赤城山【鈴ヶ岳】

2020年01月11日(土) [日帰り]

• GPS: 03:39
• 距離: 6.9km
• 登り: 621m
• 下り: 607m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:17
• 合計: 3:37

距離 6.9km 登り 621m 下り 612m

12:39 鈴ヶ岳南回り登山口
12:45 12:48 展望の丘
14:20 14:24 大ダオ
14:50 15:00 鈴ヶ岳
15:16 15:17 大ダオ
16:16 鈴ヶ岳南回り登山口
16:17 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口周辺の路肩に駐車
キャンプ場の少し下辺りから積雪があり、圧雪バーンになっていました。坂道＋カーブが多いので、登山口までのドライブが一番危険でした。もちろんノーマルタイヤ不可です。

コース状況／危険箇所等

登山口を起点に時計回り周回。

北回り〜大ダオ、鈴ヶ岳はトレースありました。
大ダオ〜南回りはノートレースでしたがテープがあったので迷わず歩けました。

積雪は膝下くらいなので、要スパッツです。お守りスパイクは出番なしでした。

写真

1/11 12:39

登山口 スタート
駐車地が無く、切り返ししようとしたらタイヤが雪にハマり焦りました。
結局抜け出して、少し下の幅広ゾーンに路駐です。

1/11 12:46

展望の丘
本日目指す鈴ヶ岳が見えました。登っていると感じませんが、なかなかの急登っぷりです。

1/11 12:46

展望の丘 三角点
ここは分岐になっているようなので、いつか違う方面へ歩いてみたいです。

1/11 12:56

関東ふれあいの道と並行している林道の分岐
関東ふれあいの道はいつか歩くこともあるかもしれないので、今回は林道を進みました。

1/11 13:10

御殿山の取り付きを探していると、怪しい穴が…
熊がいるかもしれないので、この時期は近づかない方が良いかと…

1/11 13:13

御殿山の尾根
思ったより急なので雪付きの時期は無理だな…時間無いし。
と早々に諦めました。

1/11 13:28

ここを歩くの初めてですが、気になる分岐がたくさんあります。

1/11 13:31

鈴ヶ岳登山口
ここまでも雪が結構あったので、思ったより苦戦しました。ここから先は反対方向からのトレースがありましたが、歩幅が合わずなかなかの試練でした。
道迷いの心配が無いだけでも、ずいぶんありがたいですが…

1/11 13:44

少し歩くとナラの大木などがあり幻想的な雰囲気です。

1/11 14:21

大ダオに到着です。

1/11 14:28

心配していた岩場は雪がついていないので、ノーマルのまま進みました。

1/11 14:31

ご覧の通りです。

1/11 14:33

荒山 鍋割山
霞んでいますが、午前中はガスっていたようなので大満足です。

1/11 14:43

一心誠明霊神
昭和
こちらは御嶽教に関わる石碑のようです。

1/11 14:45

覚明霊神 明治十五年八月
近世御嶽信仰の祖である覚明行者を祀った石碑です。

1/11 14:47

長崎神社

1/11 14:51

鈴嶽山神社 赤城山大神 愛宕山大神
鈴嶽山神社の裏には明治十五年八月吉日とありました。途中にある御嶽教と関わりがあるものと考えています。

1/11 14:53

山頂 石祠

1/11 14:54

御神
当初は上半分が無くなったとのかなと思いましたが、裏には明治十四年としっかりあるので、完存しているかと思います。

1/11 14:55

そして一番奥にある石碑
部分的に、御嶽 前橋教などが読めました。前橋の御嶽講の石碑と解釈できそうです。

1/11 14:59

鈴ヶ岳山頂
三角点 山名板もありました。

1/11 15:02

山頂の展望 黒檜山と大沼
葉っぱの無い冬はよく見えるのですね。
地蔵岳も見えましたが、枝が入りすぎるので割愛です。

1/11 15:11

鍬柄山

1/11 15:16

二度目の大ダオ
鈴ヶ岳中腹に重箱岩という奇岩があるようなのですが、時間もないし、雪が危険なので探索できず。

1/11 15:19

日当たりの良いところは雪が溶けています。

1/11 15:24

谷や陰になるところは雪原です。
夏道の道形がなんとなくわかるのと、テープがあるので迷わずに歩けます。

1/11 15:29

ケルンなどもあります。

1/11 15:31

大山獄？
明治三十五年とありました。

1/11 15:35

清滝不動明王
明治廾貳歳(22年)五月吉祥日 勝保沢村 願主 角田清次郎 六女□？と読めました。

1/11 15:35

下の岩間から水が湧き出ています。

1/11 15:45

清滝不動明王周辺の沢だけがしっかり水が流れていました。この辺りは鈴ヶ岳の湧水地点のようで、水辺の祭祀に関わる聖地と考察してみました。

1/11 15:54

そのあとも雪道を歩きます。動物の足跡しかない静寂の山中です。

1/11 16:02

途中にある岩場を歩くと、

1/11 16:04

岩穴が多くありました。
火山特有の地質現象なのか、榛名山や浅間山にも同様の穴がありますね。

1/11 16:13

登山口近くの林業エリアには材木の谷がありました。
ここまでびっしり敷き詰められていると壮観です。
背後の鈴ヶ岳を振りかえって、ゴールです。

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

モンブラン

年末年始の山行では赤城山に行けなかったのが心残りだったので、鈴ヶ岳へ登ることにしました。

着いてみると思っていたよりも雪があり、慣れない雪道に苦戦しましたが、無事に登頂することができ良かったです。雪を纏った黄昏時の森はなんとも幻想的で、ゆったりとした時間を楽しむことができました。

計画では御殿山と鈴ヶ岳中腹にある重箱岩を探索する予定でしたが、雪と時間の都合で断念しました。雪溶けを待ってから再訪したいと考えています。

赤城山の西面は今回初めて歩きましたが、気になるマイナーピークや名所などがいくつかあるので、今後も歩いてみたいと思います。