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Yamareco

記録ID: 219501
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

大峰の秀峰、釈迦ヶ岳

2012年08月25日(土) ~ 2012年08月26日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:18
距離
5.3km
登り
564m
下り
435m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

<1日目>
8:00太尾登山口
9:10古田ノ森
10:00釈迦ヶ岳
千丈平まで戻るも再び大峰奥駈道まで戻り、深仙ノ宿目指す。
11:30深仙ノ宿

<2日目>
7:00深仙ノ宿
8:10古田ノ森
9:40太尾登山口
天候 <1日目>午前中曇り、昼一時晴れ、夕方以降曇り
<2日目>強風&雨〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道168号旭橋より林道。17km先に太尾登山口。トイレあり。
手前にも登山口はあるが駐車場荒廃。下山時、太尾登山口との分岐から
少し進んでみましたが登山道もかなりわかりづらく
(踏跡が随分踏まれていない感じ)ほとんど使われていないのでは?
コース状況/
危険箇所等
釈迦ヶ岳まで危険箇所は特にありません。稜線上を楽に登れます。
ただ、奥駈道を深仙ノ宿に向かうには笹が深くて地面が見えづらく、
見えない岩やいきなりの深みに注意。笹は濡れていることがあるので
素足に短パンなどを避け、スパッツの準備などあるといいと思います。

・水場について
千丈平のかくし水は水量豊富。逆に深仙ノ宿の香精水はかなり細く、
汲むのにかなり時間を要しました。
登山口駐車場にあるトイレ
2012年08月18日 12:03撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/18 12:03
登山口駐車場にあるトイレ
ここから登ります。
2012年08月25日 08:04撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 8:04
ここから登ります。
最初は日陰の樹林を歩きます。
2012年08月25日 08:17撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 8:17
最初は日陰の樹林を歩きます。
しばらくいくと木々はまだらになり、明るい稜線を歩きます。
2012年08月25日 08:29撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/25 8:29
しばらくいくと木々はまだらになり、明るい稜線を歩きます。
トリカブト
2012年08月25日 08:33撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 8:33
トリカブト
倒木が多いです。
2012年08月25日 08:35撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 8:35
倒木が多いです。
天気はガスっぽく
2012年08月25日 08:47撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 8:47
天気はガスっぽく
いちいちきれいなので何度も立ち止まってシャッターを切ります。
2012年08月25日 08:51撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/25 8:51
いちいちきれいなので何度も立ち止まってシャッターを切ります。
古田ノ森付近
2012年08月25日 09:00撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/25 9:00
古田ノ森付近
低いところの眺望はひらけているのですが…
2012年08月25日 09:28撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 9:28
低いところの眺望はひらけているのですが…
シカの群れ
2012年08月25日 09:37撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/25 9:37
シカの群れ
逃げてくれよォ〜〜〜
2012年08月25日 09:38撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/25 9:38
逃げてくれよォ〜〜〜
奥駈出会
2012年08月25日 09:51撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 9:51
奥駈出会
最後はほんの少し…
2012年08月25日 09:55撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 9:55
最後はほんの少し…
急登です。
2012年08月25日 09:57撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 9:57
急登です。
念願のお釈迦様。思ってたより大きい!
2012年08月25日 10:08撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 10:08
念願のお釈迦様。思ってたより大きい!
深仙の宿
2012年08月25日 11:36撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 11:36
深仙の宿
避難小屋
2012年08月25日 11:36撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 11:36
避難小屋
苔に埋まった石。日本庭園みたい。
2012年08月25日 11:36撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 11:36
苔に埋まった石。日本庭園みたい。
いまのところ一人ぼっち!
2012年08月25日 12:36撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 12:36
いまのところ一人ぼっち!
晴れてきました。
2012年08月25日 13:01撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/25 13:01
晴れてきました。
みるみる雲が消え台方面への眺望が開けます。
2012年08月25日 13:06撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 13:06
みるみる雲が消え台方面への眺望が開けます。
大日岳
2012年08月25日 13:22撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/25 13:22
大日岳
少し稜線を上がれば、釈迦ヶ岳頂上も見えました!
2012年08月25日 13:37撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/25 13:37
少し稜線を上がれば、釈迦ヶ岳頂上も見えました!
石の塔?らしきものが見えます。
2012年08月25日 13:38撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 13:38
石の塔?らしきものが見えます。
頂いた梨の一本剥きに挑戦。
2012年08月25日 13:50撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/25 13:50
頂いた梨の一本剥きに挑戦。
2日目はガス。稜線上は強風でした。
2012年08月26日 08:02撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/26 8:02
2日目はガス。稜線上は強風でした。
バリカンで刈ったような道。
2012年08月26日 08:04撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/26 8:04
バリカンで刈ったような道。
高度を下げるとこの日最初の青空が顔を出します。
2012年08月26日 08:36撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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8/26 8:36
高度を下げるとこの日最初の青空が顔を出します。
到着。昨日より車が多く停まっています。
2012年08月26日 09:49撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/26 9:49
到着。昨日より車が多く停まっています。
林道より七面山?
2012年08月26日 10:05撮影 by  DSC-HX7V , SONY
8/26 10:05
林道より七面山?
撮影機器:

