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Yamareco

記録ID: 2171580
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

竜門岳…津風呂湖の 杉っ子の山 冬来ない😢

2019年12月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:19
距離
6.4km
登り
725m
下り
708m

コースタイム

日帰り
山行
2:36
休憩
1:43
合計
4:19
10:59
6
林道終点(駐車場)
11:05
11:10
1
吉野森林セラピー仙人小屋
11:11
2
下乗石
11:13
11:14
1
竜門の滝 下段
11:15
11:19
1
竜門の滝 中段
11:20
11:25
0
竜門の滝 上段
11:25
2
龍門寺塔跡
11:27
2
龍門寺本宮趾
11:29
7
龍門寺宿坊趾
11:36
11
※案内表示板(近畿自然歩道)
11:47
3
※櫃提
11:50
5
※ケルン
11:55
11
※道迷いポイント
12:06
30
※道迷いポイント
12:36
12:45
3
12:48
3
分岐
12:51
13:29
6
電波塔広場
13:35
13:36
4
分岐
13:40
14:10
17
竜門岳
14:27
8
※道迷いポイント
14:35
1
※ケルン
14:36
14:37
8
※櫃提
14:45
7
※案内表示板(近畿自然歩道)
14:52
2
龍門寺宿坊趾
14:54
3
龍門寺本宮趾
14:57
2
龍門寺塔跡
14:59
15:02
1
竜門の滝 上段
15:03
1
竜門の滝 中段
15:04
15:05
1
竜門の滝 下段
15:06
15:09
1
竜門の滝 中段
15:10
2
竜門の滝 下段
15:12
1
下乗石
15:13
15:15
3
吉野森林セラピー仙人小屋
15:18
林道終点(駐車場)
天候 快晴 のち 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
《アクセス》
【道路】
<往路>
・藤井寺市🏠(8:40)⇒国道170号線⇒南阪奈道路 羽曳野IC.⇒南阪奈道路/国道24/165号線 新庄IC.⇒国道24/165号線(大和高田バイパス) 橿原高田IC.⇒国道169号線⇒県道222号線⇒国道169号線⇒県道256号線⇒(10:10)津風呂ダム(10:16)⇒県道256号線⇒国道169号線⇒県道28号線⇒一般道⇒山口登山口👣(10:29)
 [走行距離]56.2km…1時間49分(うち買物2回、観光1回…26分)
 〔有料道路〕
 ・羽曳野IC.−新庄IC. 470円
 
<復路>
・山口登山口👣(15:34)⇒一般道⇒県道28号線⇒国道169号線⇒国道370号線⇒国道309号線⇒国道24号線 御所南IC.⇒国道24/165号線(大和高田バイパス) 橿原高田IC.⇒南阪奈道路/国道24/165号線 新庄IC.⇒南阪奈道路 羽曳野IC.⇒国道170号線⇒藤井寺市🏠(17:16)
 [走行距離]52.6km…1時間42分(うち休憩1回、買物1回…15分)
 〔有料道路〕
 ・新庄IC.−羽曳野IC. 470円

《駐車場》
【山口登山口】
・5台の駐車が可能。到着時1台の駐車があったが、下山時にはなし。
・非水洗のバイオトイレあり。 
 [料金]無料 
コース状況/
危険箇所等
・ケルンを越えると沢から尾根に取りつくが、しばらくしてから道迷いをしてしまった。急角度で道が左折するところがあるが、直進する踏み跡もある。テープ印を拾っていけば問題はなさそうだが、勢い余ると直進してしまう。
・鬱蒼とした杉の森の中を歩くため、花粉症の人にとっては地獄である。
・登山口から山頂まで杉の森が延々と続き、展望が全くない。陽射しが入らず、昼間でも薄暗い。ヘッドランプは必携。
・展望を得るには、山頂から北へ10分程下った電波塔広場に行くしかない。金剛山地の眺めを得ることが出来る。ただ、電波塔が邪魔となり視界は一部のみ。シカの糞が多いのもいただけない。
その他周辺情報 【セブンイレブン 藤井寺古室3丁目店】
・行動食の購入で利用。
https://www.sej.co.jp/shop/

【柿の葉寿司総本家 平宗 吉野本店】
・奈良吉野名産の柿の葉すしの老舗店。創業文久元年(1861年)。
・吉野町役場のすぐ南、吉野川にかかる桜橋を渡るとすぐに店舗がある。
・柿の葉寿司8個セット(鯖4、鮭4)を登山の食事として購入。
・下山後に再度立ち寄り、土産として同セットを購入した。
http://www.hirasou-yoshinohonten.jp/index.html

【ローソン 吉野リバーサイド店】
・下山後の休憩で利用。
・国道169号線 河原屋西交差点に立地。
https://www.e-map.ne.jp/p/lawson/dtl/292741/?&his=al1,al2,al3,nm&srchplace=34.3836472,135.9305528

