前に進めない!! 桧塚霧氷ロード(明神平–桧塚奥峰–桧塚)
- GPS
- 05:56
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,049m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:56
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
一部界隈で大変人気の高い明神平、秋には行ったことがありますが、やはり雪の季節に行かないとねとは感じていました。ではいつ行くか? 最大の問題はアプローチ。「スタッドレスでもきついことがある」と言われると、ノーマルタイヤしか履いてない私にはなかなか厳しいものがあり、行くなら12月かと思っていたら、いつのまにか年が明けてしまい、1シーズン延期かと思っていたら、幸か不幸かの暖冬。昨日の綿向のような「なんじゃこりゃ」がある一方、八経や稲村にノーマルで行けたのも今年ならでは。というわけで、今日もノーマルタイヤで東吉野を目指しました(あ、布チェーンは積んでますので)。
近畿南部の天気予報は日曜雨で月曜が晴のち曇なので、日曜は北の方に行って、月曜に明神平にしよう。土曜に行った人の話では道は全く凍結なし。日曜に行った人のレポでは、雪が降り出したとのことだから、多少は雪も増えるだろう。「天気とくらす」ではC予報だが、降水確率が低いからこれは風が強いということであって、霧氷を見るのならむしろ好都合。などといった皮算用で、家から2時間半ほどかけて、6時半くらいに駐車場に到着。途中、前後に全く車がいなかったのですが、着いてみたら既に2台停まっています。さらに、準備している間に3台到着。まだ暗いのでヘッデンを点けてスタートしました。
赤ゾレ山から登る人も多いようですが、とにかく明神平での時間を確保したいのと、できれば桧塚まで行きたいので、余分な時間と体力は使わないでおこうと、明神滝から素直に登ります。前は下りにしか通ったことがないので、いくらか戸惑いましたが、こつこつ登ります。下りの時には「結構急だ」と感じましたが、登りだとさほど急には思いませんでした。明神滝を過ぎるあたりから足元はかなり白くなってきますが、滑るほどではありません。結局登りはチェーンスパイクを履かずに登りました。ただ、このあたりからガスも濃くなってきて、遠くは何も見えません。なんだか先が思いやられそうな。
明神平に到着し、ひとまずスパイクを履いて、ポールのチッププロテクターを外し、テムレスをはめて、としている間に、やはり京都から来た男性がおいでになりました。いろいろ話している間に(年末に武奈ヶ岳で撮影された、琵琶湖の雲海に登る日の出は絶景でした)ガスが晴れてくれることを期待していたのですが、なかなかうまくはいきません。男性は「カメラにSDカードが入ってなかったのでもう帰ります」ということで、ここで別れて桧塚に向かいました。
前は途中まで稜線を歩きましたが、桧塚奥峰まで行ったことはありません。途中から先行のトレースがなくなって、新雪を歩くことになりました。多少心細く思いながら、しかし結構丁寧にテープが巻かれており、これを頼りに歩いて行きます。一瞬青空が覗いたりするものの、基本的にガスだらけ。先行きを案じながら桧塚奥峰到着。予想通りガス。ここから桧塚まで行くのはやめとこうかとか思いながら昼食。しかし、食べている間にさあっと雲が晴れ、桧塚などがクリアに見えるようになりました。
これで勇気百倍。桧塚まで行ってみることに。ここからが、太陽は差すし、霧氷は素晴らしいし、至福の往復でした。本当に、シャッターが止まりません。前に進まずに横に進むことの方が多いくらい。いや、来て良かった。明神平や奥峰から引き返さなくて良かった・・・ なお、足元は新雪ですが、せいぜい10cmくらいしか沈みません。ワカンはくくりつけて来ましたが、壺足の方が早く歩けそうだったので、今回も登場の機会はありませんでした。
その後、明神平まで引き返してくると、こちらも青空が見えて美しかったです。行きにがっかりしたのが嘘のよう。もう帰ろうと思っているのに、なかなか帰れないです。ようやくキリがついたので下山。下りは30人以上とすれ違ったような。林道に出てからが長いですね。その後、ふるさと村でお昼ご飯。やはた温泉で入浴して帰宅。今日は、最初がガスでがっかりだったのに、その後歩いているうちに次第に天気が良くなっていったのが好印象でした。登る前に丹生川上神社にお参りしたのが良かったのでしょうか。
写真が多くてすみません。
persさん、こんばんは
もしかして三ツ塚ですれ違い際に「桧塚奥峰の霧氷は凄かったですよ」って教えて頂いた方でしょうか。それを伺って迷いも取れ、我々中年男2人は桧塚奥峰へ向かいました。ありがとうございました。
濃いガスからの濃い青空、ありがたい感動でした。皮算用、狸たくさん捕れましたね。
ええと、あの辺であれば、「太陽が差せば最高ですね」という会話をした覚えはあります。
最初が曇天で、溜めに溜めてから青空が覗くという、作ったような展開で最高でした。登る前に丹生川上神社にお参りしたのが良かったのかも。
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