越後駒ヶ岳(水無渓谷からグシガハナ、魚沼駒ヶ岳ピストン)
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- GPS
- 11:52
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,816m
- 下り
- 1,819m
コースタイム
- 山行
- 10:55
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 11:46
04:44 高倉沢出合
05:06 十二平登山口
05:44 雪見ノ松(二合目)
07:13 1308
08:40 グシガハナ 08:45
09:36 中ノ岳分岐
09:54 越後駒ヶ岳 10:15
10:34 中ノ岳分岐
11:15 グシガハナ 11:24
12:44 1308
14:14 雪見ノ松 14:21
15:00 十二平登山口
15:23 高倉沢出合
15:59 越後三山森林公園駐車場
注:復路のコースタイムは参考になりません。
右足アクシデントのため、1時間以上のロスタイムがあります。
天候 | 晴れのち曇り(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:越後三山森林公園駐車場−県道265−大和スマートIC−関越自動車道−都内 関越自動車道の大和スマートICは、利用時間の制限があります。06:00〜22:00 県道265号線は越後三山森林公園駐車場まで舗装されいますが、道が狭く待避所が何カ所もあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※越後三山森林公園駐車場−十二平登山口 全く刈払いが行われていません。コース上に身長ほどのススキなどの草が生い茂っています。 朝露のためびしょ濡れになります。 濡れたくない人はレインウエアの上下をお薦めします。 暗いうちに出発する場合は、メガネ等で目の保護をした方がよいでしょう。 草は生い茂っていますがコースは明瞭です。 ※十二平登山口−グシガハナ 登山口からいきなり急登です。 グシガハナまではひたすら登ります。 急登のイメージは、登山道両脇の小枝や根に手を掛けて、体を引き上げる感じです。自力(両足だけ)では登れません。 急登にもかかわらず、コース中にハシゴや階段はありません。 トラロープが一ヶ所あります。 ストックは邪魔です。 下りはもっと大変です。 ※グシガハナ−越後駒ヶ岳 グシガハナ山頂の展望は抜群です。 快適な稜線歩きで駒ヶ岳へ向かいますが、中ノ岳分岐への登りは笹が生い茂っており足元が見えにくいです。 まったく刈払いは行われていません。 下りは足元が見にくいので注意が必要です。 コース全般に危険箇所はありませんが、歩く人が少ないのか、コース整備はほとんどされていないと思った方がよいでしょう。 |
写真
感想
4月に登った巻機山から見た越後三山が魅力的で、GWは越後駒ヶ岳と決めていた。
コースは八海山と中ノ岳を見ながら登れる水無川から、、、
しかし南魚沼市のWEBサイトでは新潟・福島豪雨による土砂崩落で入山できないとある。
何回見ても一向に解除される気配がない。
様子を見に行くにもチョット遠い。
8月に入って、水無川からの沢登りの記録がインターネットに載った。
ヤマレコにも記録がアップされ、登山道入口の状況が判った。
なんだ入れるじゃん。
所用続きだった8月はまったく山へ行く時間がとれなかったが、26日の日曜日は何とか調整ができた。
ところがまたドジをしてしまった。
最近はミスだらけ、、、
土曜日の朝のランニングで、右足の親指を捻挫してしまった。
路上の小石を踏んでギクッ!
