石老山、嵐山周回(富士山遥拝山行8/9日)


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 1,069m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
台風のため数ヶ所崩落している |
写真
感想
今日はおまけの様な山登りである。遅くとも午後2時には下山したいので、山が限られてくる。簡単に言えば午前中に登り切れてしまう山が対象となるの。当初高尾山と石老山をと、漠然と考えていた。しかしどう計算してもこの2山を登るのは無理、との結論から嵐山と石老山にした。とは言えバスもないので歩いて戻るとなると相当時間がかかる。
相模湖畔の駐車場から出発し、嵐山入口に到着した。しかし嵐山からは通行止めの張り紙がある。またもや行けるとこまで行くか。嵐山までは何の問題もなし。これなら単なる脅しかと思って、ねん坂に向かう。すると急斜面で大きく崩落していた。この崩れた斜面には獣道すらなく諦めて、高巻の道を探る。よく見ると乱れてはいるが、上に向かって踏跡がある。他に道もないのでこの踏跡を辿って高巻することにした。途中にプリントアウトした地図が落ちていたので、ゴミ拾いもかねて拾って活用することにした。ガレ縁が歩きにくそうなので、さらに上に高巻いた。しかしガレから離れすぎ下降地点が分からなくなった。どうしようかと迷っていると、今立っている所が作業道だったことに気づいた。このまま下れば東海道自然歩道に合流すると思い歩き始めるが、中途半端に伸びた藪。こんな所でまたもや藪漕ぎか、かなわんなと思いながら暫し歩くと予想通り道に出た。再び歩き出すとまたもや崩落地。ここは高巻でクリア。レジャーランド横を通ってねん坂に到着。地図を見るとレジャーランドが山頂を大きく占領しているので、道がぐねぐねしアップダウンするんだと納得した。この道を復旧するのは難しいそうだ。
ねん坂から石老山に向かう道も通行止めとの表示がされている。どこが崩落しているのかと思いながら歩いていく。相模湖病院の裏に差し掛かったところ、土石流の跡があった。これなら大したことはないなと思って顕鏡寺に差し掛かると、お寺が流されたかと思うほどの土石流による岩、木や土砂である。もちろん登山道は全くわからない状態である。あ〜ここまで、今度は本当にダメだ。と思っていると土砂の中に傾いた標識を発見した。さらに踏跡が堆積する岩や樹木を越えて上に延びている。こんなに崩れていても物好きは登っていると感心し、踏跡を辿った。土砂の中を数十m登っていくと右手に無傷の登山道を発見した。これで山頂まで行けると安心した。途中崩れている所もあったが大したことはなく、石老山頂上に到着する。頂上からは丹沢方面が見えたが富士山は見えなかった。晴れていれば見えるのか?あとは篠原に下山し、ロードで元に戻る。まあまあの天気で観光客などが歩いていた。もちろん拾った地図は活用後、ゴミとして処分した。
この後、O方に立ち寄り、故O先輩にご焼香させていただいた。wンゲルでは厳しくしごかれたが、今は懐かしいのが不思議だ。そしてK先輩と昔話などをさせてもらったが、何か学生時代に戻ったようだった。これからも山旅を利用し、生きているうちに旧友と逢っておきたいと思いを新たにした。
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