感想

実はこの山行は先週行う予定でしたが、登山口に着いて雷がゴロゴロ、
雨も降り出したので、若干30分ほどで切り上げたリベンジです。

8/25は天気予報通り奈良盆地は晴れの兆し、このままもってくれよーと
思いながら車を飛ばしたのですが、国道168号と途中、大塔村の新天辻トンネルを
ぬけるといきなりの曇り。おおい雲溜め込んどったらあかんでぇ〜、もっと流していこ!
結局その雲は登山口まで山々のてっぺんを覆い隠しているのでした。

でも登山口から麓を見れば、下界は良く見えるし、やがてこの雲も過ぎ去るのでは
ないかという淡い期待をしながら準備をしていざ出発!
気温も高く、ガスも薄いようで時折晴れ間も見えました。
古田ノ森付近の稜線上は緩やかな笹の原に木立がまばらに生えた天国のような
場所でした。食せば一気に天国へ行くことのできるトリカブトの花も多く咲いて
いましたが、バイケイソウは種子だけを残し、黒く立ち枯れていました。

鹿の群れに出会った千丈平を抜ければ間もなく大峰奥駈道との出会い、釈迦ヶ岳
方面にルートをとれば間もなく頂上です。お釈迦様は思っていたより大きく重厚で、
これをひとりで担ぎ上げたというからスゴイ!私なんか頭一つ分くらいでダウンしそう。
頂上は展望なし。でもこのお釈迦様に会えた事で満足し、来た道を戻ります。

天気もあんあまり良くなさそうだし今日はテント泊ぜずに帰るかと思いながら千丈平まで
下るとこのエリアのベテランらしきお二人組みに会った。
「あまり天気は悪くならない」とのことで、意を決して再び奥駈まで登り返し、
深仙ノ宿へと向かう。この稜線、笹が道を覆い隠して地面が見えにくく、隠れている
岩や急な深みに苦労しながらやっとのことで深仙ノ宿へ到着。
テントを設営し、少し早いがまったりモード。本を読んだり、ウロウロしたり、写真を
撮ったりしながらこの場での一人幕営の覚悟を決める。途中とおりすがったおじさんに
梨まるごといただいた!山で瑞々しいフルーツ!本当にありがとうございます!

五時前、既に鹿の声には慣れきったころ、またガサゴソという音が斜面上から聞こえる。
熊はないで、熊だけはないで〜!とおそるおそる耳を傾けていると、どうやら人のよう…。
この時間にここを通過することはないだろうから、ここにテント泊か避難小屋かな?
下りてきたのは東京からいらしたという明らかに日帰りではない装備のおにいさん。
なんと吉野から縦走してきたそう。たしか深仙ノ宿で三泊目とか。
本当は奥駈制覇を目指していらしたらしいが時間的に明日前鬼へ下るという。でもこれだけでも大したもんだと感動しました。関東の人が貴重な長い休みを利用して、
なぜ大峰までということにも興味を持ち、隣にテントを張られたこともあって眠りに
つくまでの間しばし談笑させていただきました。自分のものではないのだけれど、
また大峰にいらして下さると嬉しいです。

次の日は前夜からの雨&風でテントを撤収するのをためらうくらい。
隣のお兄さんと意を決してテントを回収しだしたのが6時半頃。晴れれば大日に
行きたかったのですが、止む無く下山。前鬼まで下られる一泊を共にした
おにいさんと別れを告げます。

帰りは奥駈を登らずに千丈平までのトラバースルート。昨日は道がわかりにくいとの
アドバイスを受けためらいましたが、テープがあったので慎重にルートを探せば
わりと楽に千丈平までたどり着くことができました。

古田ノ森を過ぎたあたりから徐々に空が晴れだしました。
ちょっとタイミングを逃してしまった感がありますが、森が美しく、
交通アクセスさえ除けば比較的楽に登れるこの山には何度も足を運びたいものだな、
そう感じました。

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コメント

釈迦ヶ岳ですか〜
fineridgeさん、こんにちは
ちょうど「最近、大峰行ってないわ〜」って思ってたところだったんです
子どもが山歩きを始めてから単独がなくなったので、大峰に行けないんです。

今回はテント泊されたのですね!
近頃は山に限らず、街中でも天気の急変がありますから計画するのが難しいですよね。
fineridgeさんの記録を拝見して、久しぶりに釈迦ヶ岳への稜線を歩きたくなりました。
子どもも大丈夫と思うのですが、アクセスと熊がちょっと…
2012/8/27 17:21
アクセス悪いですよね
cocoe さんこんばんは。
確かにアクセス悪いですよね。だからこそ、あれだけ人を
惹き付ける要素があるのに、静かな山行が楽しめる
といったとこなんでしょうか。

お子さんも全く問題ないでしょうね。
熊注意の看板が林道にやたら多いと先週の撤退時
気づいたもんで、今回初めて熊鈴使いました。
自分ではあの音、気にならないもんですね。

テント泊、ヒマでしたよー。ヒマという贅沢。
お酒もっと持っていけば良かった
2012/8/27 19:40
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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