たいした痛みではなかったが、帰ってみると親指の付け根が腫れている。
すぐにアイシングをして、腫れが引いた午後、登山靴で20分ほど歩き回ったが特に違和感はなかった。
都内を出たのは0時半頃、越後三山森林公園駐車場に着いたのは4時少し前。
駐車場には重機などと乗用車が2台あったが、工事関係者のものか登山者かは不明で、人の気配はない。
4時半少し前、ヘッデンを点けて駐車場を出発。
林道の入口には「通行止」。
その先には重機が置かれ侵入を阻止、「登山をご遠慮下さい」と書かれた紙が貼られている。
これを乗り越えると、身長を超えるススキなどの草が覆い被さっている。
草はたっぷりの夜露を含んでいる。スパッツなどは効果無し。
レインウエアの上下が必要だが、夏だから乾くだろう、っと濡れたまま進む。
ススキが覆い被さっているので、半袖は止めた方がいい。
十二平登山口まではほぼ水平道で快適に歩け、迷うようなことはない。
登山口には水場があるような案内があるが、涸れているのか見つからなかった。
この先は駒の小屋にでも寄らない限り水場は無い。
登山道は急登で始まる。
手入れもされていないので登山道にササや小枝が延びている。
急登だからと言ってもステップなどはない。
九十九折りなどもなく地形通りに真っ直ぐ登る。
登山道にはササの葉や枯葉があり滑る。
自分の足だけでは登れないので、両脇の小枝や根を持って体を引き上げて登る。
1308のピーク(?)を越えて、グシガハナの登りになると更に勾配はきつくなる。
それでも所々で展望が開け、八海山を見ながら登ることができる。
森林限界を超えると、目の前には中ノ岳、中ノ岳から八海山へのギザギザの稜線。
ギザギザの奥には巻機山。
火打や妙高はチョット靄っている。
グシガハナの山頂、山頂標はなく痕跡だけがあった。
展望は抜群で、会津駒ヶ岳から中ノ岳への縦走路もそそられるものがある。
逆光気味だが平ヶ岳や荒沢岳、恐らく燧ヶ岳や至仏山と思われる山塊も見えた。
グシガハナからは快適な尾根道であるが、中ノ岳分岐への登りは、一面ササに覆われており、乾いたウエアはまたびしょ濡れ。
足元が見えないので滑らないように注意。
越後駒ヶ岳の山頂に着いたのは10時チョット前。
だれもいない。
冷たいビールと、今回初めてキュウリも冷やしてきた。
うまい!くせになりそう。
伯方の潮はニガリが入っているのでキュウリには合わない。
次は食卓塩にしよう。
食べ終わった頃、駒の小屋から5人の登山者が登ってきた。
下を覗くと他にも登山者が登ってくる。
行動食はグシガハナで食べることにして帰る準備をする。
まずまずの天気で展望も楽しめた。
ここまで右足親指の捻挫は忘れていた。
グシガハナの山頂で十分なエネルギー補給をして、急登を下る。
下ると行っても、前向きには歩けない。
まるで落ちるようなので、登山道脇の小枝やササにしがみついて後ろ向きに下りる。
足元が滑りやすいので、ストックは役に立たない。
樹林帯に入ると多少傾斜も緩むので、ストックを出して前向きに歩いた。
これがまずかった。
急坂で前向きに歩けば親指が靴の先端に当たる。
最初はそれほどでもなかったが、ボディブローのように利いてきて、前向きに歩けなくなった。
カニのように横向きに歩いたり、枝を掴んで後ろ向きに歩いたり、大幅に時間をロスして十二平登山口まで下りて来た。
予定より1時間以上も遅い帰着だったので、日帰り温泉はチョット無理そう。
途中の沢で水浴びをして帰ってきました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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hottenさん、こんにちわ。
エチコマお疲れさまでした。
前日、平ヶ岳を目指したはずが、何故か同じく越後三山森林公園から
エチコマを目指し「登山ご遠慮下さい」でビビリ、藪漕ぎびしょ濡れで
撤退してきたHorumonです(;^ω^)
やはり険しいコースだったんですねぇ(´ε`;)ウーン…
何の予備知識もなく越後三山森林公園に向かってしまいましたが
hottenさんのレコを見て撤退しておいて良かったと本心で思っております(;^ω^)
リベンジもしたいところですが我々は別のコースから|д゚)チラッ
足の方、大丈夫でしょうか?ご自愛下さいませませ。
帰宅されてから右拇指は腫れませんでしたか?
私も以前に皇海山に登った時に腰まである笹の夜露でズボンがビショビショになってしまったことを思い出しながらレコを拝見させてもらいました。
急登は登りより下りの方が大変だったのですね。
お疲れ様でした
今回は冷えたビールときゅうり、良いですね
我が家では、きゅうりというと味噌ですが
痛みが長引きませんように、お大事にしてください
hottenさん、こんばんは。
どうも雪山といい、難易度が高くないとそそられないようですね
藪が苦手な私は、敬遠する領域です
でも、山頂よりの眺めは抜群ですね!
ハンググライダーで山頂に行けたら「あり」な山ですね
定番のアサヒに新顔のキュウリ!
