秋田駒ヶ岳・湯森山・小柳沢_2012/8/19
- GPS
- 09:41
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 964m
コースタイム
06:40 入渓
08:04 F1
08:14 F2
08:31 F3
08:34 F4
08:39 860m二俣
08:58 910mテン場
09:17 F5
〜小滝続きます〜
10:22 F6(ニセ二俣)
10:46 F7
〜小滝続きます〜
11:42 1,220m二俣
12:32 1,320m二俣(三俣!?)
12:54 お花畑
13:05 登山道
13:10 湯森山+大休止
14:15 焼森
14:23 横岳+大休止
15:17 横長根
15:54 国見温泉に下山
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道はフラットダートで、今回の歩き初め地点まではタクシーが入ってくれるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・出発地点までの林道は、ほぼ整備されたフラットダートでした。 ・自分たちは堰堤まで細林道を歩きましたが、本林道を先に進み小柳沢に架かる橋から入渓することもできます。 ・ネットで10年ほど前に車上荒らしにあった記録を見つけたので、今回、車には貴重品を残さず、カギを掛けませんでした。 ・国見温泉には2軒の温泉宿があります。 ・今回は国見温泉に入らず、道の駅しずくいしの温泉に入りました。 |
写真
感想
素晴らしい遡行で、感動!感激!の一日を過ごす事ができました。 ご一緒して頂きましたメンバーの皆さまには感謝!感謝!です。本当にありがとうございました。<m(__)m>
沢登り初心者の私でも本当に楽しく登れて良い沢でした。 クライマックスのお花畑はもう涙がチョチョ切れるほどの美しさでした。
でもこのコース最大の核心部は登山道に出てからの焼森への登りですかね?(笑! 6時間以上の遡行後にあの登りは正直、メチャ辛かったです。(爆!
それにしても大焼砂から国見温泉までのトレランチームの3人には本当に驚かされました。 どこにそんな体力が残っていたんでしょうか? 私には無理!(笑!
お盆休み中に宮城の沢に2泊で遠征する予定でしたが、ころころ変わる天気予報とにらめっこしながら、結局中止に…。
ならばと急遽、日帰りの沢登りを計画したところ、メンバー6人で小柳沢に出かけてきました。
荒沢同様、入渓地点と下山地点が違うため、国見温泉に車をデポし、入渓地点に向かいます。
林道には分岐が何箇所か出てくるので、ナビではなく地形図で確認したほうが間違いありません。
林道脇に車を停め、いざ出発です。
堰堤まで細林道を歩きます。
タイヤの踏み跡ははっきりしていますが、藪がひどく、車で入る感じではありません。(事前の下見で中ほどまでジムニーで入ったがバックで戻りました。)
いよいよ入渓です。
入渓地点から、とにかく水が綺麗でした。
沢は、広く、明るく、しばらくは巨岩のゴーロ歩きが続きます。
巨岩のゴーロと言っても小滝状のものがあったり、釜があったりと飽きるようで飽きません。
入渓から1時間30分ほどでF1が現れます。
右岸から取りつき、シャワーを浴びながら登ります。
この日の朝の最低気温はほとんど25度、朝のシャワーも冷たくありません。
ここから滝が続きます。
F2もF3も右岸から取りつきました。
F4は右から、左から、中央突破と思い思いにクリアします。
910mのテン場付近から沢は穏やかな渓相になり、しばらく進むとこの日一番の20mの大滝F5が現れます。
左岸の階段状になっているところを登りましたが、安全のためザイルを出しました。
滝の中腹に残置ハーケンがあったので、利用させていただきました。
再び小滝を楽しみながら遡行します。
1,000mの二俣を見逃し、1,050mまで登ると、正面に登れそうにない滝F6が現れました。
これは巻くしかないなと滝の左に目をやると、階段状の巨岩の上に水流を発見!
あれっ、二俣!?
右俣のほうが水量が多いように感じられましたが、高巻きは難しい感じです。
方向的には左俣なんですが、仮に右俣が正しいとしても高巻くためには左俣を登らないといけないなということで左俣を登ります。
すると何のことはない、登りきったところで右俣と左俣が一緒になっていました。
小滝を楽しみながら遡行していくと、1,120mにF7が現れます。
直登は無理ということで右岸から高巻きましたが、右岸にわたる際に滝の下をくぐるのがよかったです。
この滝を登ると展望が開けました。
このあとも小滝が続いたり、ナメが出てきたりと飽きさせません。
渓相が小石のゴーロに変わると、1,220mの二俣はもうすぐです。
この二俣、実際の現地は、本流に支流が流れ込んでいる感じです。
なので、左俣に入るというよりは支流に入るという表現のほうが適切かな!?
以前は、このまま本流を遡行し、ハードな藪漕ぎを経て、湯森山と熊見平の鞍部に抜けるのが一般的だったようなので、もしかしたら藪漕ぎに苦労した方が新しいルートを見つけたのかもしれません
支流に入ると、沢が拓け、巨岩のゴーロ帯に変わりました。
ゴーロ帯を登りきると沢はなだらかになり、笹や灌木が気になるようになります。
ただ、沢の形態ははっきりしていて、水も流れています。
1,320mでちょっとした広場にでます。
正面から右手に小さなお花畑が広がっています。
沢形態としては二俣で、左俣には水の流れがありますが、右俣は涸れていました。
沢の形態はないのですが、左俣と右俣の間に水の流れがありました。
ここは水が涸れている右俣に進みました。
やはり笹や灌木が気になりますが、沢形態ははっきりしており、沢に沿ってとにかく進みます。
間もなくお花畑に出ることができました。
お花を楽しみながら登山道に取りつきます。
5分程で湯森山に到着です。
少し進んでベンチがある分岐で大休止です。
ヘルメットを脱ぎ、ハーネスを外し、靴を履きかえるメンバーもいます。
一息入れたところで、まずは焼森を目指します。
湯森からの下りは順調でしたが、焼森までの登りがきつかったです。
とにかく暑い!
むちゃくちゃ暑い!!
沢から上がった後の登りはホントつらかったです。
焼森分岐まで来ると風が吹いてきて少し楽になりました。
横岳までは斜度も緩くなり、一気に横岳まで登り、大休止です。
休憩中、みんな声があまり出ません。爆
ここまでくればあとは国見温泉に下るだけです。
登りと違って下りはそこそこのペースで歩いていましたが、何を思ったのかひとりが走り出したと思ったら、もうひとりも走り出し、さらにもうひとりが追いかけていきました。
「ここで何でトレランを始めるの!?」と、残った3人は普通に歩いて下山しました。
トレラン組が待つ国見温泉に無事下山しました。
普通ならここで入浴となるのですが、スタート地点にある車の回収もあるので、道の駅しずくいしの温泉に入ることにして、国見温泉をあとにしました。
ツメが藪漕ぎではなくお花畑に飛び出るという最高のシチュエーションに感動でした。
そして、毎度ながら山頂を踏んだことの無い(沢筋がメインなので)自分としては皆さんから山名やら尾根ルートなど教えて頂き勉強になりました〜!!
下山も良いトレーニングになりました(笑)
また宜しくお願いしま〜す。
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