恵那山(前宮ルートから・・古の道は笹との格闘でした)
- GPS
- 08:03
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,586m
- 下り
- 1,575m
コースタイム
天候 | 晴れ・・ながら、中ア・南アは雲の中で展望には恵まれませんでした スタート時22℃〜頂上25℃〜下山時27℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
恵那神社前から先は林道となりますが、かなりの悪路です 登山口すぐ手前に2〜3台駐車できます・・登山口到着直前に、車高の高い四駆車でないと越えられない様な段差があり、トラブルを避けるべく少しバックしてゲート手前の駐車余地にとめました(ログのスタート地点) |
コース状況/ 危険箇所等 |
恵那山の登山道については、「@恵那山」HPが最も参考になると思いますが、本日私が感じたコース状況も記載させていただきます。 http://www.enasan.org/route/maenomiya.htm 登山口から「中ノ小屋跡」までは良く整備された道で、快調に距離と標高を稼げる道です 「中ノ小屋跡」を過ぎて「八右衛門の頭」が近づくと、笹の被りが道を塞ぐようになります・・朝方は笹露がハンパでなく、Tシャツやパンツがビショ濡れになったのは夏空の稜線で直に乾きますが、ソックスを伝って靴の中がチャポンチャポンになってしまい気持ち悪かったので、少なくともスパッツだけは「中ノ小屋跡」で装着すべきでした 「八右衛門の頭」〜「空八丁」付近は、笹の密生度が強まり、難路だった印象です・・被った笹の下に倒木や石の段差が隠れていて、特に下りでは遅々として歩みが進みませんでした・・この辺はWストックで笹をかき分けて足場を確認しないと、急坂で足場が滑りやすいこともあり、危険な感じでした 「十六合目」を過ぎると笹は大人しくなり、傾斜も緩んで再び快調なペースで歩けます |
写真
感想
恵那山登山道の前宮ルートは、日本アルプスを世界に紹介したウォルター・ウェストンも登頂したルートで、以前は廃道となっていたのが2001年に中津川山岳会の方々により整備されて、一般登山道として復活したとのことです。詳しくは前述の「@恵那山」のサイトに紹介されています。
標準コースタイムは約11時間と長く、恵那山登山道の主な4つのルートの内で最もタフなルートのようで、早朝の出発が必要です。
そこでヘッデンが不要となる5時半頃には歩き始めましたが、コース上にはテープマークや道標等多く、登山道を整備された方々に感謝しつつ、歩きやすい道を快調なペースで登り始めました。
ところが古の「クラシックルート」はそう易々とは進ませてはくれません。
立ち塞がるのは、八右衛門の頭付近からの笹薮です。笹が被るだけならいいのですが、本日朝方の笹露はハンパでなく、まさに全身グッショリでした。。
“まあいずれ乾くサ”・・とタカをくくっていましたが、一番弱ったのは靴の中がチャポンチャポンになってしまい、気持ちが悪いやら靴ズレができそうで気になるやらです。
そこで、笹が大人しくなった十六合目で靴を脱いでソックスを絞ったりしましたが、気持ちの悪さは余り改善せず、せめてスパッツだけでも面倒くさがらずにつけるべきだったと、笹露をチョッとナメたのを反省しました。
とはいえこの笹薮が本日の登山道の肝というかアクセントとなって、前宮ルートを印象深いものにしてくれました。たぶんですが、管理者の方々は意図的にこの前宮ルートの特徴を刈らずに残しているのではないかと思います。
展望には恵まれなかったものの、中々歩き応えのある恵那山のクラシックルートを楽しめた1日でした。
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