12月30日 12:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 12:13
フィヨルドの地形は複雑な地形を生みだす
Mt.Luxmoreアタック中
2019年12月30日 12:30撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 12:30
Mt.Luxmoreアタック中
Mt.Luxmore頂上まであと少し
2019年12月30日 12:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 12:32
Mt.Luxmore頂上まであと少し
Mt.Luxmoreの頂上にはNZ固有種のKeaがいらっしゃいました
2019年12月30日 12:36撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 12:36
Mt.Luxmoreの頂上にはNZ固有種のKeaがいらっしゃいました
Mt.Luxmore登頂記念
2019年12月30日 12:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 12:43
Mt.Luxmore登頂記念
Mt.Luxmoreから降りて先に進む
本日は23km歩かねばならない
2019年12月30日 12:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 12:46
Mt.Luxmoreから降りて先に進む
本日は23km歩かねばならない
山肌の黄緑色が美しい
2019年12月30日 13:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:06
山肌の黄緑色が美しい
Forward Peak (1354m)
まるで絵画のようだ
2019年12月30日 13:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:12
Forward Peak (1354m)
まるで絵画のようだ
何枚でも撮影できるな
2019年12月30日 13:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:13
何枚でも撮影できるな
壁紙にしようと思う
2019年12月30日 13:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:18
壁紙にしようと思う
圧倒される
2019年12月30日 13:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:19
圧倒される
少し爪先が痛くなったらしい
2019年12月30日 13:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:24
少し爪先が痛くなったらしい
Forest Burn Shelterまであと少し
2019年12月30日 13:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:25
Forest Burn Shelterまであと少し
深いね
2019年12月30日 13:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:25
深いね
Forest Burn Shelter
奥の白いのはトイレ
2019年12月30日 13:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:32
Forest Burn Shelter
奥の白いのはトイレ
氷河の力はすごい
2019年12月30日 13:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:58
氷河の力はすごい
次の氷河期はいつになるのでしょうか
2019年12月30日 13:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 13:59
次の氷河期はいつになるのでしょうか
まだらな色合いが素敵
2019年12月30日 14:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 14:01
まだらな色合いが素敵
素敵な曲線が谷に向かう
2019年12月30日 14:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 14:10
素敵な曲線が谷に向かう
良い岩場があった
2019年12月30日 14:12撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 14:12
良い岩場があった
世界中の人々が見るべき景色
2019年12月30日 14:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 14:15
世界中の人々が見るべき景色
ここを歩いているときは帽子もかぶらず、日焼け止めも塗っていないので、首から頭皮が焦げました
2019年12月30日 14:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 14:18
ここを歩いているときは帽子もかぶらず、日焼け止めも塗っていないので、首から頭皮が焦げました
ばっちり整備された登山道は安心して歩ける
2019年12月30日 14:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 14:27
ばっちり整備された登山道は安心して歩ける
日本にこのルートがあったら大人気になること間違いなし
2019年12月30日 14:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 14:39
日本にこのルートがあったら大人気になること間違いなし
山を一つ越えると別世界が待っている
2019年12月30日 14:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 14:47
山を一つ越えると別世界が待っている
日焼け対策バッチリさん
2019年12月30日 14:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 14:48
日焼け対策バッチリさん
Lake Victoria Peak周辺だと思うが土地勘がないので…
2019年12月30日 15:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 15:00
Lake Victoria Peak周辺だと思うが土地勘がないので…
こちらは安定のLake Te AnauのSouth Fiord
2019年12月30日 15:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 15:12
こちらは安定のLake Te AnauのSouth Fiord
作品名「あの山は私が割りました」
2019年12月30日 15:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 15:13
作品名「あの山は私が割りました」
ここは文句なしの稜線歩き
2019年12月30日 15:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 15:14
ここは文句なしの稜線歩き
日焼け対策としてバンダナを頭に巻きましたが手遅れでした
2019年12月30日 15:32撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 15:32
日焼け対策としてバンダナを頭に巻きましたが手遅れでした
Lake Manapouriが見えてきた
2019年12月30日 16:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 16:02
Lake Manapouriが見えてきた
Mt.Tinsley (1537m)
2019年12月30日 16:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 16:06
Mt.Tinsley (1537m)
ここはHanging Valley Shelterを過ぎたところ
2019年12月30日 16:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 16:15
ここはHanging Valley Shelterを過ぎたところ
広大なフィヨルドの地を楽しめた
2019年12月30日 16:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 16:19
広大なフィヨルドの地を楽しめた
Lake Manapouri
2019年12月30日 16:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 16:23
Lake Manapouri
そろそろ稜線歩きも終わる
2019年12月30日 16:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 16:29
そろそろ稜線歩きも終わる
下るのがもったいない気がします
2019年12月30日 16:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 16:33
下るのがもったいない気がします
樹林帯をずっと下る
2019年12月30日 16:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 16:38
樹林帯をずっと下る
Iris Burn Hutとキャンプサイトに到着
このあとは小さい悪魔のサンドフライに襲われたので写真撮影どころではなかった…
2019年12月30日 18:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/30 18:08
Iris Burn Hutとキャンプサイトに到着
このあとは小さい悪魔のサンドフライに襲われたので写真撮影どころではなかった…
12/31
2019年最後の朝は快晴
2019年12月31日 08:09撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 8:09
12/31
2019年最後の朝は快晴
妖魔の森
2019年12月31日 08:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 8:43
妖魔の森
後ろ髪を引かれる思い
2019年12月31日 09:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
12/31 9:07
後ろ髪を引かれる思い
樹林帯を延々と22km歩き続ける
2019年12月31日 09:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 9:47
樹林帯を延々と22km歩き続ける
Rocky Point
あまり泊まりたくはない
2019年12月31日 11:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 11:05
Rocky Point
あまり泊まりたくはない
渡渉の躍動感!
2019年12月31日 11:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 11:10
渡渉の躍動感!
シダ植物
2019年12月31日 12:16撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 12:16
シダ植物
樹林帯にもKea
2019年12月31日 12:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 12:58
樹林帯にもKea
Lake ManapouriのShallow Bayで水遊び
2019年12月31日 13:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 13:20
Lake ManapouriのShallow Bayで水遊び
Moturau Hut
ここでもサンドフライに襲われて休憩どころではない
2019年12月31日 13:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 13:41
Moturau Hut
ここでもサンドフライに襲われて休憩どころではない
人懐こいNew Zealand robin
2019年12月31日 14:18撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/31 14:18
人懐こいNew Zealand robin
Kepler marshes
ここはのんびりできた
2019年12月31日 15:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 15:29
Kepler marshes
ここはのんびりできた
Rainbow Reachまであと少し
バスの時間まであと15分
2019年12月31日 16:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 16:45
Rainbow Reachまであと少し
バスの時間まであと15分
Rainbow Reach Bridge
2019年12月31日 16:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 16:47
Rainbow Reach Bridge
無事に下山しました
2019年12月31日 16:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 16:49
無事に下山しました
土ぼこりを立てながらバス参上
2019年12月31日 16:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
12/31 16:51
土ぼこりを立てながらバス参上
I got the Kepler Track Pin at Queenstown DoC.
2020年01月03日 12:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/3 12:43
I got the Kepler Track Pin at Queenstown DoC.

