【方違作戦】群馬・八王子丘陵〜新田金山【己35.4】
- GPS
- 06:29
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,201m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:太田駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風19号等の影響は、ほとんど無いか、解消されており、通行に支障無し。 細かいアップダウンあり。 |
写真
感想
昨年の台風19号等により、関東での山行地域選びも難しくなっている。
そんな中、山と里の際を歩いて、どこまで問題無く歩くことができるか、探りながらの山行をしてみよう。
今回は、群馬県の桐生・太田地区の丘陵もしくは日光・足尾の前衛部を歩くこととした。いざとなれば、転進もしやすい。
【早々に転進】
朝早く、桐生駅に到達したものの、切符を落としたことに気がつき、気は重い。普段は胸ポケットに入れているのにズボンのポケットに入れたために、物の出し入れの際に落ちてしまったようだ。その出したものを高崎線の電車内に置き忘れて両毛線に乗り換えようとしていて、それは辛うじて回収したものの、その際に切符が無いことに気がついていれば、もっとよく探したのにと悔やまれる。
結局、2310円をもう一回支払うことになり、憤懣やるかたないが、
・帰路、特急を利用しない 約−1000円
・締めの外食をしない 約−700〜1000円
・外で入浴しない 約−800〜1000円
と出費を抑えることでカバーする。
それだけならまだ良かったのだが、桐生駅北稜の吾妻山を目指したところ、入山点を大きく間違ってしまった。相次ぐミスにいよいよ全てが嫌になる。
今回はやめにしようかなとも思ったが、それでは運賃の二度払いも本当に無駄になってしまうので、災いを転じて福と為すべく、山行地域を南転することにした。
【八王子丘陵】
気を取り直して八王子丘陵へ。平野の中にポッコリ浮かんでいる長い丘陵は、東京で言えば、狭山丘陵辺りに当たるのだろうが、それとは違って、しっかりとした山道になっている。すぐ近くに住宅地があるとは思えない程の雰囲気。そして、里山らしく、よく仮払われ、スッキリとした雑木林。山の空気に触れて、私の心は洗われ、気持ちも晴れる。光に満ちた尾根歩きに初っ端の躓きは完全に解消された。
まことにありがたいことである。
道は山道として歩くに申し分なく、標高が低いといっても細かなアップダウンがあって、歩き応えは十分にある。展望も開け、いざとなればすぐに里に下りられるのも高ポイント。東京近郊にもこんな丘陵があれば良いが。今度、狭山丘陵でも歩いてみるか。
【新田金山】
八王子丘陵の南側にぽつんと屹立する山城跡。南にこれまた八王子山という山々を従える。脇に「ぐんまこどもの国」という遊園地が有るからか、山頂近くまで車道が通っており、それだけだと趣を失するが、ちゃんとハイカー用の道が脇についている。最終局面はちょっとした岩場だ。
上に登ってみると、山城として機能していただけあって、非常に見晴らしが良い。また、石垣がしっかりしており、城跡としても十分見事なものだ。単独で訪れても十二分に楽しめるのではないかと思われる。
【総括】
こういう里の近い山は、ちょっとミスってもすぐリカバリできるという気持ちになりがちだが、今回ばかりは心が折れるかと思った。しかし、それを癒すのもまた山。
今回放棄した吾妻山は、また機会を見て鳴神山等とセットで歩くことを検討したい。
〜おしまい〜
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