初雪山ハイクな方々と❄過酷に感じる寒さと絶景の北横岳
- GPS
- 04:48
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 308m
- 下り
- 306m
コースタイム
- 山行
- 2:13
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 4:38
天候 | 霧時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路:アルピコタクシー 8,210円 http://www.alpico.co.jp/taxi/vehicle/standard.php 復路:バス北八ヶ岳ロープウェイ線 片道1,300円 https://www.city.chino.lg.jp/uploaded/attachment/10569.pdf 北八ヶ岳ロープウェイ 往復1,900円 mont-bell会員ならカード提示で200円引き https://www.kitayatu.jp/ropeway/ |
写真
装備
個人装備 |
ザック/ザックカバー
ヘッドライト/予備電池
常備薬
保温ボトル
飲料
行動食
ニット帽
あればネックウォーマー/バラクラバ
サングラスorゴーグル
レインウエア上下
防寒具(フリース/ダウン)
アンダーグローブ/オーバーグローブ
予備靴下/予備手袋
財布/スマホ
ロールペーパー/ウェットティッシュ
日焼け止め
リップクリーム
タオル
バッテリーセット
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共同装備 |
地図/コンパス
/GPS
ストーブ/燃料
クッカー/カトラリー類
ストック/スノーバスケット
ゲイター/前爪アイゼンまたはチェーンスパイク
|
感想
初雪山な2人を伴い、2020年登りはじめは北横岳へ。
往路はバスの時刻まで1時間ほどあったのでタクシーを利用。
運転手さんがしてくださる楽しいお話を聞きながら、北八ヶ岳ロープウェイへ近づくごとに残雪や霧氷をまとうお山が見えてきて一同心躍ります。
ロープウェイ山麓駅では先に土産物屋を冷やかして、前回帰りに手作りパンをギリギリ入手できたことを踏まえて予めゲット。その後身支度をし、ロープウェイでさくっと山頂駅へ。
タクシーの運転手さんの話では、前日はスキー場の駐車場もいっぱいでロープウェイも40分待ちとのことでしたが、するっと乗れました。
山頂駅到着後、坪庭にてゲイターに軽アイゼン、前爪アイゼンを装着して山行中アイスクリームを作るための仕込みをし、いざ北横岳へ。
霧の中なため、水墨画のようなモノトーンで雪の生み出す幻想的な造形に目を輝かせながらのんびり歩きます。
傾斜のある登りでは雪道歩きが慣れない軽アイゼンの方は爪が雪を掴みきれず、ずるずるっと足が落ちてしまい歩きにくそうでした。
前爪アイゼンの方はしっかり雪を噛むので難なく歩けていました。
教え下手でキックステップ等コツをうまく伝えられず申し訳ない。
冷やしながら攪拌するため袋に入れたアイスクリームをヒップベルトからぶら下げ、引きずりながら歩いていたので(愛着が湧きポチと命名されました)、すれ違うハイカーさん達からは好奇の視線をいただき都度説明しました。
山頂まではモノトーンの世界でしたが、しばらくするとガスが晴れて八ヶ岳ブルーと下界がお目見えし皆で大はしゃぎ。
先行して山頂にいらっしゃった方によると1時間ほどはずっとガスの中だったそうです。
すぐにまたガスに包まれてしまったものの、山頂で白とブルーの世界を楽しむことができました。
北横岳ヒュッテまで戻るとヒュッテ前は大勢の方が休憩中だったので、お昼休憩は後回しにして七ツ池へ散歩にGO.
池は踏み跡が少なく、恐る恐るだったのも最初のみ、真っ新な雪面にダイブしたり、皆初めて使うスノーシューで歩いてみたりと存分に楽しみました。
スノーシューは山友さんとその旦那さんのご厚意で格安でお譲りいただいたもの。感謝感謝です。大切に使わせていただきます。
北横岳ヒュッテ前へ戻ると無人に。
暖かいお茶を飲んだりおにぎりを雑炊にしたりして暖を取りました。
が、日差しなく風があるためすぐに冷えていきました。コップやクッカーに残った少量のお湯が凍ってしまうほどでした。
ダウンを着たまま下山していると、突然日差しが。モノトーンの世界から雪の白と空のブルー、木々のグリーンに日の黄色と色彩の世界に早変わりし、歓声が上がります。
木にのった雪が風で舞い、日差しの光を反射してキラキラと光り輝き美しかったです。
撮影に昂じながら坪庭まで戻ってきて17時の終バスまでは時間があると更にのんびりしていましたが、眼下の山頂駅付近の人気のなさにふと違和感が。ロープウェイの最終時間を覚えておくのをすっかり失念していたことに気づきました。
この人気のなさはロープウェイ終わってるのでは…?坪庭から山頂駅までは危険箇所もないので、ロープウェイの時間を確認しに一足先に乗り場へ急ぎました。
到着すると、スタッフさんが雪を掃除しているところでした。最終時刻をお聞きしたところ16時とのこと。時計を見ると16時5分。愕然とし、スキーコースを歩いて降りることが頭をよぎりました。
が、スタッフさんに往復券を持っているか尋ねられ持っていると答えると、少し待っていてとどこかに電話をしてくださる。
なんと従業員が乗る便に同乗させていただけることに。
歩いて下っていたら日が暮れるの間違いなさそうだったので、本当に感謝です。
ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。
その後は山麓駅からバス乗り場に直行、バスを待ちつつ帰りの身支度をしました。
車内はとても暖かく皆さん即寝でした。
茅野駅到着後はあずさの時刻まで1時間ほどあるため、ポチもといアイスクリームやパンを食べながら電車を待つことに。
が、ここで再び問題が。
アイスクリームを入れたカンティーンの蓋がうんともすんとも言わずまったく開く気配がない。そのうち手の熱で中身が溶けてチャプチャプ音がしてきてしまいました。
万一開いてもその拍子に中身をぶち撒けそうなこともあり、せっかく育てたポチですが皆さんの舌を喜ばせることなくお持ち帰りに、、ざんねんむねん。
購入しておいた手作りパンはとても美味しかったです。買っておいてよかった!笑
最後ご迷惑をおかけするなどいろいろあったものの、存分に雪山を楽しめました。
皆さんにも寒さを過酷に感じる一方で大変満足してもらえたようなので、またゆる〜い雪山ハイクができればと思います。
今回の反省を踏まえてリミットあるものは細かく調べておかねば。
ポチのリベンジもできればと思います。
最後に重ね重ね北八ヶ岳ロープウェイのスタッフの皆様ありがとうございました。
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