感想

樹林帯の上に出ると、赤黒い斑点をまぶした黄色い山肌と晴れ渡る空が広がっていた。稜線から見下ろせば東にテ・アナウ湖、北にはSouth Fiordと対岸に聳える雪の残る山脈。見える山の名前は分からないが、氷河に削られた複雑な形状の山容からして、登るにはかなり危険を伴うだろう。

Luxmore Hutで食事をしてから稜線付近をずっと西に歩いていく。ニュージーランドの夏は日が長いので、長時間この景色を楽しむことができる。テ・アナウ市街地はすぐ近くにあるが喧騒は聞こえない。聞こえるのはフィヨルドランドを吹き抜ける風の音と自分たちの足音、そして鳥の鳴き声だけ。トレッキングコースから少し外れたMt.Luxmoreの頂上は一羽のケアが牛耳っており、バックパックをデポしてMt.Luxmoreに登頂しようとする登山者の荷物を狙っている。ケアは大型のオウムに属しており、頭が良く、嘴を上手に使ってバックパックから食料などを持ち逃げするらしいので注意が必要だ。







Mt.Luxmoreから西へ。山を越えるたびに新たな世界が待っている。South Fiordの奥にはミルフォードトラックあたりの険しい山々、西にはタスマン海とニュージーランド平野部を隔てるフィヨルドランドの山と谷。このままコースを外れて直進したらタスマン海まで行けるのだろうか。

森の中にないForest Burn Shelterから更に新しい世界へ進む。これまで見えていたMt.Luxmoreは遥か後方となり、South Fiordの向こうの山脈は見える角度が変わることで違う山に見えてくる。頭上の太陽は益々日差しを強め、頭頂部から首までを焼き尽くしに来ていた。

Hanging Valley Shelterまで来ると稜線歩きは終盤。ハンギングバレーを右側に南下して樹林帯へ。稜線における太陽光は遮られるが、あの広大なフィヨルドランドの景色が見えなくなるのは惜しく感じた。


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