朝日連峰 末沢川
- GPS
- 75:17
- 距離
- 40.1km
- 登り
- 2,653m
- 下り
- 2,304m
天候 | 11日:曇 12日:曇 13日:曇のち雨 14日:霧雨>晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
10日:新潟駅>村上駅 11日:村上駅>タクシー>あさひ湖 末沢橋 末沢川遡行>410二俣>テント 12日:テン場>675出会 テント 13日:テン場>1091左又>ヤブ開始(12:15)>稜線>袖朝日岳>西朝日岳(ヤブ終了(18:50)>竜門山>竜門小屋 14日:竜門小屋>竜門山>清太岩山>日暮沢小屋>車止め >>タクシー>>温泉へ |
写真
感想
I氏をリーダーとしてY氏と3人
沢登りの聖地とも言える朝日周辺の沢に初心者ながら参加させていただいた
当初 畑沢の予定だったが 天気も芳しくなく
雨が振ると一気に増水するエリアなので
大事をとって末沢川を遡行することになった
前日 新潟にバスで入った
郵便局に用事があったりで大きいザックを背負ったまま
あっちへ行ったりこっちへいったり。。
結局 マンガ喫茶で休み夜に村上駅に移動した
翌日 タクシーで末沢湖へ
林道を歩いて入渓地点に到着。遡行を開始した
んで 4日目に遡行図を落としてしまい
詳細は記憶の彼方へ。。
初日、2日目は高度もあまり上げること無い予定だった
それでも朝日は遡行を嫌がるが如くもの凄い迫力で迫って来る
って 勝手に想像していたんだけど
それほどでも無い
普通の沢歩き
特に滝も無い
普通の沢歩き
ぼちぼち進む
普通の沢歩き
印象としては奥多摩の沢を立川から歩く感じ
いや違う。小さいながらも釜を持つ綺麗な小滝が連続する
歩くと魚影が見える
殆ど歩く人もいない山深い場所だった
聞けばこの沢は朝日でもマイナーコース
一年で1パーティー入るか入らないか位との事
理由は3日目になんとなく分かった
1日目は何事も無く終わった
途中 得た恵みを森の中で食す
これ最高
沢登りは贅沢な遊びだ
厄介な事といえば アブが大量に襲ってくる
聞いてはいたけどこれほどまでとは。。
足が真っ黒になるくらい 集まってくる
そして刺される
もちろんネットを持っているがそれでも攻撃の手を緩めない奴らは
暗くなって焚き火の火が明るく感じるくらいまで僕らの周りを飛び回っていた
2日目
小滝が続く
今日も天気が持つと良いな〜
気持ちのよい小滝が続く
時折 ゴルジュが迫ってくる
幅はそれほどでも無いが綺麗な渓相
予定の出合いまで来たが
時間もあったので先に進んだ
食当として チープなお茶漬けと鯖の味噌煮、味噌汁を出した
3日目
曇の中歩き始めた
小滝が続く
これだけ進んでもまだ滝を出してくるか!
水量もある
これが朝日なんだと思う
途中スノーブリッジを超えると
その先はスノーブリッジが崩壊していた
いつ壊れるかわからない崩壊した雪の上を慎重に素早く歩く
こりゃ結構危険だ
ひとかたまりが落ちてきたら一貫の終わり
なんとかクリアして先を急ぐ
沢の水が減ってきたらへんで
雨が降ってきた
ここで水を汲まなかったのは失敗だった
水量は増えていく
ここで水を確保した
樋状の滑滝を幾つか登ったところで
ヤブに突入した 12:15
ここから地獄が始まる
こいでもこいでも 進まねー
稜線にすら出ない。。涙
まぁまだ体力はあったので
なんとかなると思いながらヤブを漕ぎ続けた
ようやく稜線に到着
登山道はないので もちろんこのままヤブコギで先を進む
雨や風は強くなった
ヤブの中に入ればある程度温かいが
それでも止まると風は体温を奪っていく
直ぐに寒くなる
僕たちは進まなければならなかった
いや 途中 ツェルトを貼ってのビバークも考えられた
リーダーも少し頭をよぎったようだが
メンバーの体力も限界というわけでは無かったので
少しずつでも先に進んだ
途中 禁断のGPSを確認すると登山道まで2.5km
ふー楽勝じゃん!
って、そこからしっかりと数時間かかった
登山道でもある西朝日岳に到着したのは19時
殆ど暗くなっていた
実に6時間半の藪こぎを体験してしまった
そこからヘッドライトを点灯して
竜門小屋へ到着したのは20時
普通なら遭難とも言える時間だった
濡れ切った体を拭いて着替えて
温かい食事を作りビールを流し込んだ
ふー
直ぐに寝たが 夜中なんども起きて
小屋にあたる豪雨の音を聞きまた寝た
4日目 霧雨の中出発
途中 少し霧が上がって大朝日も見えるようになった
そしてキジを打ったらポーチを忘れてしまった
残念。。
林道まで降りてくると天気は快晴になっていた
タクシーの運ちゃんの面白い山形話を聞きながら
温泉へ
しっかりと汗を流して
電車で山形へ
とんかつを食して
新幹線で家路に付いた
同じ沢には二度と行かないけど
別の沢にはまた行きたい
この沢で去年 山で遊んだ回数を上回った
山に沢山生けている事に感謝したい
ありがと!
沢25
難易度:★★☆☆☆
綺麗度:★★★★☆
体力度:★★★★★
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