記録ID: 218929
全員に公開
ハイキング
剱・立山
富山県上市町 剱岳 昨年のリベンジついになる! 3倍返しの好天気
2012年08月24日(金) ~
2012年08月25日(土)
富山県
kintakunte
その他1人
- GPS
- 32:30
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 2,335m
- 下り
- 2,335m
コースタイム
〔8/24(金)〕
6:40馬場島7:10-7:50展望台7:55-9:40道標1,600m9:45-10:30△点10:40-12:25早月小屋20:00(消灯)
〔8/25(土)〕
3:00早月小屋4:15-5:15標高2,614m5:25-7:00剣岳7:40-9:10標高2,614m9:15-10:15早月小屋(昼)11:10--12:10△点-13:00道標1,600m13:10-14:00展望台-14:25馬場島15:05
☆CT(コースタイム)との比較
【往路】 CT Time
馬場島‐展望台 1:25 0:40
展望台‐道標1,600m 1:45 1:45
道標1,600m‐△点 1:05 0:45
△点‐早月小屋 1:25 1:45
トータル 5:40 4:40
山行時間 5:15
休憩時間 0:35
2
【復路】 CT Time
早月小屋-標高2,614m 1:30 1:00
標高2,614m-剣岳山頂 2:00 1:35
トータル 3:30 2:35
剣岳山頂-標高2,614m 1:30 1:30
標高2,614m-早月小屋 1:00 1:00
トータル 2:30 2:30
早月小屋-△点 1:00 1:00
△点-道標1,600m 0:45 0:50
道標1,600m-展望台 1:10 0:50
展望台-馬場島 0:55 0:25
トータル_ 3:35 3:05
1日として 9:35 8:10
山行時間_ 10:10
休憩時間_ 2:00
総合計 15:15 15:45
メインザックとサブザックの使分けなどの手間時間を差引すれば、ほぼコースタイム通りの山行となる。
☆日帰り山行を実施しているある人の内容を聞くと以下の様である。
馬場島 5:00
早月小屋 9:30
剱岳山頂 12:00
早月小屋 14:00
馬場島 18:00
山行時間 13:00
〔 お話した方の山行記録がアップされましたので、参考までにリンクを張りますね 〕
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-218498.html
6:40馬場島7:10-7:50展望台7:55-9:40道標1,600m9:45-10:30△点10:40-12:25早月小屋20:00(消灯)
〔8/25(土)〕
3:00早月小屋4:15-5:15標高2,614m5:25-7:00剣岳7:40-9:10標高2,614m9:15-10:15早月小屋(昼)11:10--12:10△点-13:00道標1,600m13:10-14:00展望台-14:25馬場島15:05
☆CT(コースタイム)との比較
【往路】 CT Time
馬場島‐展望台 1:25 0:40
展望台‐道標1,600m 1:45 1:45
道標1,600m‐△点 1:05 0:45
△点‐早月小屋 1:25 1:45
トータル 5:40 4:40
山行時間 5:15
休憩時間 0:35
2
【復路】 CT Time
早月小屋-標高2,614m 1:30 1:00
標高2,614m-剣岳山頂 2:00 1:35
トータル 3:30 2:35
剣岳山頂-標高2,614m 1:30 1:30
標高2,614m-早月小屋 1:00 1:00
トータル 2:30 2:30
早月小屋-△点 1:00 1:00
△点-道標1,600m 0:45 0:50
道標1,600m-展望台 1:10 0:50
展望台-馬場島 0:55 0:25
トータル_ 3:35 3:05
1日として 9:35 8:10
山行時間_ 10:10
休憩時間_ 2:00
総合計 15:15 15:45
メインザックとサブザックの使分けなどの手間時間を差引すれば、ほぼコースタイム通りの山行となる。
☆日帰り山行を実施しているある人の内容を聞くと以下の様である。
馬場島 5:00
早月小屋 9:30
剱岳山頂 12:00
早月小屋 14:00
馬場島 18:00
山行時間 13:00
〔 お話した方の山行記録がアップされましたので、参考までにリンクを張りますね 〕
