山城高雄から松尾峠など参詣道の峠を巡って保津峡駅へ

2020年01月06日(月) [日帰り]

• GPS: 05:52
• 距離: 15.3km
• 登り: 947m
• 下り: 1,039m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:52

距離 15.3km 登り 947m 下り 1,042m

8:18 山城高雄バス停
9:12 谷山６号橋
10:25 10:29 松尾峠
11:49 11:53 首なし地蔵
12:38 12:41 愛宕神社社務所
12:47 黒門
12:59 花売り場
13:03 水尾分かれ
13:25 13:28 荒神峠
14:05 愛宕山登山口
14:09 保津峡駅
14:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　JRバス山城高雄
帰り　JR保津峡駅

コース状況／危険箇所等

基本的に林道や登山道を通ったがP559の標高点に向かった尾根は若い林でサルトリイバラが沢山あって歩きにくかった。

写真

1/6 8:28

山城高雄でバスを降り清滝川まで降りて来た。ここは初めて歩く所で北山89番など初めて見る。今日の予定は橋を渡って破線の左側、谷山林道に入って行く。

1/6 8:29

清滝川に架かる橋から川を眺める。

1/6 8:32

矢張り山は荒れてそのまま放置されている。

1/6 8:33

谷山林道。何も通らないと思っていたら軽トラックが追い越していった。後で追いつくと倒木処理をする林業関係者だった。

1/6 8:36

初めて通る所は何でも珍しい。ここには浪切不動尊が祀られていた。

1/6 8:46

一本だけ花が咲いている木があった。梅かと思ったが臘梅の木だった。

1/6 9:02

二つに割れた曰わくありそうな大きな岩。

1/6 9:03

巨岩信仰か岩の下にはこんなものが祀られていた。

1/6 9:10

やっと朝日が射してきた。そして空は雲一つ無い青空だった。

1/6 9:13

地形図ではこの辺から尾根に登る道があるはず。丁度、中央に登って行く山道があった。

1/6 9:14

手前にも谷道の入口があったが何処でも谷道は荒れているので今日はパスする。

1/6 9:14

この道を登って行く。

1/6 9:19

苔生した道を登って行く。この辺り蕨の頃は沢山生えそうだ。

1/6 9:21

なかなか風情のある道となって来た。

1/6 9:31

車が通る程の広さの所もある。

1/6 9:45

急でも無く歩き易いはっきりした道跡はまだまだ続いて行く。

1/6 9:45

しかし左の尾根にP559の標高点がある。まだ一度も行った事が無いので尾根に回り込んで寄り道をしてみる。

1/6 9:51

尾根は若い林でサルトリイバラが一杯で歩きにくかった。

1/6 10:04

やがて上から下ってくる林道（多分、松尾峠から）の終点に出た。

1/6 10:10

P559の標高点辺りに着いたが何の標識も無かった。

1/6 10:11

標高点から見る木の間に何か見えた。近くに行くと放置された小型のバスだった。

1/6 10:12

バスの後ろ側で何気なしに木を眺めるとピークとは幾分離れているもののちゃんとあるでは無いか。PHさん偉い。

1/6 10:13

更に古い林道を辿って行く。

1/6 10:15

道端には石垣の代わりに廃タイヤが沢山積んであった。
大分古いらしくそこそこの大きさの木もタイヤの穴から生えていた。

1/6 10:21

林道のゲートの手前に今登って来た高雄への標識が有った。

1/6 10:21

その上側には松尾峠の標識。今はここが松尾峠と呼ばれているのか。

1/6 10:22

林道のゲート。

1/6 10:24

ゲート手前にある松尾峠の地蔵様。標識を見る限りやはりここが峠なんだ。

1/6 10:29

以前は地蔵から少し離れたこの地に松尾峠の標識が有ったが今日は無かった。

1/6 10:31

国土地理院の地形図によるとこの辺に谷から登って来る破線の道があるはずだが道路からは確認出来なかった。

