乗鞍岳 剣ヶ峰直下から滑走
- GPS
- 07:31
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れ、曇り、小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登行】 ツアーコース入口の急登は藪があるが問題ない。上部右手の樹林帯は、ツリーホールあり。 5番〜6番標識付近の沢地形は埋まり切っていないが問題なし。 位ヶ原最初の急登も藪っぽいが問題なし。 位ヶ原台地の沢地形埋まり切っていないのでコース取りを考えて上部へアプローチ。 大雪渓上部から氷化してくる。 朝日岳直下はパウダー。 朝日岳と蚕玉岳稜線から剣ヶ峰山頂までは先行者のツボ足トレースを利用。 |
写真
感想
今シーズン初の乗鞍岳へ行ってきた。
予定では6時から行動開始としていたが、自宅からのアプローチに使う三才山トンネルが通行止めとなっていた為、途中から急遽新和田トンネルへ迂回し岡谷経由で乗鞍入りした。
結果、アプローチが余計に1時間かかってしまった。しかも運転に疲れてしまい、やまぼうし駐車場に着いたら猛烈な睡魔が。。。1時間寝てしまった。
起きたら、ゆっくりと準備を整えリフト運行前のゲレンデを登行する。整備済みのゲレンデを荒らさないように端を登行する。
しかし1月中旬とは思えない陽気だ。しかも無風。山頂方面も雪煙が上がっていない。こんな1月の乗鞍は初めてだ。
ツアーコース最初の急登も多少の藪はあるが、登行に支障が無い程度の積雪はある。急登の上部は、樹林帯へ入り登り上げる。樹木の下部は隠れたツリーホールがあるので注意が必要。
雪も軽く、トレースもあるので快調にツアーコースを詰めていく。5〜6番標識付近の沢地形が埋まり切っていないが、登行に支障なし。サクサクとこなせる。
位ヶ原の急登の下でエネルギー補給。休憩中はシェルを着たが、行動中は暑いので中間着で歩く。最終的には2800m地点まで中間着で行動した。ありえない。
肩の小屋口、肩の小屋は経由せず朝日岳と蚕玉岳のコルを直接目指す。肩の小屋口付近から上部の急登はクトーを装着し直登する。2700m付近からトラバース気味に進んで行くが次第にクトーが効きにくくなり2800m付近でアイゼン&シートラに換装。
カチカチ斜面にアイゼンを効かせて高度を上げていく。朝日岳直下でパウダーとなり先行者のトレースに合流。トレースを使用し稜線に乗り上げる。
稜線に出ても風がなく剣ヶ峰までスキーを担ぎ上げ登頂。
晴れていれば素晴らしい景色が見えるが、本日は御岳山も白山も見えない。
山頂では氷の造形が美しい。
ゆっくりと写真を撮りエネルギー補給したら滑走準備をする。本宮裏手の雪が柔らかいところでスキーを履くが周りはカチカチだ。
慎重に横滑りで山頂小屋まで行き、山頂直下斜面からドロップイン。
乗鞍にしては、ややもっさりしているがパウダーを頂く。
雪崩が怖い。2ターン程してコルの端へ逃げ上下斜面の観察をする。スラフも流れてこない。行ける。
一気にのどまで落とす。めちゃめちゃ気持ちいい。さすが乗鞍パウダーだ。
のどからも安全地帯まで一気に極楽パウダーを満喫する。
位ヶ原もパウダーをショートターンでシュプールを刻む。
エコーライン上部から位ヶ原急斜面は、左側藪内のパウダーを拾っていく。
ツアーコースも快適滑走です。終点部の急斜面上部は横滑りでこなし、カモシカゲレンデ上部まで。
カモシカゲレンデは、短いながらコブラインが出来ていたのでプチモーグル滑走してやまぼうし駐車場まで滑り降り無事下山。
天気は、ほぼ曇っていた為、雪はそんなに腐らず終始快適滑走。
大満足の今シーズン初の乗鞍岳だった。
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