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-218498.html
天候 | 8/24 晴のち曇(ガス) 9:00頃から雲が発生し辺り一面濃霧となり、お昼過ぎに小屋についてから雨がぱらつく、夜は晴 8/25 晴のち曇(ガス)一時雨 9:00頃から雲が発生しお昼過ぎ馬場島で一時雨となる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3:30中野市営駐車場4:05-5:35有磯海A5:55-6:00滑川IC-6:40馬場島 〔 8/25(土)〕 馬場島15:05-15:45滑川IC-15:55有磯海SA16:10-17:30中野市営駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:馬場島荘入口に有ります。 トイレ:野営場内に2カ所トイレ棟有り、早月小屋は内(洋式便座×2・小便器×1)と外(和式と小便器多数)が有ります。小屋内は狭いですが綺麗でにおいも少ないです。 電話:馬場島荘ないに公衆電話らしきモノ有り、なんと白色?。 携帯電話:馬場島〜早月小屋手前までほぼつながりません。小屋手前のピークでバリ1〜2または圏外。小屋フロントは発電機が動いている時間帯のみつながります。山頂付近(バリ3)または室堂が見えるとつながる様です。 売店:馬場島荘にはバッジや清涼飲料水多数有り、350mlのビール400円かな。早月小屋にはバッジ(売り切れでした)500円、ペットボトル水500ml 400円 2L 800円、ビール350ml 500円、カップラーメン500円 早月小屋:詳細はHPで確認して下さいね。http://www.net3-tv.net/~hayatsuki/ フリーで使える水は一切なく、トイレの手洗いは消毒用アルコール(自動噴射)、顔も歯磨きも自前の水か購入して利用します。お湯のサービスは購入した水に限り無料で対応して頂けます。 水場:この時期飲料に利用出来る水場は一切ありませんでした。池塘は「小屋跡」と少しその上に有りますので自己責任での利用となりますが、やはり池塘の水なので飲料には適さないと思います。 〔滑川IC〜馬場島〕 カーナビがないとちょっと難しいかもしれません。「馬場島」「剱岳登山口」「早月尾根」などの案内は気が付くモノは有りませんでした。道は上市川を遡りますが、紆余曲折で道幅が広くなったり狭くなったりと運転には注意が必要です。一部崖崩れの為河川の仮設道路(ダート)を走りました。発電所近くは災害の為一車線規制で交互通行する箇所が有ります。 参考までに画像を参照願いますね。 〔馬場島〜展望台〕 初めの急登にちょっとびっくりです。「これが小屋まで続くのか・・・」と思うと気が滅入ります。体が温まり汗が出始めると、丁度ベンチが表れて来ます。そして展望台(どこが?)を過ぎるとしばらく水平道となります。登山道は一生懸命に整備をして有り比較的登りやすいです。降雨時は泥となりスリップしやすいと思います。 〔展望台〜1600mの標高標〕 森林地帯の中を歩きます。比較的水平道と登りが交互に出て来てテンポよく歩く事が出来ました。一本調子で登るより踊り場が有るとメリハリが出て楽な気がします。路面は土や腐葉土が中心で大きな木の根元を歩きますので、木の根でのつまずきやスリップに気を付けて歩きます。 〔1600mの標高標〜△点〕 だんだんと登りの割合が多くなって来ます。ギャップも高くなり呼吸が辛くなって来ますので、ペースを調整して対処しました。 ここが北アルプス三大急登の核心部、踊り場が少し有るだけですべて登りです。大きな木のある森林地帯を歩きますが、時折視界が開けて近隣の山並みが見えて気分転換となりますね。とにかく木の根が多くつまづきやスリップが頻繁に有り、冷汗も沢山かきました。 この登りは始めは「よいしょよしよ」とペースよく行くのですが、後半に入る事は「ボディーブロー」の様にじわじわと効いていきます。 〔△点〜早月小屋〕 △点を過ぎると比較的水平な道が有り楽に歩く事が出来ます。沢の上流部となる部分を歩くので、水が出やすく水たまりや泥濘(ぬかるみ)が頻繁に出て来ます。徒歩に困る程ではないけど汚れるのはちょっと嫌ですね。程なく小屋跡と思われる平らな広場を過ぎると、直ぐに左手に池塘、ここから少し登ると少し大きな池塘表れて、高山植物や草が目につくようになります。 更に上ると大きな岩が目立つようになります。