何ともおつなオツマミ
足の故障、お気の毒様です
ランニングが生み出す持久力!あやかりたいものです
あら、前日に越後三山森林公園にいたのですネ。
確かに薮漕ぎは大変でしたが、十二平の登山口までです
登山口からはワイルドですが薮漕ぎのない登山道です
このコースの素晴らしいのは、八海山と中ノ岳を目の前に見ながら登れること
急登なんて何でもありません...ウソウソ
是非このコースでリベンジして下さい
足の方はたいした腫れもなく、回復基調です。
お気遣い有り難うございました
足は帰宅後すぐに冷やしました。
腫れもたいしたことはなく、痛みも治まりました。
お気遣い有り難うございました
キュウリはやっぱり味噌ですよネぇ、、、
今回は塩分補給のつもりで塩でしたが、ビールと相性がいいのは、味噌だと思います
でも、持ち運びが不便ですネ
チューブ状の容器があればいいんですが、、、
また、おバカをやってしましましたが、足は軽傷で済みそうです
特別に難易度で選んでいるわけではないのですが、、、
山頂で見渡して、魅力的な山があると
ただ、人混み、雑踏があまり好きでないので、ついつい地味なコースを選んでしまします
hottenさん、こんばんは。いつもレコを拝見
「わ、キュウリ!同じ
尾瀬などで水にプカプカ浮いた、キュウリやトマトが1つ100円だったので、
自分で冷やして持って行くことを考え付きました。
ホント、味噌が一番ですよネ。今度はラップを2重にして持っていこうと思います
越後駒ヶ岳
とても魅力的ですね!
最後は沢で汗を流す…ワイルド山行にふさわしい締めくくりです
足指、回復されてホッとしました(^^)
pippiさんのレコ、いつも楽しく拝見しています。
お名前を出して失礼しました
槍沢のレコで、キュウリがあまりにも美味しそうだったので、ビールと一緒に氷で冷やしながら担ぎ上げましたが、暑い日の冷えたキュウリは最高でした
クセになりそうです
越後の山々は標高はありませんが山塊は大きく麓から登るのでたっぷり一日楽しめます
静かなのもイイですネ
次のレコも楽しみにしています。
hottenさん、こんにちは〜
hottenさんのレコで越後駒を見たんだった
このレコをHorumonさんに教えてあげればよかったと、今になって思い出した
しかし、こんな藪コキの中、よう進むわ
と、昨年の皇海山を思い出しましたよ
あの時も全身ずぶ濡れで進んだ僕ですから
大変、お疲れ様でした
ご訪問ありがとうございます。
薮漕ぎが好きな人なんていませんよ
このままどこまで薮漕ぎが続くか心配しながら歩いていました
薮漕ぎは猛暑の夏限定ですネ
私も飯豊が頭から離れません
山が大きいだけに、日帰りではいいコース設定ができません。
雪もあったほうがいいですネ
無理をなさらず、膝と相談をしてお出掛け下さい
hottenさん、初めまして。
いつも拍手を頂き、ありがとうございます
ほんまにバ○ナよりキュウリの方が旨そう!!
今度はキュウリも持っていこうかな〜
「山キュウリの会」発足?
アカンアカン
Mさんに除名されるぅ
写真が豊富なレコ、いつも楽しみに拝見しています。
実は私、バナナが食べられません
全くダメなのです
日帰りの山行では、野菜など思いもつかなかったのですが、pippiさんのレコで拝見して持っていったら大正解でした
ビールのツマミとしてもぴったりです
山バナナではカロリー大杉っという方には山キュウリお薦めです
hottenさん こんにちは
超遅コメントで失礼。
藪が深く、朝露でぐっしょり・・・・。
「乾くからいいさ。」
という潔さに感心します。
しかも、トンネルの中を這って通過するなど
恐怖そのものです。
hottenさんのレポを見たら
「このコースはパスだな。」
と確信しました。
「パス」と言うより無理。
いわゆる「通」のコースですね。
そんな苦労の後のビールは想像がつきます。
「至福の一杯」
の肴は冷えたキューリとこの苦労でしょうね。
お疲れさまでした。
ビール&キューリは一度試してみます。
きゅーりはマヨネーズでね。
このコースはもともと残雪期に行きたいと思っていました。
GWの聖岳より優先度は高かったのですが、登山口の状況が判らず、この時期になってしまいました。
トンネルは、普通に歩いていると判らないと思います。
登山道から外れて、少し川に下りる必要があります。
トンネルの上は雪崩の巣だと思いますので、冬期限定の通路です。
怖いもの見たさに行ってみましたけど、マジ怖いです。
通ったのは薄暗い時間帯で、距離は長く、真っ暗で、途中に上から押しつぶされている場所があり、この先どうなるかと思いながら這って進みました。
出口付近では、コウモリと思われる鳥にアタックされました。
厳冬期以外はトンネルを通る必要はないでしょう。
でも、このコースはいいですよ
キュウリを持ってお出掛け下さい
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