1/6 10:47

道路脇にある標高点P659にも寄ってみるが雪で歩きにくい。氷が木からパラパラ落ちてザックカバーも水浸しになる。

1/6 10:52

この辺がP659標高点だが以前訪れた時と同じく何も無かった。う〜ん、さっきの標高点とPHさんにとって何が違うのだろう。

1/6 11:03

榧ノ木峠辺り。

1/6 11:03

ここには一枚だけカタカナのプレートが付いていた。

1/6 11:19

ウジウジ峠辺り。「北山を歩く」（澤潔著）によるとウジウジと呼ばれる変わった名前は昔近くにあった雲心寺が訛ったものらしい？

1/6 11:20

ここウジウジ峠には峠名のプレートは無かった。

1/6 11:31

次の峠に向かうために道路を離れ山道に入る。

1/6 11:32

微妙な高さの倒木、越えられないし潜れない。こういうのは迂回に手間がかかる。

1/6 11:34

古い道跡はあるが誰も歩いて無い雪は歩きにくい。

1/6 11:37

ダルマ峠はここかな？

1/6 11:37

こっちかな？　どちらかがダルマ峠の筈だがここにも何の標識も無い。

1/6 11:47

首無し地蔵への分岐。ここから首無し地蔵へ向かう。

1/6 11:50

首無し地蔵。

1/6 11:51

首無し地蔵の地図。

1/6 11:51

この辺りが首無し地蔵だがサカサマ峠の標識は見つけられなかった。

1/6 11:51

愛宕神社の社務所に向かってよく踏まれた尾根道を行く。

1/6 12:01

途中から見えた蓬莱山は雪がたっぷりに見えた。

1/6 12:30

首無し地蔵への愛宕側の分岐にある地蔵。

1/6 12:35

途中の道から蛇行しながら流れる桂川を眺める。

1/6 12:38

社務所付近から愛宕神社の石段。

1/6 12:46

表参道は沢山の人に踏み固められて結構凍っている。アイゼンを付けて歩いている人もいるが無くても滑らなかった。今日も自前のアイゼンはザックの肥やしとなってしまった。

1/6 13:01

やや！黒門は何時通り過ぎたのか？花売場まで来てしまった。気付かなかったとは一寸惚け始めてしまったのかな？

1/6 13:03

水尾別れ。この辺は雪解けでグチャグチャだった。

1/6 13:07

保津峡駅へののルートを降りる。流石にこのコースは最後まで誰にも会わなかった。

1/6 13:27

今日最後の峠、荒神峠で少し水尾側に降りてみた。すると初めて見るこんな標識が有った。峠を越えるこの道にはもっと色々な標識があるのかも？

1/6 13:28

先に続く道もしっかりしてそうだった。一度は落合から水尾のコースも通って見たいものだ。

1/6 13:29

落合側にある荒神峠の標識。

1/6 13:29

標識の裏にあるこの石組みは地蔵か何かの跡だろうか？近くに行って周りを見たが何も見つけられなかった。

1/6 13:31

そのまま保津峡駅に向かう。

1/6 14:08

保津峡駅へ渡る赤い橋の先で水尾自治会のバスに追い抜かれた。ひょっとしてと急ぐと3分程の待ち時間で電車に乗れた。1時過ぎに保津峡駅まで2時間書かれていたので到着は3時かなと諦めていたが、1時間程でここまで来た。鯖を読むのもいい加減にして欲しいものだ。

撮影機器：

Canon PowerShot SX40 HS Canon

感想

yjin

参詣と仕事の二つの要素を持った言う松尾峠、榧ノ木峠、ウジウジ峠、ダルマ峠、サカサマ峠の五つが愛宕山の東北にある。それぞれの峠は今どんな状態なのか確認したくて歩いてみた。峠のプレートが付いていたのは二つだけだった。峠として使われなくなって久しいせいだろうか。林道などが縦横に走り元の道が何処にあったかわからなかった。多分、地図を持たずに現地を歩くだけなら一つも此処だと言えない程、道路の一部になっている。こうやって段々忘れ去られて行くのだろう。寂しい気がする。

一ヶ所だけまだ訪れた事の無い標高点に寄ってみたが、偶然にもPHさんのプレート見つける事が出来た。捨てられたバスが無かったら見る事が無かっただろう。