そして小屋の手間は新たに峰に沿って作られた荒々しい道が現れます。ロープやお手製の階段、慎重程のギャップを木の根につかまって登るパワープレー、開墾したばかりなので道は柔らかく腐葉土と木の根と岩で歩きにくいです。ここで雨に降られたらちょっと困りますね。腕力のない方はすこし時間が必要となるのと、間違いなくズボンが泥で汚れます。 意外とここも大きな木のある森林地帯を歩き眺望は余り効きません。ちょっと目の前が明るくなり開けると、小屋前のピークに到達します。ちょっとした広さが有り十分にテン場としてうってつけです。何せ眺めが良いですね。(この時は一面ガスでしたが・・・) 〔早月小屋〕 二階建ての宿泊棟と左隣にコンクリート製のトイレ棟が有ります。その奥はテン場となっています。 小屋前はテーブルが有り既にお昼&宴会が始まっていいました。 玄関を開けると左手がフロント、元富山県警山岳救助隊隊長のおやじさんが強面で「お疲れ様」と声を掛けて暮れます。黙っていると怖いですが、声を聞くと何故だか安心しますよ。(人それぞれの感じ方によるか・・・・) 部屋は小奇麗で嫌な臭いも有りません、剣沢の小屋と比べると規模は小さいですが布団はフルサイズでした。寝具も冷たくなく心地が良かったです。夜は20:00消灯となっています。フロントにはNTTドコモの中継器が有り携帯電話が通じます。 乾燥室は有りますが自然乾燥となり今一つ乾燥しません。天気が良く風が有れば、外の物干しを利用するのが良いかも。 次の日に山頂へアタックする際は、自己責任で荷物を置く事が出来ますので、サブ(アタック)ザックを使っての登山が可能です。事前に小屋の方へ確認をして下さいね。 〔早月小屋〜標高標2614m〕 ここから一時間程低木の林を歩きます。途中から登りがきつくなりロープが出て来ます。道は砂と岩が混じるスリップし易い路面なので注意が必要なのと、浮石が多いので落石や落石をさせない気配りが必要です。 〔標高2641m〜山頂〕 剱岳の醍醐味「岩場歩き(登り)」が始まります。鎖場や岩場の簡単な登攀が有ります。ザレ場やナイフリッジ・痩せ尾根を歩きますので、不用意なつまずきやスリップにより転倒は、即滑落にや転落につながりますので注意が必要です。この道からの滑落・転落をした場合、間違いなく致命的なケガをしますので心して登りました。但し、普通に歩けば危険度は余りなく、岩場の登攀や鎖場の通過は三点指示を確り行って対処をすれば、楽しく歩く事が出来ますよ。 〔山頂〕 天候が良ければ(←当たり前か)360度の大展望を楽しむ事が出来ます。山の座居特定が楽しいですよ。ここは両側から登って来るので、団体さんが到着すると一気に賑やかになります。朝食もゆっくり食べれませんね。目の前に立山の山並みや室堂が広がり、奥には薬師岳や槍ヶ岳、富士山、八ヶ岳、南アルプス。見落としがちなのが東に広がる後立山の山並みが海から重畳なる山並みを見せてくれます。(逆光ですが・・・)因みに鹿島槍ヶ岳や針ノ木などは山頂でしか見られません。 帰りは黄色いマーカーが剣沢方面となるので注意が必要です。 浮石による滑落・落石に注意が必要です。 |
写真
感想
昨年はアルペンルートを使い室堂から立山を縦走し剣沢小屋まで歩きました。あいにくの雨模様で風景は楽しめませんでした。また次の日に剱岳へ登る予定でしたが、風雨に阻まれ断念しました。今年は天候も良く無事にリベンジを果たす事が出来来ました。メンバーは昨年と同様で、今回は「還暦のお祝い」も兼ねた記念登山となりました。その記念に「華々しい印象が残った」山行とした事は、お天道様や登山を支えている名も判らない「縁の下の力持ち」、そして留守を預かり快く送り出して頂いた「嫁さん」と、多くの方々に感謝をする次第です。
また、山でお会いした方々のすがすがしい挨拶を始め、生き生きとした笑顔や急登での息絶え絶えで苦しい姿、見ている方も心の中で「がんばれ」とつぶやくなど、どうも百名山いや剱岳という山は、里山では感じさせない「登山者を【光り輝く人達】」に変えてしまう様です。
距離にしてわずか十数キロ、平地では歩いて4時間程で歩き切る距離に対して10時間を超える時間をかけて歩きます。標高差は約2,200と急登である事は間違いないですね。
〔 前回の山行記録 〕
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-129394.html
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リベンジ達成おめでとうございます!