装備

MYアイテム
tomoyamasyan
重量:5.24kg
個人装備
行動着(WIC.ボーダー ロングスリーブ ジップシャツ / ウィックロンTシャツ / ノマドパーカー / puronoワッチキャプ / ウインタートレッキンググローブ / トレッキングパンツ / 下着パンツ / 靴下 / ロングスパッツ / 登山靴) 防寒着(ウルトラライトダウン / バーサライトジャケット / ストームクルーザー(上・下)) 予備着(フリースハイネック / ヒートテック / ハイソックス / ウォーマーキャップ / フリース手袋) ザック(リッジラインパック30L) 食事(柿の葉寿司×8 / カップヌードル味噌 / おにぎり焼鮭 / 固形味噌汁) 行動食(ミニロールケーキ×3 / 明治ミルクチョコレート) 非常食(パンケーキ / 皮付ポテトフライ / 柿ピー×1 / じゃこ小袋×1 / オレンジキャンディー×3) 飲料(水550mL / アクエリアス500ml) 登山道具(1/25000地図 / 地図ケース / コンパス / サングラス / ホイッスル / アーミーナイフ / タオル×1 / 軽アイゼン) 緊急道具(ヘッドランプ / 予備電池×3 / エマージェンシーシート / ライター / マッチ / トイレットペーパー / 予備靴紐) 救急道具(テーピング / ファーストエイド / ポケットティッシュ) 食事道具(コッヘル / バーナー / ガスカートリッジ / 割箸)その他(腕時計 / スマホ / 一眼レフカメラ / 予備電池×3 / 偏光フィルター / 一脚 / たばこ / ライター / ポケット灰皿 / 財布 / 免許証・保険証 / 貴重品防水袋×2 / メガネ) 【計11.0kg】
備考 【反省点】
・ケルンを越えた尾根の途中で道迷いをした。左折するところを見落とし、踏み跡を直進してしまった。杉にうんざりし、周りに注意を払わなかったために、テープ印の確認を怠ったのが原因。

【思い出の曲】
 JACK WHITE "Over and Over and Over"
 MASSIVE ATTACK "Inertia Creeps"
 MERCURY REV "Endlessly" 

感想

【感想】
  年末年始の帰省登山、まだ登ったことのない竜門岳に行ってみた。友人からはお勧め出来る山ではないと聞いている。ヤマレコに掲載されている写真を見ても今ひとつ。魅力のない山ならば、写真の腕を磨くのには丁度良いのかもしれない。登山ではなく撮影を楽しむために、この山に登ってみた。
 
 清流の吉野川沿いを車で走る。川釣りやキャンプをした懐かしい場所だ。大好物の柿の葉寿司の看板が至る所で主張している。山がダメなら食でも満たそうか。老舗の”平宗”に寄り、寿司詰めを買って行く。途中、津風呂湖にも立ち寄り竜門岳の全貌を拝んでみる。やはりパッとしない山だ。
 
 登山口に着くと杉の植林が既に空を隠し、陰気な雰囲気が漂っている。最新のバイオトイレで一仕事を済ませ、洞穴のような暗い道に入る。人気のない仙人小屋や力のないハンモックが不気味さを醸し出す。”死”の文字が彫られた下乗石にいたってはその極みである。どこまで気味が悪いんだ。
 道の左手には竜門の滝がある。数少ない見所であるので立ち寄ってみる。滝はコンパクトにまとまり三段になって落ちている。なかなかのものである。そして何より滝壺の透明度が凄い。澱んだ気分まで澄んでいくようだ。

 暗い道に戻ると、すぐに龍門寺跡に出る。何やらいわくありげな怪しい雰囲気である。足を止めると何かに取り付かれそうである。逃げるように立ち去り、魚の骨のような杉林の中を黙々と進む。急坂を駆け上がり、枯れそうな沢を越え、尾根に取付く。それにしても周りは杉ばかり。真冬なのに、この季節感のなさはなんなんだ。半ばムカついてくる。
 道は獣道となり、ものすごい急斜面を巻いている。右下は目もくらむばかりの谷底である。突っ走したためにどうやら道を外したようだ。慎重に急斜面を駆け下り、冷や汗をかきながら元の道に戻る。苛つくとロクなことはない。
 気を取り直して代わり映えのしない杉の急坂を登る。前方には何やら怪しい煙が立ち昇る。山火事なのか?不安になりながらも先を進むと山頂に飛び出す。そこは周囲を杉で囲まれた展望のない広場である。小さな祠があり、脇では庭火が燻っている。犯人はこいつである。誰もいないのにどういうことなんだ。この山は何かと不思議なことばかりだ。

 山頂を10分程越えると開けた場所に出る。鉄塔が乱立しているが展望はある。休憩をするならここしかないだろう。金剛の山並みを眺めながら、柿の葉寿司を頬張る。山での寿司はさすがに旨い。山がダメでも食があれば…。満たされたところで折り返すことにする。
 山頂に戻ると一人のお爺さんがお出迎え。「昔は展望があったんだが…」と漏らされる。杉っこが邪魔をしているのだ。恐るべし成長力で、展望を奪い季節感も台無しにしてくれる。本当に憎たらしい奴らだ。
 よくよく考えると杉っことの格闘で撮影はおろそかに。帰りは少しでも目につくものに反応し、ゆっくりと歩きながら下山することにした。

 大峰、台高には大普賢岳や稲村ヶ岳、明神岳…など品格、歴史、個性、それに自然の揃った一級の山はある。どうしてこの山が300名山なのかと不思議に感じた山旅であった。

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体力レベル
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