昨年はお天気に恵まれませんでしたが今年は無事登頂できて本当に良かったですね
鎖場は無事登頂のあとの下りが怖そうです
私は・・ちょっと予報に恐れをなして今年もリベンジできずに終わりました(笑)一生憧れで終わるかも・・・。
僕も先月早月にチャレンジして、ハサミに取り掛かるところで雨の為に敗退しました。
kinntakunnteさんに続くぞ〜
登頂、ご苦労様でした!!
shira-gaさんコンバンワです。
きつい登りの連続でした。陽が当たりにくい登山道で暑さも緩和し何とか登れた感じですね。2泊3日での山行予定なら確実に行けるかな。
登ってダメなら諦めるのも手かな?先ずは初めの一歩。
きっと歩き始めれば登れます。ちょっと僭越でございました。
umasouさんどうもです。
期待しています、umasouさんなら間違いなく素晴らしいタイムで歩けます。でもきっとそれ以上の何かを掴んで来られると確認しています。
kinta兄さん、剱岳に登頂おめでとうございます!
昨年悪天候で撤退しているので
今回の成功は嬉しさひとしおですね。
私は最近は新たな挑戦とかしないで
惰性的になっているので
kinta兄さんの再挑戦はほんと、すごいなぁと
思います。
姉さん、ちょっとご無沙汰ですね。
惰性と言っても初めの勢いが光の如くの速度なら、音速は超えれいるかも
でもリベンジはなりましたが、増々剱岳の魅力を感じてしまい、次は周辺を含めた縦走が出来ないか考えてしまいます。
遂に剱岳、しかも早月尾根での登頂、おめでとうございます。
剱岳、未だ憧れの霊峰!!!
kusmmkさんコンバンワです。
剱岳登られていないとの事ですが、ちょっと意外でしたね。是非是非チャレンジをして見て下さい。コメント有難うございます。
初めまして、cirrusと申します。
24日、早月小屋でお話させていただいた、単独日帰りの者です(多分ですが)。
小屋で飲まれていて、いいなぁ、私も飲みたいなぁと思いつつ、16時頃、馬場島に着きました。
翌日、良い天気、良い展望だったようで、うらやましいです
お疲れ様でした
cirrusさんコンバンワです。
いや〜まさかヤマレコユーザーの方だったんですね。山行お疲れ様でした。やはり予定通り18:00頃の到着で何よりでした。ぎりぎりライトをつけずに下れた感じかな。 それより、そのまま帰りを一人で車の運転で自宅まで帰った方が驚きですよ。山行後の運転はちょっとしんどいですよね、山頂での展望はちょっと残念でしたね、これは山が「また来てね」と誘っているのだと思います。
今度は同じ富山から室堂へ入って立山縦走と剣のセットをお勧めします。剣沢からの剱岳を見て下さいね。
コメントありがとうございました
kintakunteさんのレポは詳しく判りやすく
人が「?」と思うような事にも触れて安心でき素晴らしいです
早月尾根は魅了あるルート
私が師匠と慕う人は数年前に日帰りされたので
「私もいつかは!!!」と思っていますが
登山口までのアプローチが遠く気負いだけし
年がただただ過ぎてしまっています
ma-ruさんコンバンワです。いやー嬉しいですね、多分荷物をライトウェイトで、早月小屋で水を購入すれば往復10時間を切れるのではないでしょうか?
1日目は近くの中山などを登り、馬場島のキャンプ場で一泊し次の日トライなどは如何でしょうか?
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